井戸とラクダ 第10話 「一人旅をするという事」 恩田倫孝
旅が残り1ヶ月となった現在、もの凄く寂しい。この寂しいという感情は、だから正しいものだ 第10話 一人旅をするという事 TEXT&PHOTO : 恩田倫孝 旅の準備をする時に、どの本を持っていこうなかと…
旅が残り1ヶ月となった現在、もの凄く寂しい。この寂しいという感情は、だから正しいものだ 第10話 一人旅をするという事 TEXT&PHOTO : 恩田倫孝 旅の準備をする時に、どの本を持っていこうなかと…
あのきらびやかで自由を主張する雰囲気はテレビで映し出されるモノとあまりに同じで 第9話 ニューヨークは、ニューヨークだった TEXT&PHOTO : 恩田倫孝 ーーー やはり、確かな事なんて無いし、時は無…
日本を渦巻く、強大な力の中にまた身を入れる訳であるのかと 第8話 和太鼓の音を聞きながら、ロスアンジェルスで TEXT & PHOTO 恩田倫孝 —- —- 旅が始まっ…
旅なんて、旅人の自己満だから嫌いだと。お金を払って、お金が無い国に行って 第7話 なんでもある街から外れた、大地の渓谷で TEXT & PHOTO 恩田倫孝 —- —…
笑う事はよく見るのだが、泣くという光景というのは、あまり見ない。 第6話 ケーブルカーの下に TEXT & PHOTO 恩田倫孝 海外で、待ち合わせをしていて、しばらく経っても相手が来ないとなんだ…
世の中は偏っているのかもしれないという話である。 第5話 過去を美化する病を抱えながら、病を自覚する事 TEXT & PHOTO 恩田倫孝 記憶とは不確かなものだし、過去を美化したくなるものかもし…
静かに目を閉じる。しばらくすると、音は静かに耳から遠ざかる。音が消えたのか、僕が眠ったのか。 第4話 ラム酒に溶けゆく孤独 TEXT & PHOTO 恩田倫孝 枕に頭を付けると雨が屋…
家族の事をこんなに素敵に自慢できる人に初めて会いました 第3話 砂漠に溢れる星空の下で TEXT & PHOTO 恩田倫孝 ーーー 昼は暑く、夜は寒い。何の感情も持たない孤独な佇まいで僕らを迎えてくれる、砂漠。こ…
波紋は重なり、周りの木々が静かに揺れるのを見た。 —— 新しい国に入る時、水面を叩く。 波紋が静かに広がりゆくのを、僕は眺める。 僕の波紋が、他の波紋とぶつかる。 —— &…
この世界には、一匹の動物がいる。猛烈に動き出したり、絶対零度下の分子のように息もせず 新連載『井戸とラクダ』はじまりはじまり ——— 恩田倫孝さんが、会社を辞めて世界一周へ旅立ってから…