弁護士は今すごく増えていて就職難とも言われています。法律事務所に就職できずにいきなり独立する「即独」、お金が無くて実家で携帯だけでやる「ケー弁」なんて言葉もあるくらいです。今後はそこにAIも入ってきますからね。今アメリカではAI弁護士
連載「しなキャリ図鑑」とは 【毎月2回更新 / 第2第4月曜】
「しなやかに生きる人のためのキャリア図鑑」の略称。キャリアカウンセラー舛廣純子が、イキイキと働く仕事人にインタビューし、その仕事に大切なチカラを中心にキャリア・仕事そのものも掘り下げます。10年後の未来に自分がどんな風に仕事をしているのかも見えづらくなった今の時代。インタビューを読むことで、自分の持っている力にも気づいたり、したことのない仕事に興味を持ったり、これから伸ばしたい自分の力を見つけられたなら、あなたの仕事人生も変化に対してさらに強くてしなやかなものになっていくかもしれません。
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第8話 弁護士のチカラ
2つのソウゾウリョクを駆使して、人間にしか導き出せない解決策を考える
TEXT : 舛廣 純子
教えてくれた人
中嶋 俊明(なかしま としあき) 弁護士
2008年に神戸大学ロースクールを卒業。同年司法試験に合格。大阪にて、企業から個人まで幅広い分野で多くの裁判を手掛け、刑事事件でも逆転無罪を勝ち取るなど活躍。2014年に弁護士法人東京新宿法律事務所に移籍。現在は、所属事務所において教育指導も担当。また、日本弁護士連合会でも、司法修習生指導担当弁護士として後進の育成を担う。
<弁護士として大切な能力は何ですか?>
1. 2つのソウゾウリョク 想像力 相手の立場に立って考える力 創造力 柔軟性
想像力と創造力、そのどちらもが必要だなと思います。
想像力、つまりイマジネーションするチカラですが、「こういう風にしたら、その後どういう風に物事が進んでいくのだろう」と想像しながら進めていかないと、行き当たりばったりになり、交渉は失敗します。想像力を養うには、事案について勉強を重ねるだけでなく、自分が相手の視点から物事を見直す意識が持つことが大切です。「自分がこの人ならどう思うのだろう」「そういう人ならこういう手段に出られたらこう出ちゃうんじゃないかな」―ケースの中に自分を入り込ませ、相手の視点から、相手の出方のパターンもいくつも考えます。
同時に、依頼者や相手方の言葉をそのまま字義通りに受け取るのではなく、その言葉の裏にある心情や真意に対して想像力を働かせることも重要です。依頼者の多くは「自分が正しいことを証明したい、理解してもらいたい」という思いで相談に来られます。それをきちんと理解せずに、ただ依頼者の「お金をとりたい、相手をやっつけて欲しい、裁判を起こしてほしい」という言葉を形式的に受け取り、なぜ依頼者がそうしたいのかに思いを巡らせないと、うまく解決はできないですね。
依頼者が求めている利益が何なのか、それは現状のままだとどうなるか、どのようなアクションを起こせば、相手はどのような反応を示すか、思いを巡らせていくつもの場面を想像・想定したうえで、次に大事になってくるのが、クリエイティブに考える創造力です。依頼者の利益を実現するために、どれだけ有効なオプションを考え出せるかということです。
たとえば、夫から浮気をされたことが原因で離婚したいけれど、いまもらっている月30万円の生活費はそのまま子どもが成人するまでもらい続けたいといった相談がありました。夫も浮気は認めていましたから、離婚しても子どもが成人するまで月30万円は払うと言っているんですね。で、この条件を真に受けて離婚してもよいのかどうかと相談に来られたわけです。法律上は養育費って当人同士が合意をしていても、後で事情が変われば減額できるんですね。そうすると、いま合意していても、後で減額されちゃうかもしれません。じゃあどうするかというと、それ以上は本を読んでも書いていないわけです。そこで、話を終えるか、何か依頼者の希望を叶える案がないか考え抜くか、それが創造力のある弁護士かどうかの違いだと思います。
この依頼者がなんで毎月30万円をもらいたいか想像すると、やっぱり浮気されたことによる仕返しの部分とあとは生活費としてですよね。養育費という名目にこだわりはないわけです。そうすると、浮気は認めてそれだけ毎月払うと言っているのですから、養育費は相場通りにして、相場を超える部分は慰謝料として毎月分割という形で合計30万円になるように慰謝料の総額を決めれば良いんじゃないかとアイディアが浮かぶわけです。そうすれば養育費ではないので、養育費減額調停をされるリスクは、そのまま養育費とするよりは各段に減ると考えられます。
こんなことは本には書いてありません。聞いてしまえば「なんだそんなことか」と思うかもしれませんが、その「そんなこと」を考え出せるかどうか、考えようとするかどうか、それが大事なのだろうと思います。法律や裁判例などに基づいて回答するだけなら、インターネットで十分です。それは、単なる思考停止であって弁護士の怠慢だと思います。
クリエイティブというと、芸術関連やIT技術など専門分野のイメージを持ちやすいですが、離婚事件や相続事件など、一般の方々が遭遇する可能性のある一般民事と呼ばれる分野の事件にこそ、柔軟で創造的な発想が不可欠です。
離婚で親権が問題になっている事案でも、男性側は親権が認められにくいからといって、親権が取れない場合に備えて、面会交流を多く確保するという選択肢にとどまるのか、「そもそも本当に離婚が正しいのか」という発想から、離婚原因や養育費や面会交流など、いろいろな点でお互いの意見をさらけ出した今なら復縁の可能性もあると考えて提案してみるのか、それだけで依頼者の満足度はずいぶん変わってくるものです。
一見、突飛な提案だと思われるものも、依頼者にとっては一番の解決法ということもあるわけで、ひとつの解決策といえるなら柔軟にそういった方法を提案することも弁護士の役目だと思うのです。
勝ち負けにだけこだわっていては、そういった発想にはなりにくいと思います。一方に勝利をもたらすのではなく、お互いが与え合い、敗者のいない状況を作り出す、そんな解決を常に目指しています。
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2. 2つのキクチカラ 質問力、共感力
1つは質問するための訊く力です。依頼者や状況を理解し、想像するために、さまざまな角度から質問します。
もう1つは傾聴するための聴く力ですね。謙虚な姿勢で、自分の価値観で物事を決めつけずに、相手の話を良く聴くことはとても大切です。ただし、問題解決のためには、共感、理解しても、まるごと受容したり、依頼者化せず、客観的になることも大事です。依頼者以上に弁護士が依頼者化して感情的になると交渉が困難になるので、困ってしまいますね。
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3. 諦めないチカラ 粘り強さ
最後まで諦めないことは大切です。費用対効果の問題もありますが、私は負けそうな事案だから引き受けないということはしません。人同士の話ですから、一方が100%悪いということほとんどなく、何かしらの落としどころ、解決方法はあるわけです。その落としどころを粘り強く考えて見つけ出し、それに粘り強く向かっていく、当たりまえですがとても大事なことです。
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同僚と繰り広げられる議論、こっちから攻めるかあっちから攻めるか戦略を考える時間がなんとも面白い
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<なぜ弁護士になろうと思ったのですか?>
中学3年の時にバラエティ番組で弁護士が出ているのを見て、「こんなに言いたい放題言って、お金をもらえるなら楽しそうだな」と思ったのが、実は弁護士に興味を持ったきっかけです。漠然と、医者と弁護士はモテるし、儲かるというイメージもありましたね(笑)。
実は私、すごく負けず嫌いなところがありまして、私の出身高校は進学校ではなく、大学進学者も少ないようなところでしたので、「そんなところから弁護士になれるはずがない」と浪人時代に言われたことにカチンときてしまったんですね。「いまにみてろよ」という気持ちが司法試験への原動力のひとつになっていたように思います。
それと、自分自身サラリーマンにピンときてないところがあったことも大きいです。会社という組織に属すということよりも、一職人として「直接お礼を言われて、誰のためにやっているのか実感でき、目に見えて結果がわかるものがやりたい」という思いもありましたね。
最初に就職した大阪の法律事務所で、6年間の経験を積んだ後、もっと個人の仕事を増やしたり、挑戦したい気持ちが強くなり、2014年に東京の現事務所に移りました。遅くまで仕事をしても、それが苦にならないのは、好きなことを仕事にしているからで、そういう意味では幸せだと思います。
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<弁護士とはどんな仕事なのでしょうか?>
相談者との面談 → 見積もりの作成、契約書の作成 → 相手またはその弁護士への連絡 → 依頼者との打ち合わせ → 交渉、通知書などの作成 → 示談成立、または調停や訴訟申立 → 和解または判決、というのが一連の流れですね。
交渉は意外かもしれませんが、実はほとんど書面、時にはメールで行います。ペアの後輩の事案も一緒に見ているため、全面的にコミットしている事案ばかりではありませんが、通常60〜70件の事案を持っています。それ以外にも個人的に受けている事案も30件位あります。最長1つの事案に3年間くらい関わったこともあります。
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<一日の仕事スケジュールは?>
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10:00-12:00 相談者の方の面談(1~3件)
12:00-13:30 電話やメール対応 昼休憩
13:30-15:00 裁判に出廷、まれに弁護士会館等で相手方弁護士と協議
15:00-17:00 相談者の方の面談(1~3件)
17:00-20:00 執務室で裁判所に出す書面を起案、電話対応
日中はもっぱら打ち合わせや裁判です。書面の作成はほとんどが夕方以降の電話が鳴らない時間にしています。書面の作成に関しては、「神は細部に宿る」という考えをモットーにしています。依頼者の弁護士に対する評価・信頼にダイレクトにつながるのも書面ですから、誤字脱字にはもちろん、インデントのずれにも注意を払い、フォントなどにも気を配るようにしています。後輩からはとにかく細かいと嫌がれますが(笑)。
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<仕事のやりがいや面白みはどんなことですか?>
同僚弁護士と解決に向け、論理的に議論しあうのは楽しいです。ここはこう言ったほうがいいのでは、こっちから攻めるかあっちから攻めるか、依頼者やみんなの利益を考えて最善の着地点に着地させる、そこまでの戦略を考えるのが面白いのです。そうやって一生懸命考えたことが依頼者の問題解決につながり、喜ばれた時は「あぁやってよかった」と思いますよね。「先生に会えてよかったです」って言って下さる方もいるので、嬉しいです。
また、いろいろな業界の方と面識ができるという点も面白みのひとつです。いま、フィットネスのプログラムや音楽を制作している会社の顧問をさせていただいているのですが、たとえば、初心者用のフィットネスプログラムを制作するにあたって、運動神経がまったくない私でもできるようにということで、あえて素人の私も監修に入れていただいたりとか。ほかにも不動産会社や太陽光発電の会社の顧問など、バラエティに富んだ業種の方と一緒に仕事ができるのも、弁護士の面白みのひとつだろうと思います。
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<今まででもっとも嬉しかった経験はどんなことですか?>
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ある中小企業のアパレル会社の社長さんがご相談にいらしたのですが、取引先から1千万円ぐらい裁判で請求されているというご相談で、お話を伺うと、「でもそれは払う義務はないのでは」という見解になりました。「やるんだったら、最善は尽くして、やるからには絶対に負けたくないので頑張ります」と言って、いくつか相談された弁護士事務所の中から私を選んでくださり、引き受けました。難しい点もあり高等裁判所までもつれ込みましたが、最終的にこちらは一切の負担なく解決することができ、それがきっかけで個人的に顧問契約も結ばせてもらっています。
当時の弁護士経験に乏しい自分にとっては大きな事案で、「もし負けたら、社長は1千万を払わなくてはいけない」と思うと、けっこうなプレッシャーでした。貿易も絡む事案で、ぜんぜん私もその時は知識がなく、「私もわからないこともあるので、いろいろと調べることになりますが、ともかく精一杯やらせてもらいます」と言って、実際社長にもたくさんの質問もしました。
後日社長に、なぜ自分に任せて下さったのか聞いたら、「“絶対に負けたくない”と言ってくれたのは先生が初めてだった。他の弁護士はリスクの説明止まりだったけれど、先生だけは、そこから一歩踏み込んで、“やるからには絶対に負けたくないので頑張ります”と言ってくれた。先生はまだ若かったから、正直不安な部分もあったけれど、先生の心意気ならきっと一生懸命調べたり、考えて一緒にやってくれると思ったんです。これからもよろしくお願いします」と言って下さいました。それを聞いた時は、「社長の期待に応えたいと頑張って、あぁよかったな」と、とても嬉しく思いました。
弁護士の中にはリスクを考えて及び腰な伝え方や淡々と伝える人もいますが、熱意を伝えることの大切さを学んだ事案でしたね。それ以降は、ご依頼を受ける際には、変にクールぶらず、できるだけ熱意が伝わるように心がけるようにしています。

弁護するものとしての熱意は依頼者に臆せず伝える
<逆に今まででもっとも大変だった経験や辛かった経験は?>
どれも最終的に「やってよかったな」になるので、あまり大変だったとは記憶していないのですが、いろいろな理由で信頼関係が壊れてしまうときが一番辛いです。お金を頂いてやっていても、私たちも自分を信頼・評価してほしいという気持ちはあります。だからこそ、相手じゃなくてこちらに矛を向けられるようなこと、信頼関係を壊してしまうような言動は残念な気持ちになりますね。また、それだけの信頼関係しか築けなかった自分の未熟さにも反省しています。
今でも記憶に残っているのは、ある刑事事件で、被害者との間で請求されている金額の6割で示談を成立させて、無事に不起訴で終わることができたのですが、終わった後に事案の詳細を知らない第三者の横槍により、依頼者が示談金額が高すぎるといって感情的になったケースがありました。示談の際には本人も喜んでいましたし、しっかり説明していただけに、非常に残念な気持ちになりました。当時の私も未熟でしたね(笑)。
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<弁護士の仕事の未来はどうなっていくと思いますか?>
よく言われる話ですが、司法改革の影響で弁護士は今すごく増えていて、就職難とも言われています。法律事務所に就職できずに、いきなり独立する「即独」、お金が無くて実家で携帯だけでやる「ケー弁」なんて言葉もあるくらいです。
現状ですら司法試験合格後、職業としてどう確立させていくのか、厳しさもある職業です。今後はそこにAIも入ってきますからね。実際、今アメリカではAI弁護士を倒産分野で導入している法律事務所もあるそうです。
今後、法曹業界もAIが台頭してくるのは、そんなに遠くはないと思うので、コンピュータではできないクリエイティブな、つまり形式的に法律を当てはめて出した選択肢ではなく、関係者のさまざまな思惑や感情や利害関係を考慮した第三の解決方法を考えたり、感情面に配慮できるような「人にしかできないことができる」弁護士が勝ち残れるのかなと思います。
クリエイティブで双方が満足できるような解決策を考えられるかは、その弁護士に「交渉力」があるかどうかだと思います。交渉というと、みなさんは相手からできるだけ利益を奪いとるということをイメージしがちですが、交渉は相手を打ち負かすものであってはいけません。勝ち負けではなく、お互いに与え合うことで、負ける人を作らないというのが交渉の神髄だと思っていますし、どうすれば与え合うことができるかという点が弁護士の腕の見せ所です。
編集部注:中嶋俊明さんがオーディナリーで執筆した「与え合う交渉術 – 与え合うことが最上の結果を生む!」もぜひお読みくださいね。
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何か依頼者の希望を叶える案がないかとことん考え抜く。西新宿の眺望を見ながらひとり集中して考える。
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<今の仕事と同じように向いていそうな仕事はありますか?>
学校組織は向いていないですが、教えることは向いているかなと思います。今も事務所の中で教育を担当していますが、人にものを教えるのは好きですね。あとは同僚弁護士とああだこうだ話しながら戦略を導き引き出すみたいな時間にもやりがいを感じるので、人と何かを作り上げるのは好きだと思います。
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キャリアカウンセラー舛廣純子の シゴトのチカラ考察
中嶋さんに弁護士にとって大切なチカラを聞いたときに真っ先に出てきた言葉は「創造力」で、弁護士=法律というルールの中で仕事をしている人、というイメージを持っていた私にはとても意外でした。テレビの中の弁護士は、「知識」「論理的思考」「説得力」「地道な情報収集」「根気強さ」「依頼者利益第一」そんなイメージだったかもしれません。
「弁護士はそれなりにみんな知識や論理的な思考は持ち合わせているわけで、どんな事案でも裁判例をある程度調べて、法律に照らし合わせれば、一定の回答は導けてしまうのですよね。」と中嶋さんは言っていました。一定の回答をルールの中で導き出すだけの弁護士でも、今までなら良かったのかもしれないけれど、競争が激しいだけでなく、AIがそれを担ってくれるようになる今後は厳しくなっていくということなのでしょう。
一般的にステイタスが高いと言われてきた弁護士の仕事でも、AIの台頭はその仕事の性質、求められるチカラを変えていくのだな、と実感したインタビューでした。そして、どんな仕事においても、これからの時代の中で勝ち残っていける人は自分自身やその仕事の定義自体も変容させていける人、その時々で必要なチカラを見極め、磨いていくことが出来る人なのではないかとも思いました。
さて、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は第7話に登場した相模原市議会議員のいがらしちよさんが挙げた市議会議員にとって大切なチカラと今回中嶋さんが挙げた弁護士にとって大切なチカラは実はとても似通っています。問題解決能力→創造力、コミュニケーション能力→2つのキクチカラ、諦めないチカラはどちらも同じ言葉で挙げていらっしゃいました。理想や社会正義を実現する仕事であるという面でも似ているかもしれません。そうやって考えてみると政治家で弁護士という方も結構いますよね。政治家は選挙、弁護士は司法試験、とともに難関を潜り抜けなくてはいけませんが、もしかすると資質的にはキャリアチェンジしやすいお仕事同士なのかもしれませんね。
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(次回もお楽しみに。毎月2回、第2第4月曜更新です)
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舛廣さんってどんな人?
PEOPLE 04 舛廣純子(キャリアカウンセラー)
「就職は子育ての最終章。就活生の親に読んで欲しい本を出版」