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ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第44話】東京から横須賀へ。ゆとりを手に入れて気づいた、「がんばる」という思考停止。

人生を運転するうえで、アクセルでスピードを出すか、ブレーキを踏んで止まるか、しか方法を知らなかったヨメも、ようやく「ギアってものを使うとスピードがコントロールできるよ」と理解できたこの経験。おかげで、休むときはしっかり休…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第43話】時代が変わったいま、改めて考える「複業・副業」をして生きること

複業を始める前に考えがちな、この「実力不足じゃないか」問題。 身のまわりを見ていると、ずっと軽やかに乗りこえている人がたくさんおり、とても勇気をもらえます。 たとえば、私の知人に週末だけフォトグラファーをしている会社員の…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第37話】 水引デザイナーのチカラ / 小松慶子さんの場合

水引を仕事にしたいとは思いつつも、最初は本当に仕事にできるのかは全く見当がつきません。頂いたお仕事は報酬の額に問わずお引き受けし、自分のできる限りのことをしていきました。しかし、スパイラル水引のプロジェクトに参加したこと…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第36話】 フリーアナウンサーのチカラ / あさがみちこさんの場合

自分がやりたいことを貫くだけではなく、人から求められ、それをやって、それが評価されて、つながっていくのが向いている仕事。頂いたお仕事が自分のやりたい事とベクトルが違っても、その違うはあくまで主観で、相手はできると思うから…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第42話】マルシェが増えた今だから考える、どこに出店し、誰に見ていただくのか

出店という立場からつい「そこでは売れるのか・売れないのか」という目線を中心にマルシェを見てしまうことがあるのですが、結局のところ、賑わいを生んで多くの人に愛されるマルシェを作っているのは「人」。つまり運営をしている方たち…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第41話】ちいさなお店をアトリエにするまえに、床のDIYに挑戦したこと

驚いたのは、フローリングを敷き終わるとすぐに、看板犬のレラがやってきて、床の上にごろりと横になったこと。私たちもスベスベとした木の感触がとても心地よく、部屋には木の匂いが立ちこめています。「やっぱり本物の木にして良かった…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第40話】ちいさなお店が、横須賀に移転したこと

「今日、今から物件を見たい」と連絡すると、幸運にもOKの返事。駅まで迎えに来てもらい、現地に着いたときパッと雲が晴れたような気持ちになりました。その家は平屋で、太陽の光がさんさんと差し込むリビングに、ヨメが仕事場にできる…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第34話】 脳科学マーケティングコンサルタントのチカラ / 永春啓太さんの場合

結局「自分が知りたかったのは人の心なんだ」と辿り着きました。どうしたら人の心は動くのか、触れてみたい、使いやすいと感じるのか、すべて脳科学や認知科学と紐づいていた。その時初めて学術的なものを学ぶ意義を感じたんです。目的が…

morohoshi

ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【最終話】 怖いもの見たさで覗いた世界の先で見つけたもの 2017年~2018年 / 諸星久美

けれど不思議と焦りは微塵もなかった。また書ける時が来ると信じて、1歳だった次男を背負い、3歳の長男を遊ばせながら読書をしていた頃のように、疲れた体をソファに沈めたまま、映画を観て、本を読んで過ごした。そしてまた小説を書く…

面倒な映画帖

面倒な映画帖46話 謎の行動はフロンティアに通ず 『フランス軍中尉の女』/モトカワマリコ

コンビニのビニール袋が、どこへ行くつもりだったのか、誰にもわからないのは、袋に意図がないからなのだが、人間の行動が謎なのは未知なる独特な価値観があるから。フロンティアにいるなら本人の中で顕在化していないので、説明も難しい…

morohoshi

ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第11話】 動き始めた! 2017年~ / 諸星久美

「君、幸せでしょう? 幸せな人が書くものって、つまんないんだよね」と言われたことで刺さった棘は、刺さったままでいいと思っている。刺さったまま、幸せに見えたまま、そして私自身が幸せに満ちたまま、感謝を持って吉満さんから貰っ…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第39話】ちいさなお店の安全を守るために、考えておきたいこと

来客の中には悩ましい対応を迫られる場合も。残念ながらいつも商品はほとんど見てもらえず、どうやら目的は「お話すること」のみ。一度も買い物をしたことがないとはいえ、お店に訪問してくださる以上はお客様です。根本には誠意を持って…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第29話】 インテリアコーディネーターのチカラ / 山中智子さんの場合

コーディネーションの仕事、何かと何かを組み合わせる仕事は、今後SNSやAIの台頭とともに、一般の人やAIでも可能な範囲というのは増えていく。プロとしてやっていくためには、プラスαの知識や専門領域、熟練したプロとしての経験…

morohoshi

ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第10話】 生きたい場所が明確になる 2017年~ / 諸星久美

完全なる、ダブルブッキング。本来なら、先に予定のあった送別会を選ぶのが筋。けれど、勘違いに気づいた時の私は、頭で考える当たり前よりも、体が選びとった選択に身を任せた。体はまっすぐに、また吉満さんに会いたい。今、会いたい。…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第38話】押しつけ? それとも説明不足? ちょうどいい「接客」の距離感とは

「実は接客が苦手で」とご相談をいただくこともしばしば。ヨメはラッキーなことに、育った実家ではお客様が来る商売をしていましたし、以前アパレルでも働いていた経験があるので、初対面の方と話すことにあまり抵抗がありません。しかし…

morohoshi

ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第9話】 動いたことで繋がったご縁について 2014年〜 / 諸星久美

返事が待ち遠しい。いや、うそ、本当は怖い。そんな思いで待つ私のもとに届いた横里さんの返事を、私は何度も、何度も読み返した。読み返すたびに、緊張で凝り固まっていた心が、喜びで肥大してほどけていくのを感じた。そして、その大き…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第28話】 シニア不動産コンサルタントのチカラ / 若杉アキラさんの場合

家探しに苦労されている高齢者の方は多く、住むところが見つかって喜んでいただけるのは自分にとって大きな喜びです。高齢者だから障害者だからと言って、その人の人となりや人物をみないで、家を貸さないという世の中の理不尽さには正直…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第37話】迷ったら、手を動かすこと

そっとしておく時期があり、話し合いもしたり、時にはケンカになったり。様々なプロセスを経て、店主はいまひとつの結論にたどり着いたようです。「答えはすぐに見つからないけど、まずは今作りかけているものを一つひとつ終わらせようと…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第27話】 サプライチェーン業務プロセスオーナーのチカラ / 新倉菜摘さんの場合

もともとパン屋の娘。実体のない金融商品を扱うことにギャップを感じていた私は「オペレーションマネジメント」のコースを選びました。その時はまさかその選択が自分の人生を左右していくとも考えていなかったのですから、人生は面白いも…

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ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第8話】 小説を学ぶ中で、自分の不足と向き合う日々 2016年 / 諸星久美

作家の先生方が共通して言われていた「とにかく書く。書き続ける」という泥臭いチャレンジならできると思ったからだ。なんて諦めが悪いのだろうと思いながらも、打たれても消えない熱こそが答えのような気もした。簡単に手にできないもの…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第26話】 ライフプランナー(生命保険営業)のチカラ / 日野悟さんの場合

プロのセールスマンはますます必要とされると思います。なぜなら、これからは高齢化社会。人が亡くなることで相続が爆発的に増え、相続トラブルも非常に増えるでしょう。そこを受取人が決まっている生命保険を使うことでトラブルを防ぐこ…

morohoshi

ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第7話】 書きたいものを模索する日々 2015 – 2016年 / 諸星久美

子どもが、悩み、自問し、周りにいる魅力的な大人に影響を受けながら成長していく物語を幾つか書いてきた私にとって、『りんどう珈琲』はドンピシャで好みの物語だった。ああ、やっぱり小説が書きたい。心底そう思った。ボッと音を立てて…

面倒な映画帖

面倒な映画帖42話 2008年、ふたりは防水シートにくるまる 『ベルサイユの子』/モトカワマリコ

貨幣経済の外で生きるのは、少しぐらい寒くても、病気の時に不安でも、自由ですがすがしいものなのかもしれない。しかも棲家があるのは、鹿が跳ねる美しいベルサイユの森。フランス史に残る王妃が贅を尽くして建てさせた優美な城を従えて…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第36話】イベント成功のカギは、出店前後の「イメージトレーニング」にあり?

どんなお店でもそうですが、売り買いが成り立つ瞬間とは「人」「もの」「場所」がタイミングよく出会ったときだけ。仮にたくさんの「人」が集まる人気のイベントに出たとしても、すべてのピースがパチリとハマらなければアイテムに動きは…

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ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第6話】 12歳の長男が、夢の叶え方を教えてくれた。2014 – 2015年 / 諸星久美

締め切りに合わせて原稿を書き、言葉を紡ぐことを生業にしている人たちと並走させてもらった経験は、コツコツと一人で書いてきた中では味わえない充実のひとときだった。もっと書きたい。書く時間の中だけに身を投じたい。その思いは、心…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第35話】安定している時期だからこそ、未来に種をまくこと

少女の後ろ姿は今もはっきりと覚えています。彼女を思い出すのと一緒に「私はどれだけ一生懸命やれてるかな」という思いが湧いてきますし、そのたびいつも自分が恥ずかしいように思えて、毎回ちょっとだけ落ち込みます。安定しているよう…

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ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第5話】 自費出版から営業へ。数年後への種まきシーズン。2012 – 2013年 / 諸星久美

主婦の自費出版本など、いきなり飛び込みで持って来られても、というのが現実なのだろう。けれど、そんな飛び込み営業の日々の中でも、ちゃんと話を聞いてくれる人とくれない人がいることを知ったのは、面白い経験だった。「はぁ、何言っ…

面倒な映画帖

面倒な映画帖40話「ケイブル・ホーグのバラード」手を離したら戻らない / モトカワマリコ

いよいよ風船が、空に向かって飛んでいってしまうと、手を離した後悔と、自由にしてやったという確信犯的な気持ちがないまぜになり、風船が視界を外れて点のようになり消えていくまで眺め、涙があふれる。自由にしてもらったのは、実は私…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第23話】 造作大工のチカラ / 齋藤久洋さん 髙山和之さんの場合

ドラマなどで見る大工さんは、黙々と寡黙であったり、厳しい親方の指導があったり、「怖い」みたいな一律的なイメージで語られやすいなと思います。確かに厳しい場面もあるとは思いますが、インタビューの際に、工事現場の近くでお仕事終…

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ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第4話】 書くことを再熱させてくれたもの 2009 – 2011年 / 諸星久美

もう一日も無駄にして生きることはできない。最期の瞬間に「それなりに良い人生だった」じゃなくて「良い人生だった」と、ちゃんと自分を褒めてあげられるような生きかたをしたい。そして、それを、子どもたちにも伝えていきたい。日本中…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第22話】 育爪士(いくづめし)のチカラ / 嶋田美津惠さんの場合

顔は鏡をみないと認識できませんが、爪なら自分でいつも見ることができますよね。「手=自分」という風に認識できたなら、自信を持てるようになります。爪を嚙む癖がある人は、人に見られたくないので手を引っ込めがちですが、爪を嚙まな…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第34話】ちいさなお店の意見の違い、どう乗越える?

もともと店主とヨメは性格がけっこう違います。店主は慎重派ですし、ヨメはまずやってみて考えよう、というタイプ。うまくまわっていけば、お互いにない部分を補い合って非常にスムーズなのですが、かみ合わなくなった時はガタガタ。この…

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ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第3話】 多忙で書くことから離れ、読書に明け暮れる日々。2004年 / 諸星久美

泣き止まなくても、食べなくても、おむつが取れなくても、熱が出ても、寝てくれなくても、「この程度なら大丈夫」だと思える心の余裕は、1日のエネルギー残量にも比例し、私はまたパソコンに向かうようになった。長い間、脳内で育ててき…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第20話】 自然栽培料理家のチカラ / 溝口恵子さんの場合

自然栽培で育ったお野菜のおいしさを伝えるのが私の仕事です。野菜は玉ねぎ一つとってみても、産地や栽培方法、品種の違いなどみんな違います。だからレッスンのレシピには、大さじいくつとか何分といった数字は載せていません。数字を追…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第33話】成長し続けていくために考えること

個性の強い少数民族の手仕事ですが、それらを用いて日常の定番となるアイテムが作りたい。いまそんな構想を温めています。が、そこでぶつかっている壁は「時間」の問題。定番となるものは、やはりデザインや機能面でたいへん優れているこ…

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ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第2話】 理想の母親にはなれず、もがく中で書くことに出逢う 2002年 / 諸星久美

出産を機にアンバランスになった理由。それは、「このまま放っておいたら、誰かに属するだけの自分になってしまう」という危機感からくるものだったのかもしれない。きっと私は、私という存在を確立するために必死でもがいていたのだろう…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第18話】 グラフィックデザイナーのチカラ / 仲平佐保さんの場合

広告代理店にいたときに妊娠しフリーとして独立しました。周囲の友人は起業している人が多く、そういった個人事業主や会社のロゴやWEBなどのデザインをたくさん手掛けているうちに、自分がやりたいのはそういう自分にとって大切な人た…

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ひとつの星座 – 3児のママが小説を出すまで【第1話】 2017年、痺れるほどに熱い夏 / 諸星久美

ただ書くことが好きというのなら、自身のお気に入りノートにあれこれと書き連ねればいい。誰に読んでもらわなくとも、そのノートを黙々と増やしていくだけでいい。きっとそれだって十分に意味のあることだろう。でも私はそれだけでは嫌だ…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第32話】オリジナル商品ってどう作るの?

いちからオリジナル商品を制作、と言うと難しく感じますが、私たちもできることから始めて、人の手もお借りしながら現在まで至っています。たまたま私たちはチクチクすることも好きですが、もし「作ってみたいけど、自分ではミシンがない…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第15話】 フードコーディネーターのチカラ / watoさんの場合

どうして多くのご縁が頂けているのかはわかりませんが、ただ言えるのは自分のやりたいことだけをチョイスしていたので、その場が楽しい空気だったのかもしれません。来る人も楽しい空気を共有してくれていて「こんなに楽しいならまた頼み…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第14話】 子育て女性キャリア支援起業家のチカラ / 谷平優美さんの場合

娘を認可保育園に入れることができず、割に合わない理不尽さを感じました。「満足できそうなやりがい」×「求めていた働き方」には探しても出会えず、まだまだ働きたい女性を取り巻く環境が遅れていることを痛感しました。ならば自分から…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第31話】寝台特急は楽しい出会いの宝庫

最近は買い付け旅のノウハウ的なお話が続いたので、ここでちょっとひと息。袖すり合うも多生の縁、と言いますが、買い付け旅の魅力のひとつが「人との出会い」です。さまざまな場所でいろいろな人と出会ってきましたが、今回はベトナムを…

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ちいさなお店をはじめたこと。【第30話】ちいさなお店の海外買い付け ⑤価格はどう設定するか / ノマディックラフト ヨメ

仕入れた商品を「いくらで」売るか、と決めることは商品の価値を左右する大切な瞬間です。一度決めた価格をかんたんに上げ下げしてはお客様に迷惑がかかり、正統な理由がないと信用をも失うことがあります。いろいろ計算する作業が多く …

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第12話】 ウェディングフォトグラファーのチカラ / 菊川貴俊さんの場合

もう「その日死んでもいいぐらい」の気持ちで臨んでいるんです。だって、新郎新婦はたぶんその日のために時間もお金もかけて、命をかけて式を作ってきているわけで。自分も命をかけるぐらいのつもりで挑まなかったら失礼だと思うんです。…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。【第29話】ちいさなお店の海外買い付け④アイテム探しと値段交渉 / ノマディックラフト ヨメ

ボラれているのを適正な金額で買うのはアリですが、すでに適正な金額を出してくれているのに「もっと安くしろ」と値切り倒すのはやっぱり気持ちのよいものではありません。自分なりに「この価格なら十分だな」と思えるところで納得して線…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第11話】 結婚カウンセラーのチカラ / 金田和香子さんの場合

まずはお見合いをしますが、お相手に断られてからがスタートといっても過言ではありません。断られるのは誰だって気持ちのいいものじゃない。「あなたから申し込んで来たのに断るってどういうこと!」お怒りになるのはだいたい女性です。…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第10話】 新規事業プロデューサーのチカラ / 大畑慎治さんの場合

脳の使い方がポジティブでないと、新規事業は絶対できないです。できるかな、できないかな、っていう脳の使い方をしていたら、発想も止まり一向に進まない。どうやったらできるかばかりを考える。周りにもいろいろ言われても、不安になら…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。【第28話】ちいさなお店の海外買い付け ③スケジュール決め&宿探しのパズル / ノマディックラフト ヨメ

気をつけなければいけないのは「時間がもったいないから」とギュウギュウに予定を入れすぎないこと。必ずしもイメージ通りに進まないのが買い付けの面白さであり難しさ。「ここに行けば絶対あると思ったのに、何にもない!」とか「地元の…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。【第27話】ちいさなお店の海外買い付け ②航空券の準備 / ノマディックラフト ヨメ

比較検討することがいろいろあって、航空券選びは毎回パズルを解くような気持ちです。ちょっとしたタイミングで空席も埋まってしまいますし、混雑状況によって値段も変わるので「目をつけていたあのチケット、値段が倍になってる~」と悔…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第6話】 石のインポーターのチカラ / 根岸利彰さんの場合

もし上流まで僕が行ければ、後期参入でも勝ち目はあるんじゃないか。ところが1年やってみて、どんなに安く仕入れても、独自ルートでもない限り小売りの壁にぶち当たる。「マーケットを作る方に回らないと、埋もれていくだけだな」と思い…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。【第26話】ちいさなお店の海外買い付け ①買い付け方法と情報集め / ノマディックラフト ヨメ

経験豊富なバイヤーの先輩が、惜しみなく情報やノウハウを教えてくださったことがありました。ここまで教えていただいていいのか、と恐縮してしまうほどでしたが「働いているお店の方針が変わって買い付けに行く機会が減ってしまったから…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第5話】 イメージアップコーディネ―ターのチカラ / 矢吹朋子さんの場合

不思議とパーソナルカラーについては大変でも一度もやめようと考えたことはありませんでした。いろいろやって、ようやくたどり着いたのがカラーの道でしたし、職場を転々としていた経験から「結局辞めても何も変わらない」「嫌で投げ出す…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第4話】 ソーシャルワーカーのチカラ / 金子充さんの場合

今の世の中では、病気とかブランクってネガティブな体験にとらえられますよね。でも、そういったネガティブな体験をすると、それをポジティブに考え、自分の人生を肯定的に生きていくために、その経験を活かせる仕事がしたいと思うのでは…

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小林圭子の「旅って面白いの?」 【第42話】 『全員悪人』の街に潜むむき出しの欲望と支え合い精神<インド>

過酷な外側の世界があるおかげで、内側での団結力が強まるのもあったように思う。自然に誰かを頼ったり、お互いに助け合ったりを、みんながみんな当たり前のようにやっていた。夜中に稀に見る大雨で街中が停電したときも、部屋の外に集ま…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。- 等身大で、自由な働きかた -【第25話】ちいさなお店がイベントに出た1年を振りかえる / ノマディックラフト ヨメ

今年は出店を頑張ってみよう!と過ごした1年。ダブルワークの私たち夫婦にとって、イベントとの両立は正直、体力的にはキツかった…というのが実感。でもそれに代えられないほどたくさんの素敵な出会いをいただきました。挑戦してみてよ…

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小林圭子の「旅って面白いの?」 【第41話】 他人を通して見えたのは自分自身の弱さだった<ネパール>

部屋に戻ってからも私は罪悪感からヨシコさんの方を向くことができなかった。2人の間に沈黙が続き、重々しい空気が流れる。(あー、もう! このままじゃダメだ… )意を決して口を開く。「今日さ、私、ヨシコさんから逃げた」自分でも…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第2話】 ダンスインストラクターのチカラ – 金城亜紀さんの場合 –

大手スクールと同じことをしても勝てるはずがない。金城さんが考えたのが「私らしさを大事にして、私という人間性を打ちだしていこう」というもの。だからこそ彼女は「人を否定しないで愛せる力=彼女の人間性の根幹」を大事な力としてあ…

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旅って面白いの? 【第40話】 全ては『食』に通ずる – カツ丼から受け取った懐かしさと人々の温もり<ネパール>

お店のメニューをパラパラとめくってみる。だけど、はじめから注文するものは決まっていて、それはボリュームたっぷりの『カツ丼』!もともと大好物であることに加え、ここまで大絶賛されているならはずれることはないはず。待つこと10…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第1話】 NPO法人ディレクターのチカラ – 宮崎真理子さんの場合 –

変化とチャレンジにあふれ重責を担って仕事をしているのに、まったく肩ひじ張らず自然体な宮崎さん。もともとの彼女の資質として「人の可能性を信じる力」や「失敗を許容できる力」のような「楽観性」に通じる資質があるからではないかと…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第24話】ちいさなお店がイベントに出ることQ&A ≪後編≫

しかも晴れた翌日よりザーザー降りの初日のほうが売れた…という驚きの結果に。事前にいくら想像しても、ふたを開けてみないと分からないものだな、というのがこの1年の実感です。自分たちが大切に選んだものを、目の前の方が気に入って…

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旅って面白いの? 【第39話】 好きの気持ちを大切にすることが自分の道を見つけるコツ<台湾>

「旅をしながらお金を稼ぐことができたなら」「働きながら旅ができたなら」旅好きな人なら一度は考えたことがあるんじゃないかと思う。正直、私も旅が始まる前から旅中もずーっとそのことを考えていた。お金があればそれだけ旅の選択肢が…

キャリアカウンセラー舛廣純子が聞くしなキャリ図鑑

しなキャリ図鑑 【第0話】 連載開始に寄せて

10年後、20年後、50年後、世の中の仕事はどのように変化していくのでしょう。なくなる仕事、質が変わる仕事、新しく生まれる仕事。どんな風に変わるのか、大体の予測はできても、誰にも断言はできません。IT化やグローバル化、地…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第23話】ちいさなお店がイベントに出ることQ&A ≪前編≫

自分たちなりに振り返り、これがよかったのかな?と思う点は、出店内容に「何を扱っているか」記入するだけでなく、文字数の許すかぎり「どこに愛着を持って」「どういう思いで」「どんなふうになれば、と考えて活動している」という点 …

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第22話】おしゃれに見せるって難しい! イベントのディスプレイで四苦八苦。

ブースは、大切に思う世界観を表現する場です。いつも一生懸命ブースを作るのですが、どうしても「バッチリ!」というところまで持って行けず、「センスのいい人うらやましいな、もっとがんばらなきゃな」と日々悩みは尽きません。 &n…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第21話】夫婦で働きながら、煮詰まったときにしていること。

好きなことだからこそ一生懸命になりすぎて楽しめなかったり、失敗したくない思いが強すぎてやりすぎてしまったり、意外に「楽しむことってかんたんじゃないぞ…」と気づかされることがたくさんありました。   第21話 夫…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第20話】生産者さんを訪ねて<ラフ族の村編>

優しい雰囲気を全身から漂わせ、とてもよく笑う感じのよい方です。ちなみに、私たちがステキと感動した、例の衣装についているスタッズ。あれは星を意味しているのだ、と教えてくれました。   第20話 生産者さんを訪ねて…

ノマディックラフト ヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第19話】生産者さんを訪ねて<カレン族の村編>

実はこの模様の中に、制作で使うすべての技法が表現されているのだそう。つまりこの布は、母から子に技術を受け継ぐための練習であると同時に、今後も柄を織っていくときには見本帳の役割もしてくれるもの。   第19話 生…

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かどを曲がるたびに【第5通目】「40代のロンドン留学で変わったいくつかのこと」/ たなか鮎子

でも逆に40歳すぎての留学だから良かったということも、いろいろありました。自分なりの判断基準ができているというのは、新しい場所にいく時とても役に立つものです。自分の問題がハッキリしているので、目の前で起こることを冷静に判…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第18話】手仕事は同じじゃないから美しい~『ORDINARY』とコラボグッズを作ったこと

モン族のチャームの特徴であり、最大の個性であるこのポイントは、「みんな同じ人間だけれど、ふたりとして同じ人はいない。それぞれの人生が素晴らしい」という『ORDINARY』の考えにリンクするのではないかな?   …

ノマディックラフト ヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第17話】始まった…年に一度の確定申告

小学生の頃から算数が苦手で、「数字が得意!」という人にずっと尊敬を抱いてきたヨメ。フリーランスとして独立した後の一時期は「経理にかける時間を省いて、売上げを上げることに専念したほうが効率いい!」と考え、領収書と通帳の控え…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第16話】生産者さんを訪ねて<アカ族の村編>

じゃあ上手な人のだけ扱えばいいのに、と思う方もいるかもしれません。しかしもう一つの団体さんは、育成に力を入れており、まだ刺繍がそんなに上手じゃない人たちにも仕事を頼み、雇用を生み出しながら技術の向上を手伝っているのです。…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第15話】生産者さんを訪ねて <鳥の笛ネックレス編>

少数民族の手仕事らしいか?と言えば決してそうではないかもしれません。しかし購入していくお客様のほとんどは、なぜか引き寄せられるように「これ……なんですか?」と手に取り、じっくりその表情を眺めます。   第15話…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第14話】美しいものよ、輝け! お母さんとの約束。

お金のことはいいの。それよりもどうか、どうかこのバッグをトーキョーに持っていって、みんなに見せてちょうだい。あなたたちふたりとも若くておしゃれだもの。きれいなお洋服を着て、そのバッグを持ってどんどん出かけてちょうだい。 …

「旅って面白いの?」

旅って面白いの? 【第34話】 やっと全てがひとつに繋がったよ「さぁ、日本に帰ろう!」 <タイ>

何を言ってるのかよくわからなくて、頬を伝う涙を拭って聞き返した。ネネちゃんの『本当の目的はもっと他のところにある』という言葉の真意を。「それが何なのかまだわかってないでしょう? だから苦しいんだよね。やらなきゃいけないこ…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第13話】お客様との新たなつながり。看板犬レラが教えてくれたこと。

大変ありがたいことに「ここは何のお店なんですか?」と足を止めてくださる方も増え、なかにはお買い物をしてくださる方まで。ちいさなお店に、ささやかで温かなにぎわいが生まれました。きっかけは新たに加わった看板犬レラの存在でした…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第12話】どこまでを手作りと呼ぶ? 手仕事を求める楽しさ、難しさ <買い付け編>

何度か足を運ぶうち、彼らが着ている衣装や売っている雑貨はすべて彼らの手仕事なのか、というと必ずしもそうではない、というのが分かってきました。「あなたが作ってるの?」と聞くと「ううん、仕入れてる」とか出所を素直に答えてくれ…

ベトナム在住トラベラー武谷朋子の氷が溶けるまで

氷が溶けるまで【第3話】思い込みが溶けていく、ベトナムコーヒーに隠された甘い時間の過ごしかた 武谷朋子

焦ることはない。きっとカフェスアダーと一緒なんじゃないか。わたしに必要なものはきっともう目の前にそろっているのかもしれない。時にはゆっくりかき混ぜながら、しばらく待ってみる。氷が溶けるまでゆっくりと、自分にちょうどいい頃…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの? 【第33話】 感覚を研ぎ澄ませ! ハプニングの裏に潜むメッセージ <タイ/事件勃発 後編>

このままだとますます負のループにはまりそうだったから、旅を始めて3、4ヶ月経ったところで、いったんもう割り切ってこの『目的』をまるっと横に置いておくことにしたんです。まずは自分が旅を楽しむところから始めようと思って。 連…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第11話】大切さは名前と同じ。自分たちのロゴマークはどう作るか<実践編>

大地から植物が芽吹き、そこからとれた綿や麻が布になり、衣裳などに姿を変えて違う土地へと旅立つ。打合せのときにふたりで話した物語が原形にあるのは変わりません。シダのような植物と飛び立つ渡り鳥、両方をイメージできるよう描きま…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第10話】大切さは名前と同じ。自分たちのロゴマークはどう作るか<デザイナー編>

「人間ってどんなに覚悟しても、時間とともにゆるくなる生き物なんですよ。キチンと自分たちの理念や想いに基づいたロゴを作って、それを日々目にすることで行動や意識が変わる、という効果はバカにできないと思いますね」 第10話 大…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの? 【第32話】 私から自由を奪った足かせと募るジレンマ <タイ/事件勃発 中編>

「毎回毎回、迷惑かけて申し訳ないな」その想いは日が経つにつれてどんどん大きくなっていく。いつもの悪い癖。「私、ここにいる意味あるのかな… 」誰かに心配や迷惑をかけたり、何らかの負担をかけたりするのは堪え難かった。もはやそ…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第9話】ショップカードにネームタグ… 地味だけど重要度は大! お店まわりのこまごま小物

何もかもにはお金をかけられませんが、何もかも安くまとめようとするとチープに見えがち。プロに頼むところは頼み、自分たちで作る物は作る。これから、取り扱う商品量がもっと増えていけば、タグも業者に依頼したほうがよいはず……など…

ベトナム在住トラベラー武谷朋子の氷が溶けるまで

氷が溶けるまで【第1話】ベトナムで暮らそうと言われても – スーツケースひとつだけの新生活 - 武谷朋子

ある日、急展開が起きた。夫が海外で働くことになったのだ。行き先は東南アジアのどこか、らしい。「どこかって、どこなのよ… 」ああ、行き先がヨーロッパだったらなあ、と何度も思った。今までに行った大好きなヨーロッパの国々だった…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第8話】小商いでも管理は大切。入るお金、出ていくお金何がある?

お客様に喜んでいただきつつ、現地の人たちも笑顔になる価格はいくらか?なおかつ、私たちがこの活動を健全に続けていける利益はどのくらいか?少数民族の手仕事が持つ芸術的価値を、価格としてどう捉えるか?いつも夫婦でウンウンうなり…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの? 【第31話】 次々に降り掛かる災難! 初めて感じた先の見えない恐怖 <タイ/事件勃発 前編>

何か硬いものが歯に当たった。「何だろう、ケーキの中に何か入ってたかな?」そろっとその異物を口から出して見てみると、そこにあったのは銀歯。なんと、ケーキを噛んだときに銀歯が取れてしまったのだ。「キャラメルじゃなく、ケーキで…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第7話】モン族の女性に聞いた、美しい刺繍の裏側にある物語

「やばい! 見つけたかも! 」思わず叫んだヨメ。店主も無言のまま、笑顔でうなづきます。テントにいたのは、私たちより少し若いかな? というご夫婦。奥様に向かって「日本から買付けに来ていて、少数民族の美しい手仕事を探していた…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第6話】どうしてそんなに自由なの!? 現地の人たちと商品を作る

少数民族の手仕事は不揃いだったり、大きさが違ったり。それはもしかして「不便」「完成度が低い」と思われたりするのかもしれません。しかし店主とヨメはその不揃いなゆらぎの中に、心を和ませる味わいもあるんじゃないかな? なんて思…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第30話】ミラノ EXPO 2015 レポート – 日本パビリオンに翻弄された2日間 – (イタリア)

「ただ物価が高いだけじゃないんだぞ。見たか、これが日本だ! 」思わず叫び出したくなるらい、日本という国を心から誇らしく感じた。このパビリオンを完成させるのに、どれくらい多くの人が関わっていて、どれくらいの時間とお金と労力…

島根県の海士町に渡った大野佳祐(おおのけいすけ)の飛んでみなけりゃはじまらない!

飛んでみなけりゃはじまらない! 【第5話】 文化性が経済性よりもはるかに上にあった話 – back to the future ってこういうこと?-

大祭りには「マニュアル」や「指導書」が一切ないんだそうな。そういったものがないからこそ、お年寄りから若者までが寄り合って相談し、わからないことは長老に聞き、それでもわからない場合はみんなで「これだ」と決めて進む。これが大…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第5話】暑さに負けず蚊に負けず。探して洗って、よみがえる古布たち〈 仕入れ旅篇 〉

「すすぎの水がなかなか透明にならないんだよ… 」とつぶやいておりましたが、時間をかけて埃を落としたからこそ浮かび上がってくる鮮やかな色彩や繊細なステッチは、心をギュッとつかまれる美しさ。市場の片隅で埃にまみれていた布が、…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第29話】人種や言葉を超えてひとつになれた夜 – 感謝の気持ちから全ては始まる – (タイ)

何百と次々に打ち上げられるコムローイをただひたすら眺めていた。ふと自分がそこにいられることが、なんだかものすごいことのような気がして、急に不思議な気持ちでいっぱいになった。「このメンバーで来られて良かった」心の底から感謝…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第4話】なんで「少数民族の手仕事」? それはやっぱり「好き」だからです

ある朝目が覚めたとき思いました。「まだ何も始めてないのに、あんた悩みすぎ」と。そうなんです、私たちまだ何にも始めてない。頭のなかのシミュレーションだけで、ぐるぐるしていたんです(笑)。好きなことなだけに、失敗したくなくて…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第28話】久しぶりの学園生活スタート! 目指すは旅人マッサージ師!? (タイ)

「よくそんなに長く旅できるね。僕、飽き性だから、3ヶ月もすると旅に飽きちゃうんだよね」と言われることがある。実は私もこの意見には非常に同感。「旅は毎日刺激でいっぱい」と思われがちだけど、案外そういうわけでもないので、やっ…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第3話】1人2役 × 2。兼業夫婦は不安定? 時間も予定も「自由」のメリット・デメリット

 フリーランスになった当初も「結果がついてくれば自信もついて不安がなくなる、というシナリオがやってくるのでは」とイメージしていましたが、10年経った実際のところは「不安の芽はどこにでもあるんだから、探しだしたらキリがない…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第27話】3人のケイコの運命的な出会い 〜年上女性から学んだ自分らしい生き方とは〜(タイ)

この2人からいろんなことを教えてもらった。何を始めるにしても遅すぎるなんてことはないこと。何歳になっても新しい挑戦ができること。日本だけでなく海外にだって居場所はあること。結婚しても良いし、しなくても良い。子どもも産んで…

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ちいさなお店をはじめたこと。【第2話】店から出て人に会う、出会いをつくる。〈イベント出展篇〉

「いつも面白そうな場所で、面白そうな人たちと展示に出てらっしゃいますが、どうやって出会うんですか? 」という問いについてお答えします。「いやあ、本当にありがたいねえ」と夫婦でよく話すのですが、私たちがステキな作家さん、ギ…

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。

ちいさなお店をはじめたこと。【第1話】家=店。人が思うよりもずっとちいさな投資でお店をはじめてみた

 さかのぼること5年前、私たち夫婦はそれぞれ仕事を持ちながら、好きな少数民族の手仕事を個人で輸入し、イベントなどで細々と販売をはじめていました。しかし当然のごとく、独立するにはほど遠い売上げ。「いつかこれが本業になったら…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第26話】たったひとつの出会いがその国のイメージを決めてしまうということ(中国)

「よし、行くよ!」レンの手を掴んで目の前に止まったバス目がけてダッシュした。勢い良く、なんとかバスに乗れたものの、車内はもちろんぎゅうぎゅう詰め。私はレンの顏がどこにあるかも見えなくなってしまったけれど、はぐれないように…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第25話】異国で受けた『おもてなし』と中国人に対するイメージの変化(中国)

外を出るともう真っ暗。「こんな遅い時間に宿見つかるかな…」さすがに少し心配になってきた。そんな私の心情を察したのだろうか。レンが「私たち、ツインルームを取ってるんだけど、その部屋に一緒に泊まる?そーっと入ってきたらフロン…

島根県の海士町に渡った大野佳祐(おおのけいすけ)の飛んでみなけりゃはじまらない!

飛んでみなけりゃはじまらない! 【第4話】 海を眺めてついつい「幸せ」について考えてしまう話

最近考えていたのが「人の幸せを決めるのは『居・職・自由』かもね」ということ。もし、今の生活に悶々としてらっしゃる方がいたら、試しに今の生活の『居・職・自由』のどこに不満があるのかを考えてみたらいいかもしれません。 連載「…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第24話】人との出会いが旅を彩る – 大切なのは出会い運があるかどうか -(中国)

てっきり私も「そっか、海外に行けば、そんなにたくさんの素晴らしい出会いが待っているんだ」なんて単純に思ってしまっていた。中国四川省・成都で出会った旅人のある言葉を聞くまでは…。「旅先で、おもしろい人やすごい人、もしくは変…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第23話】吉と出るか凶と出るか… 全ては自分の感覚を信じるのみ! 〈ベトナム → 中国〉

なんで中国に行くつもりがなかったのかと言うと、たぶんその憧れを壊されたくない、というのがあったのかなと思う。というのも、正直、今の中国に対して持っているイメージがあまりにも良くなかったから(もし中国の方がこれを見ていたら…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第22話】ワガママだって良いじゃない!? 自分が楽しんでこそのコミュニケーション! 〈ベトナム〉

実は長く旅をしていると、髪形は結構悩みの種になる。私は洗いやすく乾きやすい、という理由と、もともとショートカットが好きなので、旅中もずっと短くしているんだけど、短いと短いなりに、頻繁に美容院に行かないといけないので、結構…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第21話】強面のおじさんが教えてくれた「自立」と「選択」の重要性 〈ベトナム〉

「人生は時としてうまくいかないことがある。そういう時でも、常に君は自分で選択をしていかないといけないんだよ」特に真新しいことを言っているわけではない。だけどニコの言葉は本質をついている。私はひとことも聞き逃すまいと必死に…

ベトナム風焼き鳥? 串に鳥を刺して焼いてくれる。食べるときは串からはずして、野菜に巻いて食べる。タレが美味しくてやみつきになる

旅って面白いの?【第20話】 移動嫌いな私をちょっぴりほっこりさせてくれた、ある青年の純朴さ 〈ベトナム〉

私は移動が苦手だし、仕方なくタクシーで行くことを選択した。こういうときにこそ、人は何を最も大切にしているのかがわかる。お金か時間か。たぶん私はそのどちらでもなく、「いかに苦労することなく、ラクできるか」ということなのだと…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第19話】 強く想えば願いは叶う!? 全ての点が繋がれば一本の線になる 〈ベトナム〉

なんなんだ、これはー! どのひとつが欠けても、きっと山上の景色にはたどり着かなかっただろう。「もしかして、強く願っていれば、本当にその願いは叶うんじゃないだろうか」なんて、本当に思ってしまうほど鮮やかな、ミラクルラッキー…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第18話】 偶然か必然か? 新しい世界の扉を開くとき 〜瞑想との出会い〜 〈カンボジア〉

旅をしていると、「あぁ、最近、運動不足だー」と思うことが少なくない。もちろん、よく歩く。だけど、日本にいたときはジムに通って、意識的に腹筋や背筋を鍛えたり、肩甲骨まわりが硬いからマシーンを使ってそこを重点的にほぐしたり、…

島根県の海士町に渡った大野佳祐(おおのけいすけ)の飛んでみなけりゃはじまらない!

飛んでみなけりゃはじまらない! 【第3話】 生活費の変化について - 都会から離島に移り住んで、お金の使い方は変わったか? –

僕が東京時代に住んでいた高円寺駅から徒歩6分のマンションは94,000円だった。家賃と1ヶ月の生活費が一緒って、なかなかおもしろい。しかも間取りで言うと、今は東京時代の倍の広さに住んでいます(7畳から14畳)。 連載「飛…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第17話】 目の前に広がる青空が教えてくれた、全てに終わりはあるということ 〈カンボジア〉

自分にとって「書く」こと、「発信する」ことは特別な意味を持っていて、ずっとやりたいと思いながらもできなくて、20代早々で一度は諦めた夢だった。だからこの旅が自分にとっての再出発。しかし実際に旅を始めてみると、うまく進めら…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第16話】 果たせなかった役割と超えられなかった壁 〈タイ / ワークキャンプ後編〉

飲料水は貯めてある雨水。雨水をそのまま飲む国があるって聞いたことはあったけれど、まさかそれを自分たちが体験するとは。またそれと同じくらいビックリしたのはお風呂。ただでっかい樽みたいなものにホースを使って水を貯め、桶で汲ん…

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かどを曲がるたびに【第4通目】「新しい自分になるための学びについて」(後半)/ たなか鮎子

抽象的概念と現実の間に橋をかけようとする作業は、クリエイティブな考え方やデザイン思考の大きな助けになります。ではどうやって橋を架けるのか。答えはひとつ、「つながると思い込むこと」世界に存在するものは、必ずどこかでつながっ…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第15話】 ボランティアで試練、身も心もフルパワーで勝負だ!〈タイ / ワークキャンプ前編〉

「そろそろちょっと働きたいなぁ… 」全員が大学生の中、自分ひとりだけが30代、というのは初めての状況。自分がどういう振る舞いをするのか、どういう役割を担うのか、正直想像できなかった。そういう意味では、客観的に新しい自分が…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第14話】 欲しい答えは一冊の本の中にあった!「旅にも年齢がある」という事実〈マレーシア / タイ〉

「旅=日常」だったら、海外でも日本と同じ時間の過ごし方で良いんだ! 自分の中で何かが弾けた瞬間だった。そして、バックパッカーという言葉が持つ一般的なイメージに無理に合わせる必要はなく、自分の年齢に合った、自分が居心地良い…

ジョホールバルからバスに乗って日帰りでシンガポールへ。マーライオンは思っていたより立派だった(笑)。

旅って面白いの? 【第13話】 海外に飛び出すジャパニーズの姿から見えてくる未来。日本にこだわらなくたって、自分らしく居られる場所はどこにでもある〈マレーシア〉

日本の社会というものは、10代、20代の若者に対しては「一生懸命頑張れ!」「人生悔いのないように」などと、青春の名のもとに、うっとうしいくらい応援するくせに、頑張ろうとしている大人に対しては急に厳しくなる。「もっと現実を…

島根県の海士町に渡った大野佳祐(おおのけいすけ)の飛んでみなけりゃはじまらない!

飛んでみなけりゃはじまらない! 【第2話】 移動距離と心境の変化は比例するか。移住と引越しどちらの感覚でいるか

引越しと移住の差に「覚悟」めいたものを期待されているようにも感じるのですが、僕としては「仕事と仕事をする場所が変わった」くらいな感覚です。こちらにきてずいぶんと時間に自覚的になりました。島には24時間営業のコンビニもAT…

マラッカのナイトマーケット。ゲストハウスで知り合った人たちと一緒に、夜ご飯を食べに行った。食べ物だけでなく雑貨やTシャツなど、さまざまな屋台が出ており、たくさんの人で賑わっていた

旅って面白いの? 【第12話】 心の感度が鈍けりゃ、人を見る目も曇る。長距離バスでの苦い出会い〈マレーシア〉

『旅の正しいやり方』なんてものがあるのだろうか。「やっぱり私がおかしいのかな。なんか旅のやり方間違ってる? 」と思い始め、インターネットで『バックパッカーの正しいやり方』なんて検索する始末。ダメなときはダメと割り切るしか…

ボロブドゥールからの眺め。遺跡のてっぺんからは遥か向こうまで見渡すことができた。緑豊かな大自然がとても美しくて気持ちよかった

旅って面白いの? 【第11話】 今すぐ先入観や思い込みを捨てよう! 自分で見たものこそが真実になるということ<インドネシア>

「なんで断食をするんだと思う? それは貧しくて食べられない、飲めない人のフィーリングをみんなで共有するためだよ。実際に経験しないと本当のところはわからないだろう?」ラマダンの時期に行くなんてタイミング悪すぎた。空腹に弱い…

ヒンズー教のやり方で祈りを捧げる。おでこに米粒をつけ、頭の上と耳のところに花をのせられ、お祈りをする。呪文みたいなものも教えてもらった気がするけれど、忘れちゃった(笑)

旅って面白いの? 【第10話】 いざ、バリ島兄貴の家へ! まさか毎晩へこみながら眠ることになるなんて… <インドネシア>

「おまえ、料理くらいできなあかんぞ。料理ができないヤツっていうのはな、他人を喜ばせる気持ちが無いってことやねん。常に他人が幸せになることを考えなあかんねん。いつでも自分が幸せになろうとするヤツは幸せになんかなられへんわ」…

coral bay。遠浅の海に、ツアーメイトがかなり遠くまで入って行き、その姿が小さくなってしまった様子を砂浜から見ていて、すごく幻想的でキレイな反面、なんだか恐ろしくも感じた。

旅って面白いの? 【第9話】 いきなり挑むには、その存在はあまりにも大きすぎた! こんなに思い通りに進まないなんて…<オーストラリア>

お母さん、オーストラリアは物価が高すぎて、私、何も食べられないよ。マクドも高いし。ヒモジイ。と送ると、2分後すぐに返事がきた。そうかもしれんけど、何も食べんかったら、おなか空くやろ。我慢せんと、ちゃんと食べた方が良いで。…

「旅って面白いの?」

第8話 世界の中心でハマったいきなりの落とし穴 。負のスパイラルに突入だ!【オーストラリア】

オーストラリアに降り立った私を最初に襲ってきたのが、何とも言えぬ虚無感。前にいた場所が楽しければ楽しいほど、移動した後の場所で落ち込むことがある。引きずった感情や思考をどう処理して良いのかわからず、なかなか失恋から立ち直…

島根県の海士町に渡った大野佳祐(おおのけいすけ)の飛んでみなけりゃはじまらない!

飛んでみなけりゃはじまらない! 【第1話】 大きなものを手放すと、大きなものが手に入る。会社を辞めるときの不安にどう向き合ったかという話

人生という船は一瞬で大きく舵を切るもので、会社を辞めて離島に移住しました。不安はなかったのと聞かれますが、辞める不安と残る不安 、どうせ同じ不安なら前に進もうと思ったのです。島の教育から日本を明るくするための初めての離島…

「旅って面白いの?」

第7話 出国していきなりの緊急入院で知った、フィリピン人の優しさと健康に旅を続けていくことの難しさ

「私のカラダはばい菌だらけ。私のカラダはキタナイ」と言いながら笑い転げる私を、医師も看護師も苦笑いで見つめていた。旅が続けられるうちは旅を続けて、自分の中に何かを得るまでは日本には帰りたくない、帰らないと、強く心に決めた…

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【ハナサクトキ】 LIVEのお祝いアレンジ

あるアーティストのワンマンライブのお祝いに、アレンジのご依頼をいただきました。 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.23 <毎週金曜更新> LIVEのお祝いアレンジ   あるアーティストのワンマンライブ…

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【ハナサクトキ】 多肉植物の寄植え

お誕生日のプレゼントに、育てる楽しみもある多肉植物の寄植えを作りました。 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.22 <毎週金曜更新> 多肉植物の寄植え   お誕生日のプレゼントに、育てる楽しみもある多肉…

夏のいろいろリース

【ハナサクトキ】 夏のいろいろリース

生花からそのままドライになるあじさいや実もの 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.20 <毎週金曜更新> 夏のいろいろリース   生花からそのままドライになるあじさいや実もので作るリースは、気温が高くお…

himawari2

【ハナサクトキ】 ヒマワリのリースアレンジ

高層ビルの最上階にあるレストランへお届けしたアレンジ。 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.18 <毎週金曜更新> ヒマワリのリースアレンジ   高層ビルの最上階にあるレストランへお届けしたアレンジ。 お2人の記…

BARオープン祝いのアレンジ

【ハナサクトキ】 BARオープン祝いのアレンジ

茶系の店内の雰囲気に合わせて、オレンジ色のカラーやキングプロテアをメインに、大振りでダイナミックなアレンジをお作りしました。 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.15 <毎週金曜更新> BARオープン祝いのアレン…

flower2

【ハナサクトキ】 還暦のお祝いアレンジ

赤のお花を入れて元気なイメージで…とのご希望に、芍薬をメインに明るいグリーン 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.13 <毎週金曜更新> 還暦のお祝いアレンジ お母さまの還暦のお祝いにと、アレンジのご依頼をいただ…

美しい花嫁

【ハナサクトキ】 ウエディングブーケ&花冠

ハーブやグリーン、小花を多めに束ねて、摘んで来たような雰囲気 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.13 <毎週金曜更新> ウエディングブーケ & 花冠 森の中でのウエディングをテーマにご用意させていただい…

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【ハナサクトキ】 展示会のお祝いリース

ワイヤーレースアクセサリーの展示会のお祝いに、作家さんのご友人からご依頼をいただいたあじさいのリース。 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.12 <毎週金曜更新> 展示会のお祝いリース ワイヤーレースアクセサリー…

Mother's day

【ハナサクトキ】 Mother’s day

母の日の花屋は、クリスマスのケーキ屋さんに似ている 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.8 Mother’s day  母の日の花屋は、クリスマスのケーキ屋さんに似ている  ——— 桜もす…

桜

【ハナサクトキ】 桜を見上げる想い

よろこびの大きさは、それぞれが越した冬にかかっている。 【連載】菊池裕子の「ハナサクトキ」 Vol.7 桜を見上げる想い   ——— 寒かったこの冬。 先月までその寒さを引きずっていましたが、一気に暖かくなっ…

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【ハナサクトキ】 睦月 水仙

雪の中で春の訪れを告げる花 ———- 花屋では毎年、忙しいクリスマスシーズンの後には慌ただしく年末まで続くお正月の準備が待っています。そんな中大晦日を迎え、晴れて新年が明けた頃にやって…

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【ハナサクトキ】師走 クリスマスローズ

クリスマスの頃に咲く、バラのような美しい花   この花に原色はほとんどなく、わたしの好きなニュアンス色が多い事もあって、出回る時期は花束で良く使っています。総称をへラボレスと言い、実際この時期に開花するのはへラ…

ダリア

【ハナサクトキ】 神無月 dahlia

風が少し涼しくなって、金木犀の香りが漂いはじめる頃になると、あぁ今年も秋が来たんだなぁと思います。暑い夏が終わって、お花にとっても過ごしやすい季節になりました。 秋のお花にはコスモスや菊などいろいろあるのですが、中でもひ…