小林圭子の「旅って面白いの?」 【第41話】 他人を通して見えたのは自分自身の弱さだった<ネパール>

「旅って面白いの?」

部屋に戻ってからも私は罪悪感からヨシコさんの方を向くことができなかった。2人の間に沈黙が続き、重々しい空気が流れる。(あー、もう! このままじゃダメだ… )意を決して口を開く。「今日さ、私、ヨシコさんから逃げた」自分でも思っていなかった言葉が
連載「旅って面白いの?」とは  【隔週水曜更新】
世界一周中の小林圭子さんの旅を通じて生き方を考える、現在進行形の体験エッセイ。大企業「楽天」を辞め、憧れの世界一周に飛び出した。しかし、待っていたのは「あれ? 意外に楽しくない…」期待はずれな現実。アラサー新米バックパッカーの2年間ひとり世界一周。がんばれ、小林けいちゃん! はたして彼女は世界の人々との出会いを通して、旅や人生の楽しみ方に気づいていくことができるのか。

 

第41話  他人を通して見えたのは自分自身の弱さだった<ネパール>

TEXT & PHOTO 小林圭子

 

.

心に残る『後悔の一日
目の前にいる人から逃げ出してしまった自分

.

 

「あぁ、もしあの日に戻れたなら… 」

もしかしたら、誰にでもそんなふうに思う『後悔の一日』があるかもしれない。旅をしていると、人・景色・食べ物、あらゆるものと常に一期一会を繰り返していて、それがわかっているからこそ、できるだけ後悔しないように自分に正直でいることが大切だった。

それなのに…。あれから1年半以上経った今でも忘れられない、自分の旅史上、最低の一日。もしあの日、彼女から逃げずにちゃんと向き合っていれば、いつも通りのなんてことない、旅の中での日常の一日として処理され、きっとここまで脳裏に刻み込まれることはなかったかもしれない。だけど…。

そんな今回のお話、舞台はネパールのポカラ。町の中心には美しい湖がどっしり腰を下ろし、その湖畔ではたくさんの人がサイクリングを楽しんだり、カフェでゆっくり本を読んだりと、思い思いの時間を過ごす。さらには、市内から壮大なヒマラヤの山並みを臨むことができる、風光明媚な田舎のリゾート地ということもあり、特にトレッキング目的の観光客から絶大な人気を誇る。

私はトレッキングにはそれほど興味がなかったけれど、カトマンズの宿の主人やツアー会社のスタッフさんから「せっかくネパールに来たんだから、ポカラには行っておいた方が良いよ。カトマンズと違って静かでキレイな町だから、そこでゆっくりしておいで」とアドバイスをもらい、「そんなにみんながオススメしてくれるんだったら、行ってみるか」と素直に足を運んでみることにした。

そうと決まれば善は急げ。カトマンズからポカラへはバスで約7時間の道のり。宿のレセプションで、2日後の朝7時に出発するバスのチケットを購入し、その日を迎えた。

 

牛さん、邪魔だよ。道路を我が物顔で堂々と歩いている(笑)。みんなちゃんと避けて走ってくれるからね

牛さん、邪魔だよ。道路を我が物顔で堂々と歩いている(笑)。みんなちゃんと避けて走ってくれるからね

 

 

バス時間は睡眠時間
同乗者はかわいい弟分天然娘

.

同じバスでポカラに向かう日本人は、私を含めて3人だった。1人は宿で仲良くなった、かわいい弟分のような存在の亮太くん。一緒にごはんを食べたり、カトマンズを散策しているうちにすっかり打ち解け、今回「一緒に行こう! 」ということになった。そしてもう1人は初対面のヨシコさんという同年代の女性。オーストラリアからネパールに1週間ほど旅行で訪れたという彼女と、出発前にお互い「はじめまして」と挨拶し、私たちはそれぞれバスに乗り込んだ。

朝早い出発だったこともあり、バスに乗ってすぐに私は眠気を催した。また、聞いていたほどの悪路でもなく、ガタゴトガタゴトと車体が小刻みに揺れる感覚がむしろ心地良く響き、余計に眠りを誘った。

時折目を覚ましては、いかにも自然むき出しといった荒々しい風景を窓の内側から確認し、また眠りに落ちる。その繰り返しだった。そして半分ほど来たところでお昼休憩。バイキング形式のオープンカフェのようなお店で、はじめはそのシステムがよくわからず、きょろきょろと周りの人の様子をしばらく見ていると、どうやら頼む品数によって値段が異なるようだった。他に周りには何も無いのを良いことに、少し割高だったけれど、ここで食べておかないとまた数時間は何も食べられないので、仕方なくおかず数品をオーダーする。

「わりと早く着いたねー」

ほとんど寝ていたので、正直、早いも遅いもわからなかったけど、2人に向かってそう声をかけた。3人でひとつのテーブルを囲んで、急ぎ気味に食べ物を口に運ぶ。休憩時間が短いのであまりゆっくりおしゃべりもできない。

「そういえば、今日泊まる部屋って取ってますか?」

亮太くんは向こうに着いてからいろいろ見て決めると言っていたけれど、ヨシコさんはどうなんだろう。ちなみに、私はあらかじめインターネットで人気のゲストハウスを調べて予約していた。

「私、すっごく時間かけていろいろ調べて、良さそうなところを見つけたんですよー!」

ヨシコさんが嬉しそうに話し出す。しばらく聞いていると、どうやら私が予約したゲストハウスと同じところを言っていることがわかった。

「あ、私もそこ予約しましたよ。良さそうですよね。じゃあ、ヨシコさんももう予約してるんですね」

「いえ、私はまだ予約してないんです。行ってからで良いかと思って」

(……。そんなにいろいろ調べたんだったら、ついでにネットで予約したら良いのに…。変わった人だな… )

しかも日本人旅人にとってはものすごく知名度の高いゲストハウスだったので、行ってみて空いている可能性もそれほど高くないんじゃないかと思われる。

他にもいろいろと話しているうちに、ヨシコさんは相当に天然な人だということがわかってきた。また、年齢のわりに若いというか幼いというか、そもそもの童顔も相まって、いわゆる年齢不詳タイプの女性だった。イマイチ噛み合ない会話と微妙な空気感の中、私たちは食事を終え、再びバスへと乗り込んだ。

 

 

天然娘とまさかのルームシェア!?
だって「なんか気になる」んだもん…

 

その後も順調に数時間走り、特にトラブルも無く、バスはポカラのバスターミナルに到着。亮太くんと別れた私たちは件のゲストハウスへと向かった。

バスターミナルからは案外遠く、荷物を背負った私たちはハァハァ言いながら坂道をのぼる。

「結構遠いですね。たぶんそろそろじゃないかと思うんですけど… 」

「あ、あれじゃない!?」

ゲストハウスらしき大きな建物の前で、管理人と思われる男性が庭いじりをしているのを発見。その人のもとへ寄っていき、声をかける。

「すみませーん、予約している小林です」

「あ、ちょっとこちらでお待ちください」

男性は奥から予約簿を持って戻ってきた。それをペラペラとめくり、

「1名でご予約の小林さんですね。お部屋は3階になります」

と鍵を渡してくれた。

続いて、ヨシコさんの番。

「あの、私、予約してないんですけど、部屋あいてますか? 」

「えっと… 今日はもう予約がいっぱいで全部埋まってしまってるんです。すみません」

「えっ… どうしよう… 」

ヨシコさんに動揺がはしる。

(ほらー、だからホームページから先に予約しておけば良かったのに… )

「もしよろしれけば、小林さんのお部屋、ちょっと狭いかもしれませんが、ベッドは2つありますので、お2人で泊まっていただいても結構ですよ」

ここで思ってもいなかった提案が飛んできた。ヨシコさんは今朝会ったばかりの人でよく知らないし、正直あまり会話も噛み合わない。だけど、なんか気になるというか、心配というか、彼女のことをこのまま放っておくことはできない。よし、きっとこれも何かの縁だ。

「あ、じゃあ、部屋シェアしましょうか。私はかまわないですよー」

「本当ですか!? ご迷惑おかけしてすみません。よろしくお願いします」

こうして私たちはポカラでの滞在を一緒に過ごすことになった。

 

 

天然娘は能力者だった!!
感覚の鋭さはお見事です

 

日没までまだ時間があったので、ヨシコさんと町をぶらぶら散歩してみることに。

「ちょっとカフェで休んでから、湖の方に行ってみましょうか」

「良いですね、そうしましょう!夕陽がキレイに見えるかも」

小さな町だけど、だんだん観光地化が進んでいることもあり、オシャレなカフェやレストランも多い。メイン通りには雑貨屋さんやお土産屋さんもたくさんあって、見ているだけで乙女心をくすぐられる。

15分ほど歩いたところで、

「あ、ここのカフェはどうですかねー。クレープ美味しそう!」

「うーん、、他のところにしませんか? なんかこの店、あまり良くないものを感じるので… 」

(……。)

別のお店を求めてまたテクテクと歩き出す。そしてふとさっきの言葉から気になった疑問をぶつけてみる。

「あのー、変なこと聞きますけど、、ヨシコさんて不思議なチカラ持ってませんか…?」

「えっ… なんでわかったんですか?」

「!!?」

(やっぱり…)

さっきゲストハウスで感じた「なんか気になる」理由が少しわかった気がした。彼女はただの天然娘というわけではなく、『第六感的なもの』がものすごく鋭い人だったのだ。思わず、私の背筋にはゾクッとしたものが走り、能力者である彼女との出会いがとても特別なものに感じられた(完全にRPGの世界にいる気分…笑)。

そして、入りたいカフェを見つけられなかった私たちは、さっきヨシコさんが『あまり良くない』と言ったカフェに戻り、結局そこでお茶をしたんだけど、なんと興味深いことに、注文したものと違ったものが出てきたり、携帯電話の充電を頼んだのにちゃんと充電できていなかったり、お会計の金額を間違えられたりと、彼女が感じたとおり、そこはまさに『あまり良くない』カフェだった(苦笑)。

さて気を取り直し、私たちはようやくお互いについて少し話をした。私は日本で何をしていたのか、なぜ旅をしているのか、など。彼女はオーストラリアで何をしているのか、なぜオーストラリアに移住したのか、など。そして私が彼女に対して一番興味を感じている、彼女の能力についても。

彼女はどうやら以前から自分の感覚の鋭さについて気付いていたらしく、同じようなチカラを持つ知り合いからも「その能力を開花させた方が良い」と言われたことがあるとのことだった。だけど、彼女自身、今はまだそのときではないと、チカラを抑えて生きている、のだと。

それを聞いて、つくづく面白い人だと思った。もし私が彼女の立場だったら、すぐにでも自分が持っている潜在能力を開花させたいと思っていただろう。

カフェを出た後は、夕陽を眺めながら湖畔を歩き、夜ごはんに和食屋さんでカツ丼を食べ(カトマンズに引き続き! 笑)、またさっきとは別のカフェでお茶をし、ようやく部屋に戻って長い一日は終わった。

ポカラの中心にある湖。何時間でも見ていられる素晴らしい景色。湖畔を散歩するのが好きだった

ポカラの中心にある湖。何時間でも見ていられる素晴らしい景色。湖畔を散歩するのが好きだった

 

 

約束をすっぽかして町をぶらぶら
後悔したって時既に遅し…

 

翌朝、私たちは一緒に瞑想をしに行く約束をしていた。前日歩いていたときに見つけたスタジオがあり、そこに行ってみようと。瞑想のクラスは11時スタートで、ヨシコさんはその前に行きたい場所があるからと言って先に部屋を出た。私も気になるお店があったのでちょうど良かった。私たちは10時50分にスタジオの前で落ち合うことにして、別々に行動を開始したんだけど、それが全ての過ちの始まりだった。

私は行きたかったお店で買い物をした後、「さて、そろそろスタジオに行くか」とそこに向かったものの、なかなかそのスタジオが見つからない。

「あれ…、おかしいな…。どこにあったっけ… 」

同じ道を行ったり来たりしながら、昨日見かけたスタジオを一生懸命探す。だけど、どうにもこうにも見つからない。しかも、ヨシコさんと連絡先を交換していなかったので、連絡しようにも連絡もできない。10時50分が近づき、私の焦りは頂点に達した。と同時に、「ダメだ、もう間に合わない…」とそこでスタジオを探すのを諦めてしまった。

「こうなったら仕方がないから、瞑想はヨシコさん1人で行ってもらうことにしよう」

彼女も子どもじゃないし、私が来なかったらきっと1人で行ってくれるだろう、と勝手に決めつけて、私は引き続き、適当に町をぶらぶらすることにした。

1人でお昼ごはんを食べ、1人で町の中心地を端から端まで歩いて、1人でカフェでお茶を飲み、夕方、ようやくゲストハウスに戻った私は、ヨシコさんの

「ケイコさん! 良かった、無事で! 」

の声を聞き、とっさに

(しまった… )

と思ったけれど、時既に遅し。

聞くところによると、ヨシコさんはスタジオに私が現れなかったから、私にもしものことがあったんじゃないかと心配になって、瞑想クラスには参加せずにずっと私を捜していたらしい…。彼女も私と同じように町を歩き回っていたけれど、運悪く私たちは出会うことができなかったのだ。

私は自分のいい加減な行動をものすごく恥じ、彼女に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになった。長期で旅をしている私と、1週間の休みを利用してネパールに旅行に来ている彼女とでは、1日の重みが違う。彼女の1日を台無しにしてしまったと感じた私は、動揺のあまり、そこからしばらく抜け殻のようになった。

 

「私、あなたから逃げた」
衝撃の告白と心通わせた夜

 

私とヨシコさんと、ゲストハウスで知り合った日本人の男の子2人で夜ごはんを食べに外に出た。美味しいと評判のピザ屋さん。ひとり旅だとなかなかピザを1枚注文するってことがないから、久しぶりに見るピザにテンションが上がる… はずだった。だけど、とてもそんな気分にはなれない。私があまりに物を発しないので、3人は私が疲れているんだと気を遣ってくれている。その空気がまたとても痛々しかったけれど、そこまでいくと、もうどうしようもなかった。

部屋に戻ってからも私は罪悪感からヨシコさんの方を向くことができなかった。2人の間に沈黙が続き、重々しい空気が流れる。

(あー、もう! このままじゃダメだ… )

意を決して口を開く。

「今日さ、私、ヨシコさんから逃げた」

( …… ん?)

自分でも思っていなかった言葉が口から飛び出し、それに驚いた。そして彼女も一瞬ギョッとした顏をしたけれど、

「うん、そう思ってた」

と静かに答えた。

(やっぱりバレてたんだな… )

そう、よくよく振り返って考えてみると、私は今日一日、なんとなくヨシコさんを避けていたような気がする。瞑想スタジオが見つからないんだったら、一度ゲストハウスに戻ってヨシコさんを待てば良かったのに、そうしなかった。あえて夕方までふらふらしてヒマを持て余す、なんてことをしなくても良かったのだ。

でも何で…? 何でそこまで彼女を避ける必要があったんだろう…。もしかしたら、彼女の鋭い感覚で、自分の内側を全て見透かされてしまうことが怖かったのかもしれない。

「そっか、ホントにゴメンネ… 」

それまでの沈黙がウソだったように、そこから私たちは堰を切ったようにしゃべり始め、夜な夜な、朝の4時頃まで語り明かした。

(そこまで言わなくても良いじゃん… )

と思うくらい、その日の私の行動についていっぱいダメ出しもされたし、その分、いっぱいアドバイスももらった。それを全て受け止めるのに相当のパワーを要してグッタリとなっている私に対して、最後に、やはり天然の彼女らしく、

「私のおかげで、ケイコさん、自分の良いところにいっぱい気付けて良かったね」

と言ったのには、笑わされたけれど。

そして、翌日。湖畔のカフェで遅めの朝食をとり、私たちは別れた。こんなに濃い3日間を一緒に過ごし、お互いをわかり合えるような関係になったけれど、結局、連絡先を交換することはしなかった。

1年半経った今でも、ヨシコさんに言われたことを時々思い出しては、「ヨシコさん、オーストラリアで元気にしてるのかなぁ」と考えることがある。後腐れなく別れたとはいえ、この『後悔の1日』はきっと一生忘れることはないと思う。それだけ自分の中で深い爪痕が残っているから。

いつかまた彼女に会うことができたなら、そのときはもっともっといろんな話をしよう。それが密かな私の楽しみとなっている。

 

 

【写真でふりかえる ネパール】

 

ネコと少年。カフェに入ろうとするとニッコリ迎えてくれた。穏やかな笑顔が魅力的

ネコと少年。カフェに入ろうとするとニッコリ迎えてくれた。穏やかな笑顔が魅力的

 

散髪屋さん。外から丸見え(笑)。欧米人が気持ち良さそうに髭を剃ってもらっている

散髪屋さん。外から丸見え(笑)。欧米人が気持ち良さそうに髭を剃ってもらっている

 

アクセサリー売り。おばさんの明るい笑顔がこのお店のウリ。世間話をしながらついつい長居…(笑)

アクセサリー売り。おばさんの明るい笑顔がこのお店のウリ。世間話をしながらついつい長居…(笑)

 

おじいさんと孫。優しいおじいさんの笑顔と少し怪訝そうな顏の幼い少女。ネパールは本当に人が魅力的な国

おじいさんと孫。優しいおじいさんの笑顔と少し怪訝そうな顏の幼い少女。ネパールは本当に人が魅力的な国

 

 

(次回もお楽しみに。隔週水曜更新予定です)
=ーー

連載バックナンバー

第1話 世界一周、ふたを開けたらため息ばかり(2014.10.8)
第2話 旅は準備が一番楽しい。出発までの10ヶ月なにをしたか(2014.10.22)
第3話 ダメでもともと、初めての協賛(2014.11.5)
第4話 出発まで5日。ついに協賛決定!(2014.11.19)
第5話 最初の国の選び方。わたしの世界一周はフィリピンから(2014.12.03)
第6話 カスタマイズ自由が魅力のフィリピン留学(2014.12.17)
第7話 出国していきなりの緊急入院で知った、フィリピン人の優しさと健康に旅を続けていくことの難しさ(2014.12.31)
第8話 世界の中心でハマったいきなりの落とし穴 。負のスパイラルに突入だ!【オーストラリア】(2015.1.14)
第9話 いきなり挑むには、その存在はあまりにも大きすぎた! 【オーストラリア(2015.1.21)
第10話 いざ、バリ島兄貴の家へ!まさか毎晩へこみながら眠ることになるなんて…【インドネシア】(2015.1.28)
第11話 今すぐ先入観や思い込みを捨てよう! 自分で見たものこそが真実になるということ<インドネシア>(2015.2.4)
第12話 心の感度が鈍けりゃ、人を見る目も曇る。長距離バスでの苦い出会い  〈マレーシア〉 (2015.2.11)
第13話 海外に飛び出すジャパニーズの姿から見えてくる未来 〈マレーシア〉(2015.2.18)
第14話 欲しい答えは一冊の本の中にあった!「旅にも年齢がある」という事実 〈マレーシア / タイ〉(2015.2.25)
第15話 ボランティアで試練、身も心もフルパワーで勝負だ! 〈タイ / ワークキャンプ前編〉(2015.3.4)
第16話 果たせなかった役割と超えられなかった壁 〈タイ / ワークキャンプ後編〉(2015.3.11)
第17話 目の前に広がる青空が教えてくれた、全てに終わりはあるということ  〈カンボジア〉(2015.3.18)
第18話  偶然か必然か? 新しい世界の扉を開くとき   〈カンボジア〉(2015.3.26)
第19話  強く想えば願いは叶う!? 全ての点が繋がれば一本の線になる   〈ベトナム〉(2015.4.2)
第20話  移動嫌いな私をちょっぴりほっこりさせてくれた、ある青年の純朴さ
   〈ベトナム〉(2015.4.8)
第21話  強面のおじさんが教えてくれた「自立」と「選択」の重要性    〈ベトナム〉(2015.4.16)
第22話  ワガママだって良いじゃない!? 自分が楽しんでこそのコミュニケーション!    〈ベトナム〉(2015.4.22)
第23話  吉と出るか凶と出るか… 全ては自分の感覚を信じるのみ!   〈ベトナム→中国〉(2015.5.06)
第24話  人との出会いが旅を彩る – 大切なのは出会い運があるかどうか   〈中国〉(2015.5.15)
第25話  異国で受けた『おもてなし』と中国人に対するイメージの変化   〈中国〉(2015.5.23)
第26話  たったひとつの出会いがその国のイメージを決めてしまうということ  〈中国〉(2015.6.10)
第27話  3人のケイコの運命的な出会い 〜年上女性から学んだ自分らしい生き方とは〜  〈タイ〉(2015.7.8)
第28話  久しぶりの学園生活スタート! 目指すは旅人マッサージ師!?  〈タイ〉(2015.7.15)
第29話  人種や言葉を超えてひとつになれた夜   〈タイ〉(2015.8.5)
第30話  ミラノ EXPO 2015 レポート – 日本パビリオンに翻弄された2日間 –    〈イタリア〉(2015.8.22)
第31話  次々に降り掛かる災難! 初めて感じた先の見えない恐怖
 
  〈タイ/事件勃発 前編〉(2015.9.17)
第32話 私から自由を奪った足かせと募るジレンマ   〈タイ/事件勃発 中編〉(2015.10.14)
第33話 感覚を研ぎ澄ませ! ハプニングの裏に潜むメッセージ <タイ/事件勃発 後編>(2015.11.4)
第34話 やっと全てがひとつに繋がったよ「さぁ、日本に帰ろう!」 <タイ>(2015.12.09)

第35話 旅人は場所を選ばない − 1年の幕開けは日本の旅から − <日本>(2015.12.30)
第36話 初心にかえった家族旅行 − 親への感謝、弟からの自立 − <日本>(2016.1.27)
第37話 終わりのない旅 – 流れのままに今を生きる – <本帰国の報告>(2016.10.26)
第38話 ものごとを自分基準でジャッジすることの怖さ <台湾>(2016.11.9)
第39話 好きの気持ちを大切にすることが自分の道を見つけるコツ<台湾>(2016.11.23)
第40話 全ては『食』に通ずる <ネパール>(2016.12.7)


小林圭子さんが世界一周に出るまでの話

『一身上の都合』 小林圭子さんの場合「次なるステージへ挑戦するため(2014.5.19)

 


小林圭子

小林圭子

1982年、大阪生まれ。米国公認会計士の資格取得後、ベンチャー企業および楽天にて約5年半、会計業務に従事。同時に会計士の専門学校では学習カウンセラーを、自由大学でキュレーターをするなど、パラレルキャリア志向が強い。2014年3月末で楽天を退社し、同4月より約2年間かけての世界一周の旅に挑戦。世界中の多様な働き方やライフスタイルに、刺激を受ける日々を送っている。 「一身上の都合」小林圭子さんの場合 http://ordinary.co.jp/series/4491/ https://instagram.com/k_co_ba_326/