舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第18話】 グラフィックデザイナーのチカラ / 仲平佐保さんの場合

masuhirojunko_long_banner広告代理店にいたときに妊娠しフリーとして独立しました。周囲の友人は起業している人が多く、そういった個人事業主や会社のロゴやWEBなどのデザインをたくさん手掛けているうちに、自分がやりたいのはそういう自分にとって大切な人たちの思いのある仕事やその人自身を伝えられるデザインを考えることだと強く思うようになり、今は
連載「しなキャリ図鑑」とは  【毎月2回更新 / 第2第4月曜】
「しなやかに生きる人のためのキャリア図鑑」の略称。キャリアカウンセラー舛廣純子が、イキイキと働く仕事人にインタビューし、その仕事に大切なチカラを中心にキャリア・仕事そのものも掘り下げます。10年後の未来に自分がどんな風に仕事をしているのかも見えづらくなった今の時代。インタビューを読むことで、自分の持っている力にも気づいたり、したことのない仕事に興味を持ったり、これから伸ばしたい自分の力を見つけられたなら、あなたの仕事人生も変化に対してさらに強くてしなやかなものになっていくかもしれません。

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第18話   グラフィックデザイナーのチカラ 
人や会社の思いをつかみとり、こだわりぬいて表現する

TEXT : 舛廣 純子


仲平 佐保(なかだいら さほ)
教えてくれた人

仲平 佐保(なかだいら さほ) グラフィックデザイナー

1976年、愛媛県生まれ。アメリカの大学(Computer Graphics 科)を卒業。外資系コンサルタント会社に就職し多忙な日々を送る中、自分の中にあったデザインへの熱い思いを再認識し、そこで学んだコミュニケーション能力・問題解決能力を活かしたデザイナーになることを決意し退職。その後、デザイン制作会社、広告代理店勤務後、2009年フリーのグラフィックデザイナーとして独立。企業と社会とをつなぐ架け橋となり、「つながり」を広げていくデザインと「ご縁」を大切に活動中。SAHO + DESIGN : http://saho-design.com/

 

 

 

<グラフィックデザイナーにとって大切な能力はなんですか?>

 

1. その人のことが好きであること、好きになること     受容性 対人興味 本質理解 傾聴力 共感力

知り合いやご紹介、ホームページや作品を見て下さった方からのお仕事を主にご依頼いただいていますが、その人のことを好きであることが、私がデザインを考えていく上ではとても大切です。なぜなら、私が今デザインしているのは、カタログなどではなく、その人やその人の仕事、思いのある中小企業などをロゴやWEBページでデザインするお仕事だからです。その人のお仕事にかける色々な思いをじっくり伺っていると、ふわふわふわっと、デザインが頭の中に浮かんできます。実はそこでデザインの7割ぐらいのものができてしまうのです。初めてお会いする方に関しては、最初から好きだからお会いするとは限りませんが、大事な人からの紹介であったり、お会いしてお話を聴く中でその方の思いを伺ったり、お会いできたことのご縁に感謝して伺っているとその人のことが自然と好きになっていくことが多いです。遠方の方であったりすると、お会いできないケースもありますが、メールや電話のやりとりを通しても人柄や思いは伝わってきます。好きだからこそ、イメージがふわふわふわっと浮かぶところは大きいのです。
パソコンに向かってデザインを描いているときは、その人が憑依するというのか、その人の仕事に対しての思いを感じながら、その人の視点でエネルギーを集中させて作っていきます
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2. 意見を取り込める柔軟性     柔軟性

ある程度出来上がったものをクライアントに見せたときに、「ここはちょっと違うかな」「もっとこうしたいな」と細かな部分についてご指摘いただく時があります。方向性が全く違うということはあまりありませんが、最初の案が100%とは限りません。もちろんプロとして、色々考えた結果作っているので、考えがあってそのデザインをお見せしているわけですが、そう言っていただいた時に、その声を大事に柔軟に耳を傾けるようにしています。いただいた視点を取り入れるのに、技術的にどうしたらいいか考えなくてはいけないことも出てきますが、経験的にもそういう声をいただいて、何度かやりとりをしながらできていったものというのは良いものになることが多いです。自分で考え抜いて作ったものだとしても、柔軟に人の視点を取り入れられるチカラは大事ですね。
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3. 違和感を察知できる力  観察力 徹底力 

“憑依”なんて言葉を使うくらい、クライアントのデザインを考えるときは集中してその人らしさを感じ、考え抜いて制作しています。だから、出来上がったものに対して、ほんの少しでも違和感を感じたら、その違和感を見過ごさない、感じ取ることは大事にしています。他の方が見たらわからないような、ミリ単位の違いやどんな小さな違いでも、その人っぽいな、その会社っぽいなと本当に思えるかどうか、細部までその人らしさにこだわり、納得のいくものができるかどうか、そのためには違和感センサーがあるかないか、は大事ですね。経験によるものも大きいかもしれませんが。一緒に仕事をしている主人には時折、相談したり、自分が違和感を感じたそのほんのちょっとの違いについて「こっちとこっちの違いはどう? どっちのほうがいいかな? 」と聞いたりもしますが、「どっちも同じだよ」なんて答えが返ってきたりします(笑)。でも、違うのです。そのほんのちょっとのわかるかわからないかの違いが、その人っぽさを表現するのには大事なのです。ぷるぷるぷるっと震える自分の中の違和感センサーを信じるようにしています。

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仲平 佐保(なかだいら さほ).仲平 佐保(なかだいら さほ)
仲平 佐保(なかだいら さほ)

仲平 佐保(なかだいら さほ)

クライアントその人やそのものを理解する、好きになる。その時点で7割ぐらいのデザインが頭の中には浮かんでくる。

 

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<なぜグラフィックデザイナーになったのですか?>

 

小さなころから工作などモノを作るのは好きな子供でした。でも実はグラフィックデザイナーになろうと思っていたわけではなかったのです。

短大を卒業するころ、「英語がもっと使えるようになりたい」と思い、単身アメリカの大学に留学しました。でも、何を学ぶかはそんなに真剣に考えていなかったのです。その学校のカリキュラムを見たところ、数学や英語といった学問があり、数学は苦手だからダメ、英語はしゃべれるようになりたいけれど、ネイティブの中で果たして卒業できるのかわからない、と消去法で行くとできそうなのがグラフィックデザインしかなく、グラフィックデザインを専攻しました。

大学は無事卒業し、卒業後、外資系IT会社でITコンサルタントとして就職しました。ITコンサルタントになりたかったわけではなかったのですが、当時はデザインよりも英語を活かす職場で働きたいという想いが強く、外資系会社の面接をサンフランシスコで受け、採用されました。ITのこともコンサルタントのこともよくわからないけれど先輩や同僚に恵まれていたこと、またクライアントにとって最前の解決策を見つけ出す姿勢に魅力を感じ、大きな不満もなく仕事に邁進していました。しかし、働くことで初めてわたしはデザインが好きなのだという想いを再認識するようになり、3年でその会社は退職させていただきました。

でも、日本は未経験の仕事に就くのは簡単なことではないのですね。日本の文字について、字のバランスや字と字の空間についても学ぶために、もう一度専門学校にも通い勉強し直したうえで、その後2つの制作会社と広告代理店で仕事をしました。カタログの仕事では、モデルさんのオーディションや写真撮影などもやりましたが、今考えるとそうやってなんでもやったことが自分の中でも役立っています。

広告代理店にいたときに妊娠し、フリーのグラフィックデザイナーとして独立しました。最初は勤めていた代理店からカタログの仕事も頂いていたのですが、自分の周囲の友人は起業している人が多く、そういった個人事業主や会社のロゴやWEBなどのデザインをたくさん手掛けているうちに、自分がやりたいのはそういう自分にとって大切な人たちの思いのある仕事やその人自身を伝えられるデザインを考えることだと強く思うようになり、今はそういったお仕事が中心になっています。

陶芸作家になりたいと、サラリーマンを辞めた主人の都合で今は湯河原でアトリエを持ち、そこで活動しています。

最初のころは自分の周りの起業している友人がお客さんだったことが多かったですが、ありがたいことに今度はその友人が友人を紹介してくれたり、友人のロゴやWEBページを見て、いいと思った方がご連絡くださったりして、仕事が成立しています。

仲平 佐保(なかだいら さほ)

作品を生み出す湯河原のアトリエ

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<グラフィックデザイナーとはどんな仕事?>

.お仕事が決まったら、ご要望だけでなく、その方のお仕事のことを伺います。お仕事の現場に行って、実際に体験したりもしますね。たとえばネイリストさんなら自分もネイルをしてもらうとか。そうやってその人のことや仕事、その人の提供しているサービスをしっかり理解した上で、制作は始めます。小さく自分一人でやっていますからね。WEBに使う写真やイラストも時には自分で手掛けるために、写真の勉強などもしました。デザインのラフをお見せし、なんどか打ち合わせやメールでの確認・修正を重ね、納品になります。

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<一日の仕事スケジュールは?>

6:30     起床 朝食作り、子供を送り出し、洗濯など家事をする
9:30     仕事開始 Aさんの会社のWEBサイトの制作
12:00    昼食 (主人と一緒の場所で仕事をしているので、ご飯を作って一緒に食事します)
13:00    仕事再開 Aさんの会社のWEBサイトの制作
18:00    本日の仕事終了
夕食、家族との団らん

21:00-22:00    子供と一緒に寝てしまうこともしばしば

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仕事は常時大体10件ぐらいのお仕事をいただいています。でも、かかる時間も納期も異なるので、毎日10件のお仕事をしているのではなく、WEBの更新作業など短時間で済む仕事を除いては、一日一日は大体一つの仕事に集中して取り組んでいることが多いです。制作をするときは、その人が憑依するというのか、その人の目線で集中して仕事をするので、時間を細切れにして、●時から●時まではBさんの仕事、●時から●時はCさんの仕事というのは効率が悪く、やりづらいのです。都度憑依するのは大変ですから(笑)。自宅兼アトリエで、子供もいるので、仕事時間にメリハリをつけるようにはしていますね。


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<仕事のやりがいや面白みはどんなことですか?>


ホームページや作った作品そのものを見て、「この作品を見ていいなと思って、デザインをお願いしたいと思いました」と新しいお客様に言われるのはやはり嬉しいですね。自分の制作物を好きになっていただけるのはグッときます。

お仕事を依頼してくださった方のお仕事のことを伺うのもすごく好きなのです。その人のお仕事に対しての思いをじっくり伺います。仕事のことだけでなく、日常会話も交えていろいろなことも聴くことで、よりその人のことや仕事のことが理解できます。自分が大好きな人たちのお仕事のデザインをして、その人が喜んでくださって、また誰かを紹介して下さるのもとても嬉しいですし、ご縁がつながっていくのは本当にありがたいですね。

好きな人たちにエネルギーを注ぐ仕事をしているからだろうか。自然体でくったくのない笑顔が魅力的な仲平さん。

好きな人たちにエネルギーを注ぐ仕事をしているからだろうか。自然体でくったくのない笑顔が魅力的な仲平さん。

 

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<もっとも嬉しかった経験はどんなことですか?>

どの作品を作った時にも、そのクライアントさんの思いがあり、みなワクワクする楽しく嬉しい仕事でしたが、自分と同郷のみかん農家さんが作るジュースのパッケージデザインをできた時はとても嬉しかったですね。

知り合いの美容師さんが、私をみかん農家さんに紹介して下さったことから出会いが始まりました。その方がまだ東京で仕事をされていて、これから愛媛に帰って、実家のみかん農家を継ぐというタイミングでお問い合わせをいただきました。初めて、そこで、自分と同じ同郷の愛媛県の大三島の方であるということを知りました。家も結構近所で親同士はなんと知り合いだったのですよ。

すごいですよね。こんなに世の中は広いのに、大三島という小さな島の方と出会えたことはとても嬉しかったですし、同郷の人のもの、大三島のものを作れることも嬉しかったです。学生や社会人になりたての頃は、小さな島出身って実は私のコンプレックスだったのです。でも、子どもを産んで島に帰ったりすると私の見方も変わり、「瀬戸内海はきれいだな~。大三島っていいところだな~」と自分の島のことを思うようになっていました。また、田舎の自分の親にはそれまで「グラフィックデザイナーっていったい何をする仕事なの?」と思われていて、「JAのJAって文字、あぁいうのを作る仕事だよ」と説明しても、いまいちわかってもらえていなかったのですが、この仕事をしたことで、オレンジジュースやあとから作られたアイスクリームにも私のデザインが使われていて、それが道の駅とかでも販売されたりしているので、親にも自分の仕事をようやく理解してもらうことができました。いろいろな意味で嬉しい仕事でしたね。

商品のパッケージや名刺など思い入れがあったみかん農家さんのお仕事

商品のパッケージや名刺など思い入れがあったみかん農家さんのお仕事


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<逆に今まででもっとも大変だった経験や辛かった経験は?>

仕事自体は好きな人に関わるものをデザインしているので楽しいですし、好きな人に関わるデザインを考えている分には、自然とデザインイメージも浮かんでくるので、イメージが浮かばず困ったこともほとんどありません。納期についても、フリーで仕事をしていますから、ご相談しながらある程度自分のペースで進められますし、イメージさえ浮かべばあまり納期で困ることはありません。

ただ、東日本大震災が起こったあと、自分自身の仕事の価値がわからなくなり、しばらく停滞期になったことがありました。自分の身近な人が被災したり、被災地に自分が行ったわけではないのですが、仕事だけでなく、食に対しても考え方が変わったり、自分の中で考え方が揺らいだり、変わる時だったのかもしれません。

自分がしている仕事は誰かを救ったり、農家のように生きていくために必要な何かを生み出している仕事でもありません。-なんのために私はこの仕事をしているのだろう- 普段クライアントの仕事の話を聴いているときは相変わらず楽しいですし、引き受けた仕事は精いっぱいやっていましたが、仕事に価値を感じ、キラキラと輝いている人を見ると、なんだかとてもうらやましくなっていました。仕事を辞めたいとまでは思わなかったのですが、自分の仕事の大義名分がなくって、ずっと悶々としていた時期が一番つらかったです。グラフィックデザイナーという仕事の価値に自分がOKを出せない、そんな感じでした。

結構その時期は長かったのですが、でもそれを救ってくれたのも仕事でしたね。
お料理教室に通った際、自分が日々愛用している自然農法のオリーブオイルやパスタなどを扱っている会社のスタッフさんと出会い、そこから発展して、オーナーさんをご紹介頂き、商品のパッケージデザインのお仕事をご依頼いただいたのです。自分がもともと好きな会社の商品のデザインを考えるのはぐっと気持ちが上がりましたし、それができたときに喜んでもらえて、想いを視覚化することの楽しさを思い出せ、自分の仕事にOKがまた出せるようになっていきました。

大好きだったお店の商品のデザインに関わらせてもらえたことが長い停滞期を脱するきっかけになった。

大好きだったお店の商品のデザインに関わらせてもらえたことが長い停滞期を脱するきっかけになった。

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<グラフィックデザイナーの仕事の未来はどうなっていくと思いますか?>

今はパソコンを日常的に誰もが使う世の中になってきているので、ロゴだって、チラシだって作ろうと思えばグラフィックデザイナーでなくてもそれっぽいものは作れるのですよね。でも、誰でもできるからこそ、そこでプロとして残っていくためには、違和感を察知するチカラ、言葉では説明しきれない「なんか変」「なんかいい」というニュアンスをキャッチできるのは大事になってくると思います。

突き詰めてクライアントさんや、そのものを考え抜くチカラというのも大事になっていくでしょうね。形ができたとしても、そこにその人の思いが表れているかどうかというのは、また別物ですよね。パソコンの技術や単なるセンスだけでない、プロとしてのそういったチカラがこれから残っていくグラフィックデザイナーには求められるのではないでしょうか。
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<今の仕事と同じように向いていそうな仕事はありますか?>

旅しながら現地の人の写真を撮るルポカメラマン?(笑)のような仕事は向いていると思います。カンボジアに家族旅行で行った時、子供やおばあちゃんと知り合い、その方たちの日常の写真を撮っていたのですが、いい写真も撮れて、すごく楽しかったのですよね。プロフィール写真のような写真ではなく、初めて出会ったその人のその人らしさが凝縮している自然な瞬間を撮るのは得意ですね。その瞬間、その人らしさや空気をつかみとって、アウトプットとして表現するのは、グラフィックデザイナーとある種共通するところもあります。「わぁ~好き! 撮りたい! 」って、撮りたくてたまらないという感覚になりますし、たまらなくわくわくします。あとは旅でいろいろな人と出会うのが好きなのですよね。いろいろな場所でのいろいろな人とのつながりを大事にしているので、そこも向いていると思うポイントです。仕事でない気楽さがあるから好きなのかもしれませんが。
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キャリアカウンセラー舛廣純子の  シゴトのチカラ考察 
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自然体でくったくのない笑顔が本当に素敵な仲平さん。お会いした瞬間から、まるで旧友とおしゃべりしているようでした。私がインタビューをする側なのに、時折私にも関心を寄せ質問をするその姿から、人に対しての興味関心が強い方なのだなということが伝わってきました。「その人が好きであること、好きになること」-短時間で関係構築し、傾聴ができる、だからこそ、その人のことが深く理解ができ、その人のことを好きになれる― インタビューの中でも、仲平さんのそんな資質は自然と伝わってきました。

仲平さんのインタビューの中で印象的だった言葉が「憑依」と「違和感センサー」。
その人が憑依するぐらいその人を思い入り込むことが、ロゴデザインといった企業やその人そのものを表す新たな形を生み出すのには必要とのこと。共感力だけでもなく、集中力だけでもない、集中共感力とでもいうのか、静かだけれどすごいエネルギーがあの小さなロゴデザインを作るのにも必要なのだと聞き、それはいくら私たちがパソコンで気軽に「ロゴっぽいもの」を作ろうとしてもかなうものではないグラフィックデザイナーのチカラなのだなと思いました。また、素人が見ても捉えられないものを捉える「違和感センサー」。表現やクオリティへのこだわりとも言えるのでしょうが、これもプロだからこそのチカラだなと思います。

センスに加えて、どれだけ相手を理解し、その人らしさの表現にこだわり抜けるか、それがこれからのグラフィックデザイナーには大切なのでしょうし、そういった仕事やクライアントへの熱量がきっと「この人にお願いしたい」「この人をほかの人に紹介したい」につながり、仲平さんの大切にする「ご縁」を生み出しているのではないかと思いました。

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(次回もお楽しみに。毎月2回、第2第4月曜更新です)
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TOOLS 13   自分を好きになるリフレーミング
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TOOLS 20  後悔しない道の選び方(後編)

 

舛廣さんってどんな人?

PEOPLE 04 舛廣純子(キャリアカウンセラー)
就職は子育ての最終章。就活生の親に読んで欲しい本を出版

 


舛廣純子

舛廣純子

ますひろ じゅんこ フリーランスキャリアカウンセラー。1972年、東京都出身。日本女子大学人間社会学部文化学科卒業後、化粧品商社に営業職として入社。会社の民事再生、自身の出産・育児を機に2 回の転職を経験。自らの転職経験からキャリア支援に関心を持つようになり、社会保険労務士、キャリアカウンセラーの資格を取得。2007 年、キャリアカウンセラー・講師として独立。大学生の就職支援・キャリア教育、社会人の転職支援・キャリア形成支援を中心に活動。支援学生の高い就職率とわかりやすいセミナーには定評がある。特技は長所探し。2013年12月に学研教育出版から『就活生に親が言ってはいけない言葉 言ってあげたい言葉』を出版。ブログ:http://ameblo.jp/shuukatsumamanoblog/