TOOLS 123 自分の力を思い出す居場所のつくり方 / くりはら せいこ(場づくりセラピスト)
長年、無力感や居場所のなさを抱えて生きてきた人間でしたが、そこから一歩抜け出せたのは、15年前に勇気をふりしぼって自分で「場」を作ったことからでした。試行錯誤しながらその一歩を踏み出したことで、「たとえ小さくても、自分の…
長年、無力感や居場所のなさを抱えて生きてきた人間でしたが、そこから一歩抜け出せたのは、15年前に勇気をふりしぼって自分で「場」を作ったことからでした。試行錯誤しながらその一歩を踏み出したことで、「たとえ小さくても、自分の…
アートの世界は長い間忘れていた無邪気さや“やんちゃさ”みたいな子供の頃あった遊び心を呼び覚ましてくれるようだった。ちょうどその頃から写真を撮り始め「自分もいつか個展をやってみたい」と漠然と思うようになっていった。それはい…
自分が写真展をするなんてと思っていた頃から実際に開催するまで約1年。ものごとが良い方向へ動くときは一気に動き出すのだと感じました。「君がやっていることの意味を人が理解するのは300年後だろう」出版関係の方からそう言われた…
あなたが最後にスケッチしたのはいつでしょう。小学校のころまでは、誰もが図工の時間に絵を描いていました。自宅でラクガキをして遊んだ記憶もあるでしょう。いま女性を中心に、あるスケッチ活動が盛り上がっています。そのキャンバスは…
愛してるふりくらいでは写らないでしょう。愛してるつもりでも無理。そんな甘くはないのです。いくらプロとはいえどんなに頑張ってみたところで、素人のホンモノにはかなわないこともあるのだと思っています。だからこそ撮影現場には心か…
今回はきっとどなたにでもできるであろう動物たちのつくり方をお伝えします。動物に惹かれるのは顔やかたちがユニークなところ。連れて歩きたくなるような、心惹かれるどうぶつを探してみよう。ヘンテコなかたちでも、ぶさいくでも大丈夫…
何を撮ろう、どう撮ろう? 頭だけで考えすぎてばかりいると、人工的なつまらない写真が仕上がってしまいますが、受け取るとか、委ねるとか、自分でコントロールできない大きな何かに任せて、感謝と畏敬の念を持ちながらシャッターを切る…
「陶酔も十年つづけば、覚めた瞬間がやって来る」これを読んだ時、なんだか私のことを指しているようでドキッとしました。もしかしたら10年目、私にも「その瞬間」が来るのではないかと落ち着かない気持ちになったのです。どうせもやも…
前の会社を辞めたときから、自分の中がからっぽな気がしていました。職業訓練を経てもそのからっぽは消えなかったのに、切り絵をやっているときは、刃物で細かい作業に集中するということもあり、からっぽなことを忘れていました。 リセ…
小学校のお道具箱。転校したきた私は、みんなの黄色のお道具箱が華やかに見えて、うらやましく思っていました。両親に黄色のお道具箱を泣いてせがむと、父親は「あっちゃん、お父さんが作るよ」それからはお道具箱が出来上がる日が楽しみ…
よいファシリテーターの条件のひとつは、決まった時間内に滞りなく予定どおりにプログラムを終了させること、と思い込んでテキパキ仕切っていました。そのため少しでも予定より遅れてくると「うまく進行できずに失礼しました」とお詫びを…
なぜ、にぎやかなワークショップが良いと考えていたのか。きっとそれは自分を基準に考えていたからかもしれません。たぶん今、社会人の方が小学校から高校で受けた授業のほとんどが、講義形式の授業だったのではないでしょうか? 先生の…
いっぱいいっぱいで、常にもがいていました。何かを掴もうと、手当り次第いろんなことに手を出してはみるけれど、触れても温度を感じない、雲や霞や蜃気楼を探っているような感じ。しかしこのような状況こそが、今自分が行っているアート…
「箱庭が作り手の内的世界を表すなら、この模型もイサムの孤独さを表している気がしてならないんだ。彼の描く地球の未来は終末的だし、この盛り土でぼんやり口を空けた顔はイサム自身ともとれないか」この日はやけにヒノキ…
「いや、自分が芸術家だなんて。ムリムリ。そんな大層なことは私にはできないです」好きだったからとかうまいからということではなくて、ただ出したかったのです。これから生きていく上で、「自分が望むものを自分で創れる」人間になりた…
ケージは演奏家が演奏しないかぎりこの音楽は始まらないと言ったんだ。でもこれを見てくれよ。作詞・作曲、そして生演奏なんてテロップが入って無音の音楽を紹介しているんだ。カラオケを文字通り実践しているんだよ。この通り空のオーケ…
「大人になったとき、自分の助けになれば」コツコツ続けた10歳からの貯金が、自分にとって「一生楽しめそうなもの」との出会いをつくってくれました。「子どもはいいよな」なんて言う大人には、絶対ならないような生き方をしようと決め…
麹をつかって手づくりしよう。はじめは苦手意識がありました。 地球にやさしい甘酒作り やさしいくらし研究室 醗酵菜食料理研究家 安房滋子 自由に生きるために 麹をつかって手づくりしよう すさまじ…
自由に生きるために 欲しい服がないなら、自分で作ろう スカートがない 中年になると、巷で売っているスカート、若い人向けのデザインって、着られたとしても居心地が悪い。無理して若いカラに潜り込んだ中年の肉体がムズムズする。見…
自由に生きるために 最低限の最善から、始めてみよう ジグソーパズルが好きである。何年かに一度は数千ピースの大作に挑みたくなり、1Kしかない部屋の床に新聞紙を敷いて、足の踏み場所もない窮屈さに耐えパズルと向き…