ちいさなお店をはじめたこと。~等身大で、自由な働きかた~【第43話】時代が変わったいま、改めて考える「複業・副業」をして生きること

ノマディッククラフトヨメのちいさなお店をはじめたこと。複業を始める前に考えがちな、この「実力不足じゃないか」問題。 身のまわりを見ていると、ずっと軽やかに乗りこえている人がたくさんおり、とても勇気をもらえます。 たとえば、私の知人に週末だけフォトグラファーをしている会社員の男性がいます。 彼はいつか会社
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第43話  時代が変わったいま、改めて考える「複業・副業」をして生きること   

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こんにちは。ノマディックラフト ヨメです。

この連載を始めたばかりの2015年(!)、2つの仕事を持ちながら働く“複業・副業/ダブルワーク”をテーマにした「第3話 1人2役×2。兼業夫婦は不安定? 時間も予定も『自由』のメリット・デメリット」という記事を書きました。

夫婦それぞれが兼業しながら、どのように時間やおカネを使っているのか……というのがその内容でしたが、そんな4年前と比べると、仕事を複数持ちながら働く生き方は、前よりもっと身近になってきた気がします。
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 いくつかの仕事を持つと
「幸せ」「刺激」チャネルも増える

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2018年に政府が発表した「働き方改革」。その一環で、正社員の「複業・副業」を認める動きが生まれている、というニュースが大きな話題となったのは記憶に新しいのではないでしょうか。

私たちがノマディックラフトを始めた2013年頃はまだ、“複業・副業”という言葉には(あくまで個人的な印象ですが)、「本業で食べていくのが大変だから、やむを得ずするもの」のような、少し後ろ向きなイメージもあったように思います。 しかし最近は「パラレルキャリア」なんて言い方も登場。自分の時間や労力をひとつの組織にだけ傾けるのではなく、人生の充実に向けて他の仕事に挑戦したり、ボランティアやNPOに参加したりするような生き方に、より光が当たっている実感があります。

かつて第3話でも書きましたが「AとB、それぞれの仕事が好きだし、それぞれにやりがいを感じる」兼業生活は、一長一短ありながら、けっこう楽しいものです。でも、これまでの歩みを振り返ってみると、100%胸を張れない部分もありました。

というのは、「ひとつの道を極める」ってカッコいい、と思う気持ちがあったからなんですよね。 特にヨメは子どもの頃から、だいたいのことは平均くらいにこなせるけれど、一番にはなれないという「器用貧乏」コンプレックスがあるので、なおさら。 限られた時間を、信じたひとつのことに注ぎ込んでいく姿=「ブレない生き方」みたいに見えて、憧れを抱いてしまう面があったのです。これは今でも消えません。

店主もヨメも靴を作っていただいた『はきもの工房うえの』の上野さん。“大切な足とくらしに沿う靴”をコンセプトに、一足一足丁寧に手作りするその様子はやっぱりカッコいいし、すごいなあ!と素直に尊敬します。

店主もヨメも靴を作っていただいた『はきもの工房うえの』の上野さん。“大切な足とくらしに沿う靴”をコンセプトに、一足一足丁寧に手作りするその様子はやっぱりカッコいいし、すごいなあ!と素直に尊敬します。

 

なので、ノマディックラフトでうまくいかないことがあると、「好きだから両方やってます、えへへ」みたいな自分たち=覚悟不足、と脳内変換してしまって、私たちには「これ1本でやっていく!」という気概が足りないからこうなるのでは? 

私たちって単なる「つまみ食い」野郎なのでは? みたいなネガティブ思考がぐるぐると頭を渦巻いてしまうことも。

時にはそんな気分のアップダウンもあるとはいえ、結局、店主がチクチクと作った新作や、少数民族の女性たちが届けてくれた品々が「かわいい!」と喜ばれ、売れていく姿を見ると「やったー!嬉しい!」と気分が盛り上がり、「がんばろう」と思う。単純と言えば単純です。 そして仕事のボリュームとしては主軸となっている、ライターとしての活動では「ひとつの道を極める」ことを目指して粛々と文字を書き、現場で出会う方々と切磋琢磨する。 きっと店主も、飲食業モードでキッチンにいる最中は、普段のチクチクとは違う部分の脳みそを使っていることでしょう。

複数の仕事を持つことで、幸せや、前向きな刺激を感じるチャネルも増えていくのがダブルワークの喜びかもしれません。

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 「複業したい……でも実力不足?」
 不安は誰でも感じてあたりまえ 

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さて、そんな生活をしていると、知人から「自分も複業をやってみたいけど、一歩を踏み出す勇気が出なくて」とか「興味があるけれど、実力不足に思えて、私なんかがやっていいのかな」のような相談を受けることがあります。

その気持ちはとてもよく分かるというか、私はフリーランスのライターになるとき、そして店主と一緒にノマディックラフトを始めるとき、両方同じような心境になったのを覚えています。 今思えば「やってみないと実力もつかなければ経験も増えないんだから、本当にやりたいのなら、恥をかく覚悟で始めてみるしかないよね」みたいなシンプルな話なのですが、そのときは不思議と(失うものは特にないのに)失敗すること・やってみてできないことが怖かったのです。

複業を始める前に考えがちな、この「実力不足じゃないか」問題。 身のまわりを見ていると、当時の私なんかよりもずっと軽やかに、そこを乗りこえている人がたくさんおり、とても勇気をもらえます。

たとえば、私の知人に週末だけフォトグラファーをしている会社員の男性がいます。 彼はいつか会社を辞めて写真1本で食べていきたい、とは望んでいません。本人曰く「僕はプレッシャーに弱い性格」。写真を撮ることは大好きだけれど、それを仕事の全てにすると、「写真で生活する」というプレッシャーに負けて、楽しんで撮れなくなる。それに、会社の仕事にはちゃんとやりがいを感じている。 そこで、会社が休みである土日のみ、フォトグラファーの仕事を請け負う、というやり方で活動しているのです。

カメラの写真

ヨメのフリーランス仲間にこの話をしたところ「週末のみ撮ってるってプロのフォトグラファーって言えるの?」「そのやり方で仕事って来るのかな?」「クオリティってどうなの?」などなど、なかなか手厳しい質問が飛びました。皆さん浮き沈みのあるマスコミ業界の第一線で活躍している方たちなので、当然の疑問だと思います。

Q.プロと言えるのか?
A. これについては、写真を撮るのに資格がない以上なんとも言えません。
ヨメもプロのライターのつもりで活動していますが、ある日誰かに「お前の文章はプロのものじゃない!」と言われるかもしれません。こればかりは「発注者が満足しているか」「継続的な依頼が来るか」というあたりで判断するしかないように思います。

Q.そのやり方で仕事って来るの?
A. 彼には継続的に仕事が来ています。
撮影依頼の中心は人物写真。というのも、彼の初仕事は「マラソン大会の撮影」。友人に「フォトグラファーとして活動したい」と打ち明けたところ、「じゃあ今度マラソン大会に出るから、その写真を撮って」と頼まれたのがきっかけです。依頼主がその写真に満足し、他のランナーも紹介してくれるなどしてクチコミで依頼が来るようになり、今ではスポーツ大会を中心に、時には家族写真なども撮るようになっているそうです。

Q. クオリティってどうなの?
A. 実際に、彼の撮った写真を見せていただきました。
いちおう、雑誌や広告の現場で、様々なフォトグラファーさんと現場を共にする立場として率直に言うと、クオリティは「上手な素人」という感じ(辛口でごめんなさい!)。 「うむ……」と思っていたところ、なんとご本人が「プロと名乗るにはとても、って感じですよね!」と笑顔でおっしゃるではないですか。

「でも、だからニーズがあるみたいです」と彼は言うのです。

 

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 プロになるかどうかより、
 毎日を楽しく生きることに注力する 

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構図や色使いなど細部まで美しく、さらにフォトグラファー本人の“らしさ”も感じさせる写真を、どんな条件でも撮り続けられるのがプロのすごさです。こと、かけがえのない一瞬を捉える必要のあるスポーツ写真は、専門的な技術がいる、と言われる分野。 しかしそんな技術は持っていない彼にも仕事が来るのは、「そこそこ上手な写真」を「何枚も」撮ってくれて、料金が「リーズナブル」という「親しみやすさ」が理由です。

というのも、最初に依頼をくれたマラソン好きな友人は常々、「毎日走り込んだ成果を発表する場」である大会の記録を残したい、という気持ちがあったそう。でも、仕事で忙しい友人や子育てが大変な妻に毎回頼むのはどうも気が引ける。 では、プロのフォトグラファーに「素人の僕がマラソン大会で走るので、写真を撮ってください」とわざわざ依頼をするのはやはりハードルが高い面が。 これは、プロがそういう仕事を受けない、という意味ではなく、そもそもフォトグラファーと日常的に接点がないため、誰に・どう依頼をすればいいのか分からなかったり、趣味の大会のためにプロの求める撮影費用を払うのは大変だったり。それに、いざ依頼して「THEプロ!」みたいな人が来たら気を使ってしまう……という不安もあるでしょう。

そんなとき、平日は会社員であることをオープンにしている彼なら、依頼者側もフランクに「ああして、こうして」を伝えやすく、料金も身の丈で払える金額なので頼みやすい、と言われたのだとか。

撮った写真はほとんどの場合、インスタグラムやFacebookに掲載するのが用途です。自分が走っている姿を撮ることができない依頼者にとって、全カットがプロのパーフェクトなクオリティじゃなくても、大会に同行して生き生きとしたカットを残してくれ、その中にインスタ映えする写真がちゃんと入っていれば、ほとんどの場合、満足してもらえるのだそう。

「プロのようなギャランティはもらえませんが、それでも1日アルバイトをするのと同等の金額がもらえます。写真を撮って喜んでもらえて、お金までいただいて、それがSNSで人の目に触れるのがすごく嬉しい」 友人のように付き合える依頼者さんもできたんですよ、と彼は嬉しそうに話してくれました。

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ちょっと前に「メルカリで意外なモノが売れる」というニュースがありました。 たとえばどんぐりや松ぼっくり。森が近くにある人にとっては、その辺りで拾える物かもしれませんが、都会に住む人にとっては、工作やハンドメイドの材料として価値がつきます。

週末フォトグラファーの彼が撮れるのは「そこそこの写真」。それでも親しみやすさやフットワークを活かして着々と顧客をつかみ、活動実績を増やしています。 この先も彼がプロとして、雑誌や広告に載るような写真を撮ることはないでしょう。でもそれは夢を叶えることに失敗したのではありません。むしろ、大好きな「写真を撮る」という行為を人生に取り入れ、毎日をさらに楽しく過ごすことに成功しています。

何をゴールにするかは、人それぞれ違います。 「私はプロを目指しているので参考にならない」と思う人もいていいと思います。 ノマディックラフトもまた、趣味で雑貨を売れればそれでいいや、ではなく、着々と取り扱い量を増やして生産者さんたちにもっと還元したいという目標を掲げています。

プロを目指しても手が届かない人もいれば、趣味で始めたのにプロになった人もいる。こればかりはまず、舞台に上がってみないと分かりません。 なのに始める前から、実力があるのか・ないのか、みたいな頭の中の線引きで自分を縛ってしまい「やってみたいけど、一歩を踏み出す勇気が出ない」状態に陥るのならば、先にお話ししたとおり「やってみないと実力もつかなければ経験も増えない」というのはひとつの真実です。

一生懸命やっているけれど「このやり方でいいのかな?」と迷うことはいっぱい。それでも前に進んできたのは、お客様をはじめ、応援してくれる人たちがいたからだと思います。

一生懸命やっているけれど「このやり方でいいのかな?」と迷うことはいっぱい。それでも前に進んできたのは、お客様をはじめ、応援してくれる人たちがいたからだと思います。

案ずるより産むが易し。 ノマディックラフトもそうして、今日まで6年も続いてきました。 やらないで悶々としているよりは、まずできることから動いてみれば、価値を見出してくれる人がどこかにいて、そこから自分らしい居場所が生まれてくるかもしれない。そんなふうに思います。

次回も、ちいさなお店についてお届けしますね。どうぞお楽しみに!

 

(月1回  第4土曜日更新の予定でがんばります)    

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 メディア掲載 

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ノマディックラフトの店主が、雑誌に取材していただきました!

おしゃれなインテリア事例がたくさん載っているリノベーション専門誌『relife+(リライフプラス)』Vol.32号。その中にある、タレントのちはるさんが様々な作家を紹介する連載『ちはるの手』に、ノマディックラフトが登場してます。 

 

 ノマディックラフトのイベント出店情報 

●9月14日(土)・15日(日)
「あおぞらクラフトいち」@水戸
“作り手とユーザーをつなぐ”をコンセプトに、次回で20回目の開催を迎えるクラフト作品のマーケット。水戸芸術館前にある芝生の気持ちよい広場で、作家による展示販売ブースの他、ワークショップやアコースティックライブ、多彩な食事が楽しめる「あおぞら食堂」などが開催されます。
茨城県水戸市五軒町1-6-8 水戸芸術館広場
10:00~17:00 ※雨天決行
http://www.aozora-craft-ichi.com/

●9月17日(火)
「安穏朝市」@築地
築地本願寺の境内で開催されていた「安穏朝市」。境内改装に伴い、しばらくお休みしていましたが、9月17日(火)に開催される「世界平和願いの祭典プレイベント」「へいわフォーラム」と共催の形で、1年ぶりに開催されます。安全に配慮して栽培された農作物や、素材や産地にこだわった食品などこだわりの品々が並びます。
東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺境内
10:00~16:00 ※雨天決行 
http://annon-asaichi.blogspot.com/

●9月22日(日)
「横浜・北仲マルシェ」@横浜 
毎月第3土日に、全国から約100店舗が横浜に集結する、首都圏でも最大規模のマルシェです。旬の野菜や果物をはじめ、横浜ならではの食品も豊富に取りそろうほか、個性豊かなキッチンカーも多数登場。食だけでなく、作家の手仕事雑貨も集まります。
神奈川県横浜市中区海岸通5-25-2 北仲通北第二公園+水際プロムナード他
10:00~16:00 ※雨天中止 
http://www.yokohama-kitanaka-marche.jp/
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 連載バックナンバー

第1話 家=店。人が思うよりもずっとちいさな投資でお店をはじめてみた(2015.6.13)
第2話 店から出て人に会う、出会いをつくる。〈イベント出展篇〉(2015.6.26)
第3話 1人2役 × 2。兼業夫婦は不安定? 時間も予定も「自由」のメリット・デメリット(2015.7.11)
第4話 なんで「少数民族の手仕事」? それはやっぱり「好き」だからです(2015.7.25)
第5話 暑さに負けず蚊に負けず。探して洗って、よみがえる古布たち 〈 仕入れ旅篇 〉(2015.8.8)
第6話 どうしてそんなに自由なの!? 現地の人たちと商品を作る(2015.8.22)
第7話 モン族の女性に聞いた、美しい刺繍の裏側にある物語(2015.9.5)
第8話
 小商いでも管理は大切。入るお金、出ていくお金何がある?(2015.9.19)
第9話 ショップカードにネームタグ… 地味だけど重要度は大! お店まわりのこまごま小物(2015.10.3)
第10話 大切さは名前と同じ。自分たちのロゴマークはどう作るか<デザイナー編>(2015.10.17).
第11話 大切さは名前と同じ。自分たちのロゴマークはどう作るか<実践編>(2015.10.31)
第12話 どこまでを手作りと呼ぶ? 手仕事を求める楽しさ、難しさ <買い付け編>(2015.11.14)
第13話 お客様との新たなつながり。看板犬レラが教えてくれたこと。(2015.11.28)
第14話 美しいものよ、輝け!お母さんとの約束。(2015.12.12)
第15話 生産者さんを訪ねて <鳥の笛ネックレス編(2016.1.14)
第16話 生産者さんを訪ねて <アカ族の村編(2016.1.30)
第17話 始まった… 年に一度の確定申告(2016.2.13)
第18話 手仕事は同じじゃないから美しい~『ORDINARY』とコラボグッズを作ったこと(2016.3.11)
第19話 生産者さんを訪ねて<カレン族の村編>(2016.5.21)
第20話 生産者さんを訪ねて<ラフ族の村編>(2016.6.18)
第21話 夫婦で働きながら、煮詰まったときにしていること。(2016.7.20)
第22話 おしゃれに見せるって難しい! イベントのディスプレイで四苦八苦。(2016.8.26).
第23話 ちいさなお店がイベントに出ることQ&A ≪前編≫(2016.8.26)
第24話 ちいさなお店がイベントに出ることQ&A ≪後編≫(2016.11.26)
第25話 ちいさなお店がイベントに出た1年を振りかえる(2016.12.24)
第26話 ちいさなお店の海外買い付け① 買い付け方法と情報集め(2017.01.30)
第27話 ちいさなお店の海外買い付け②航空券の準備 (2017.02.28)
第28話 ちいさなお店の海外買い付け③スケジュール決め&宿探しのパズル (2017.03.31)
第29話 ちいさなお店の海外買い付け④アイテム探しと値段交渉 (2017.04.30)
第30話 ちいさなお店の海外買い付け⑤価格はどう設定するか(2017.06.05)
第31話 寝台特急は楽しい出会いの宝庫(2017.06.25)
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第32話 オリジナル商品ってどう作るの?(2017.07.29)
第33話 成長し続けていくために考えること(2017.09.30)
第34話 ちいさなお店の意見の違い、どう乗越える?(2017.11.04) . 
第35話 安定している時期だからこそ、未来に種をまくこと(2018.1.09)
第36
 イベント成功のカギは、出店前後の「イメージトレーニング」にあり?(2018.1.27) 
第37 迷ったら、手を動かすこと(2018.4.3) 
第38 押しつけ? それとも説明不足? ちょうどいい「接客」の距離感とは(2018.5.3) 
第39 ちいさなお店の安全を守るために、考えておきたいこと(2018.6.10)
第40 ちいさなお店が、横須賀に移転したこと(2019.1.20)  
第41 ちいさなお店をアトリエにするまえに、床のDIYに挑戦したこと(2019.3.05) 
第42 マルシェが増えた今だから考える、どこに出店し、誰に見ていただくのか(2019.6.06)

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オーディナリー編集部がノマディックラフト参加の展示会を観に行った話

【レポート】遠い国の伝統的な手仕事がいっぱい!  

【関連サイト】
ノマディックラフト ウェブサイト http://nomadicraft.com/
ノマディックラフト 店主ブログ http://blog.shop.nomadicraft.com/
ノマディックラフト Facebook https://www.facebook.com/nomadicraft
木内アキ(ライターとしての仕事) ウェブサイト http://take-root.jp/

 


ノマディックラフト ヨメ

ノマディックラフト ヨメ

自然・旅・民族をテーマに、タイ、ベトナム、ラオスの山岳地帯に住む少数民族の手仕事を扱う、西小山のアトリエショップ『nomadicraft』を店主であるダンナとともに運営。母から子へ、脈々と受け継がれてきた素朴で美しい手仕事を紹介しながら、作り手である女性たちに仕事の機会を提供し、貧困の和を断ち切るための支援も行っている。ふだんはフリーランスのライター・木内アキとして「女性にまつわる人・旅・暮らし」をキーワードに、雑誌や書籍を中心に執筆活動中。目標は「キチンとした自由人」。 ノマディックラフト 店主ブログ http://blog.shop.nomadicraft.com/ 木内アキ ウェブサイト http://take-root.jp/