舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第29話】 インテリアコーディネーターのチカラ / 山中智子さんの場合

masuhirojunko_long_bannerコーディネーションの仕事、何かと何かを組み合わせる仕事は、今後SNSやAIの台頭とともに、一般の人やAIでも可能な範囲というのは増えていく。プロとしてやっていくためには、プラスαの知識や専門領域、熟練したプロとしての経験に基づく技能
連載「しなキャリ図鑑」とは  【毎月1回更新 / 第4月曜】
「しなやかに生きる人のためのキャリア図鑑」の略称。キャリアカウンセラー舛廣純子が、イキイキと働く仕事人にインタビューし、その仕事に大切なチカラを中心にキャリア・仕事そのものも掘り下げます。10年後の未来に自分がどんな風に仕事をしているのかも見えづらくなった今の時代。インタビューを読むことで、自分の持っている力にも気づいたり、したことのない仕事に興味を持ったり、これから伸ばしたい自分の力を見つけられたなら、あなたの仕事人生も変化に対してさらに強くてしなやかなものになっていくかもしれません。

 

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第29話   インテリアコーディネーターのチカラ 
関係構築するコミュニケーション力と聴く力で期待値以上のインテリアを提案をする

TEXT : 舛廣 純子

山中智子(やまなか ともこ) インテリアコーディネーター

教えてくれた人 
山中智子(やまなか ともこ) インテリアコーディネーター 

大学卒業後、大手ハウスメーカーに入社。インテリアコーディネーターの専門職として従事。住宅展示場のプランニングをはじめ、店舗、医院など700 棟を超える物件を担当する。イタリアンモダンを基調としたコーディネートを得意としている。


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<インテリアコーディネーターにとって大切な能力はなんですか?>  
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1. コミュニケーション力      関係構築力 対人理解力

一番重要なことは、お客様のインテリアに対する考え方だけでなく、少し大げさに表現すれば、お客様の人生そのものを理解するように努めています。その上で、私という人間を理解していただき、最初に人と人との信頼関係を構築できるように心がけます。そして、お客様のライフスタイルに相応しいインテリアは何かを考え抜き、空間や予算の枠の中で、最善と思う提案をさせていただくことが大切だと考えています。

以前、ある会社の社長の邸宅のコーディネイトを担当させていただいた時も、プランから時間をかけて、何度も打ち合わせを重ね、床、壁、天井仕上げなどの内装材や照明器具、収納家具に至るまで社長の望む邸宅に相応しいものを探し、作っていきました。

ただ、最後家の中の家具を決めていく段階になり、社長が気に入られたのは、あまりその家にそぐわない価格のソファーでした。社長の思いを詰め込んで作られたご立派な邸宅でしたし、その社長はいつもお忙しく目まぐるしく動かれていたので、奥様も家でぐらいゆっくりとくつろいでほしいと希望されていました。

私の中では、頑張ってお仕事をされてきた社長の邸宅だからこそ、ぜひ選んでいただきたいソファーがありましたが、社長が選ばれてきたソファーを否定することもできません。社長に「〇〇様にはぜひこのソファーに座っていただきたいと思うのです」とお伝えはしたものの、くどくどと商品説明されたのでは、社長も選ばれたソファーを否定されたような気持になるかもしれません。

そこで私は言葉でお勧めするよりも、体感していただくのが一番いいと思い、社長にそのソファーに腰かけていただき、社長が熱心にお話しくださるお仕事のお話をしばらくの間伺っていました。ソファーはやはり一瞬座っただけではその良さを実感することはできません。しばらく座っていただくことも大切な家具で、次第に社長もそのソファーの心地よさに気づかれ、「なんだか立てなくなっちゃったな~。このソファーなんだかすごくいいね」とおっしゃってくださり、最終的にそのソファーをとても気に入って、お選びくださいました。

お客様やご家族のお立場や思い、性格などをしっかりと理解し、その方その方にあったコミュニケーション、相手を尊重するコミュニケーションを大事にすることで、結果、お客様にご満足いただけるようなコーディネートを実現できるように心がけています。

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2. 聴く力    受容する力

お客様だけでなく、社内の設計や営業担当、工事監督それに業者の方々など、協力して仕事を進めていく人たちに対して、常に相手の気持ちを尊重しながら、話を聴くことを心掛けています。まずは傾聴することに力を注ぎ、相手に信頼される関係を作る努力をします。その中で、自分の考えを理解してもらい、提案や主張を受け入れてもらうことができます。努力が必要になります。

 

3. タフさ  体力 精神力 粘り強さ

インテリアコーディネーターは、圧倒的に女性が多い仕事ですが、タフさが要求される仕事です。お客様にとっては、一生に一度かもしれない、我が家を建てる大事ですので、打合わせが、1日中休みもほとんど取らないまま、12時間続くこともあります。打ち合わせ項目は多岐に渡り、沢山のサンプルの中から床、壁、天井などの素材や照明器具、カーテンの種類などを決めていかなくてはいけません。普段、お仕事では、様々な決断をされている経営者の方でも、どうも勝手が違い、電球一つに3時間以上悩まれることもあります。我々は プロですので、イメージはすぐ湧くのですが、カーテンひとつとっても、小さなサンプルから、ご自宅の大きな窓に掛けられたイメージを想像することは、難しいことだと思います。こういう打合せは、標準的なお宅で、2、3回行います。

もちろん打合せの前の準備と打合せ後の引継ぎ図面を完成させていく作業にも多くの時間を割きます。お客様を理解した上で、お客様にとって、最善と思うインテリアプランを構築し、業者さんに見積を依頼し、営業や工事担当と打合せをします。お客様にお見せするプレゼン資料を準備することもあります。そして、打合せを終えると、お客様が決められた内容を確認し、家具の発注や業者さんへの工事の手配などを行います。自分でデザインした家具も間違いの無いよう綿密な打合せが必要です。


 

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<なぜインテリアコーディネーターになったのですか?>  
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実はもともとインテリアコーディネーターを目指して、今の会社に入社したのではないのです。大学卒業時には、就職する気もあまりなかったのですが、大学の就職課の人の勧めもあり、「とりあえず就職をしてみよう」ぐらいの感覚で、今の会社の実務職(一般職)として就職しました。

もともと曖昧な動機でした就職でしたが、思っていた以上に早く、私は入社半年もせずして、会社を辞めようかどうしようかと悩み始めました。というのも、私がしていたのは、営業マンのサポートの仕事だったのですが、その仕事内容がものすごく広いフロアの男性営業スタッフのお茶くみやその洗い物、営業の方の領収書の整理の仕事で、それまで大学で男女平等でやってきた私にしてみると、どうしても「なんでこんなに男女格差があるんだろう。こんなことをするために私は大学を出たのだろうか」という思いがぬぐえなかったのです。そこで、上司に仕事のことについて相談したところ、帰ってきた答えが、「社内でインテリアコーディネーターのスクールができたから、そこで学んでみたらどうか」というものだったのです。それが私とインテリアコーディネーターという仕事の出会いでした。

当時は大阪に住んでいましたが、週に一回新幹線で、東京の社内インテリアコーディネータースクールに通い、勉強をしました。入社して2~3年目から、インテリアコーディネーターという肩書で、仕事をするようになりました。

大阪から東京に転勤し、東京ではインテリア専門の部署に所属していた時もあります。そこにいて、うちの会社だけでなく、いろいろな会社が販売するマンションのインテリアをコンペで勝ち、請け負うような仕事も11年間していました。一時は都内の新築マンションのインテリアを提案することばかりしていました。
マンションの仕事の次に担当したのが、戸建て住宅のお仕事でした。戸建て住宅の方がよりインテリアの幅も広く、柔軟なので、できることが多いです。

インテリアコーディネーターは主婦の方などで興味を持たれる方も多いですが、住宅メーカーで正社員として仕事をしている人は少ないと思います。派遣かフリーが多い仕事です。フリーの場合は、私たちみたいな住宅メーカーからお仕事をお願いした場合は、そんなことはありませんが、個人のお客様から直接仕事を引き受けた場合、もし施工後に家主様が「これは思っていたのと違う」なんて言う話になると、作り直す際のロスを自分が負担しなくてはならなかったりするリスクはあります。よく「フリーになったら?」とも勧められますが、会社員だからこそできるチャレンジもあり、私自身は一度もフリーになろうと考えたことは実はありません。

 

 

 

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<インテリアコーディネーターとはどんな仕事?>

お客様との打ち合わせ、ニーズのヒアリング、ショールームのアテンドをしながらの家具の選定、プレゼンテーション、施工中・施工後のチェックなどが主な仕事です。

 

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<一日の仕事スケジュールは?>


 9:00 出勤
10:00 お客様とお打ち合わせ開始
12:00 ランチ
13:00 ショールームでのお打ち合わせ(商品選定)再開
18:00 商談終了。提案について考える時間
20:00 退社

 
 

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<仕事のやりがいや面白みはどんなことですか?> 

いつも完成した時は嬉しいですし、お客様に喜んでいただけたときは、やはりとても嬉しいです。「期待値以上の提案をしてくれたのがよかった」と言っていただけると、こちらも一生懸命提案を考えてよかったなと思います。

 

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<もっとも嬉しかった経験はどんなことですか?>

高級車マクラーレンを大事にされているお客様の案件に関わらせていただいた時のことは印象深かったです。

その方は60歳のお誕生日に「自分のために家をプレゼントしたい」と家を建てることにされたのですが、マクラーレンを大事にされていることがお話を伺っている中でとてもよくわかりました。そこでそのマクラーレンをまるで彫刻のように眺めることのできる「美術館のような家」というコンセプトで、ご提案しました。

「ソファーに座った時にマクラーレンを真正面に見たい」というオーダーをいただき、車をいつでも美しく見られるように、工夫しました。夜照明器具がガラスに反射して見えなくなってしまうのを防ぐために、照明についてはすごく考えました。電機メーカーさんにガラスを持って伺い、照明器具を当ててもらい実験を繰り返しました。照明器具の色温度は車の色によって、きれいな見え方が違うんですよね。緻密に何度も確認し、一番車がきれいに見える照明の種類、角度や家具の配置を考え抜きました。

お客様は最初、玄関先にポスターでもとおしゃっていたのですが、「マクラーレンをイメージしたオブジェを飾ってみてはいかがですか」と提案し、オブジェを作家の先生に作ってもらったところ、とても喜んでくださいました。マクラーレンの色で、特徴的な流線型のオブジェを作ってもらい、それが生えるように床や壁の色をすべて白にするというご提案をしました。

お客様が最後に、「提案以上のことをしてくれたことが嬉しかった」と言ってくださっていて、私もお客様のご希望を実現できてとても嬉しかったです。

マクラーレン
マクラーレン

お客様に喜んでいただけた流線型のマクラーレンをイメージしたオブジェ

お客様に喜んでいただけた流線型のマクラーレンをイメージしたオブジェ

 

 

<逆に今まででもっとも大変だった経験は?>

ある女性社長のお宅を担当させていただいた時の経験は、私の中でも印象深いものです。その方は、仕事にとても厳しいと聞いており、営業担当の仕事ぶりにご納得されず、それまでに何人も代わっていました。おまけにとても多忙を極め、インテリアの打合せにも時間が全く割けない状況でした。正確な説明をするには、どうしてもショールームに来ていただく必要があったにも関わらず。

その内、着工日がどんどん迫り、私を含めたスタッフが立往生していました。私は改めてお客様の立場にたち、考え、次善の策として、立体的なプレゼンボードを作成し、お客さまのお宅に伺い、必死で説明をしました。

すると「こういうことをしてほしかったのよ。忙しい私の手を煩わせてショールームに来させて、あれやこれやと選ばせるのではなく、あなたが考えた私に一番あう提案をこうして持ってきてほしかったの。やっと私の気持ちをわかってくれたわね。」「私はカサブランカの花がすごく好きなので、ありとあらゆる鏡や玄関照明や洗面化粧品台などにカサブランカの花を入れてちょうだい」と言われました。

そこで私の方でカサブランカのデザインを描いて持って行ったのですが、「あなたが私の話を聴いているのはよくわかったけれど、これはカサブランカではなく、百合。私は百合の花は嫌い。あなたはカサブランカと百合の違いもわからないの!」と言われ、カサブランカに描き換えてようやくOKをもらいました。床もカーペットも真っ白でなくてはダメと言われ、でもなかなか床やカーペットで真っ白ってないので、探すのもとても苦労しました。

最後完成した家のお写真を撮らせに行かせていただいた際に、家のリビングの中央にカサブランカのすごく大きなプリザーブドフラワーがあって、「とてもきれいですね」といったところ、「亡くなった主人が一番好きだった花なのよ。」とおしゃっていました。ご主人が亡くなった後、ご主人の会社を引き継いで社長になって、お子さんが成人するまですごく頑張ったとおしゃっていました。

大変な経験でしたが、すごく勉強になって、自分を成長させてくれた印象深かった経験です。自分の中で、お客様はものを見て選びたいと思われるからこそ、ショールームに来てくださるのは当たり前だと思っていましたが、そうではなく、来たくない方もいるんだ、見に来る時間すらもったいないと思うお客様もいるんだということも教えて下さいました。

最後ご主人のお話を聞けてよかったですし、だから最後まで折れちゃいけないんだと改めて思いました。

 

 

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<インテリアコーディネーターの仕事の未来はどうなっていくと思いますか?>

世の中の人が皆SNSなどを活用するようになっていて、センスが良くなってきていて、一般のお客様も、ご自身でコーディネートする力がついてきているのだと思います。

なので、プロとして提案していくには、プラスαが必要になってくると思っています。グリーン(植物)に強い方とかもいますが、私の場合は、それがアートかなと思っています。

あとはインテリアは実はブルックリンテイストとか西海岸テイストとかトレンドが結構目まぐるしく変わるのですが、流行だけに惑わされない提案力も生き残っていくには大切かと思います。お客様の言葉の端々からニーズをくみ取り、お客様の期待値を越えられる提案をできるか、それがこれからの時代にインテリアコーディネーターというプロとして仕事をしていくのには大事かなと思います。

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<今の仕事と同じように向いていそうな仕事はありますか?>

クラブのママですかね(笑)。聴く力があるから、すごく向いているとよくお客様から言われますね。聴くときの態度や返し、間合いとか、きっとクラブのママをやったら、たくさんお客さんがついてくれるはずと言われます。

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キャリアカウンセラー舛廣純子の  シゴトのチカラ考察  .

 

ゆったりとお話ししてくださり、「マダム」そんな雰囲気を醸し出している山中さん。そうお伝えしたら、実際に職場でもそのように言われているとのこと。富裕層のお客様だけを対象としているわけではないそうですが、富裕層のお客様が多いのもうなづけるゆったりとしたエレガントな雰囲気をお持ちの方です。

この「ゆったりとした」というところはまさに山中さんの「聴く力」に通じているのではないかと感じました。インタビューの中で時折私に逆質問をされるのですが、ゆったりと質問されるので、まるでこちらがインタビューを受けているようなそんな気分にもなりました。

しっかりと聴いてくれている、丁寧に聴いてくれている、そんな印象を与える「聴き方」。この聴き方がお客様や仕事仲間に受容感を与え、相手からのニーズを引き出したり、信頼感につながるのとともに、その安心感やゆとりが相手の考えやタイミングを尊重してくれている印象を与える一助になってくれているようにも感じました。お客様は「山中さんの選んでくれるものなら」「私たちを想った提案をしてくれている」―きっとそんな気持ちになるのではないかと思います。

インテリアコーディネーターのお仕事を伺っている中で意外だったのは、「体力・精神力」の必要なとてもタフな仕事であるということ。華やかな人気職種のイメージで、ともすると感覚的なお仕事にとらえられがちな職種ですが、商談時間が長い場合は12時間に及ぶこともあり、その間バテずにイライラしないでお客様におつきあいするにはまず相当な体力・精神力が必要です。

また、マクラーレンの邸宅のお客様のケースのように、照明の当たり方の実験をするなど、理系的な緻密さが求められるのも意外でした。設計段階から設計士の方とともにコーディネーションするハウスメーカーのインテリアコーディネーターの方だからこそ、余計にそうなのかもしれませんが、素敵な照明は、感覚だけで選ばれるのではなく、計算と実験のもとに選ばれているというのも、新たな発見でした。

インテリアコーディネーターもそうですし、「コーディネーション」という仕事、何かと何かを組み合わせる仕事というのは、今後SNSやAIの台頭とともに、一般の人やAIでも可能な範囲というのは増えていくのだと思います。その際にSNSやAIにとって代わられないためには、やはり何かプラスαの知識や専門領域、熟練したプロとしての経験に基づく技能・知恵のようなものが必要になっていくのだろうと改めて考えたインタビューでもありました。

 

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(次回もお楽しみに。毎月1回、第4月曜に更新します) =ーー

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 過去の舛廣純子さんの働きかたエッセイ 

TOOLS 13   自分を好きになるリフレーミング
TOOLS 19   後悔しない道の選び方(前編)
TOOLS 20  後悔しない道の選び方(後編)
 

舛廣さんってどんな人?

PEOPLE 04 舛廣純子(キャリアカウンセラー)
就職は子育ての最終章。就活生の親に読んで欲しい本を出版

 


舛廣純子

舛廣純子

ますひろ じゅんこ フリーランスキャリアカウンセラー。1972年、東京都出身。日本女子大学人間社会学部文化学科卒業後、化粧品商社に営業職として入社。会社の民事再生、自身の出産・育児を機に2 回の転職を経験。自らの転職経験からキャリア支援に関心を持つようになり、社会保険労務士、キャリアカウンセラーの資格を取得。2007 年、キャリアカウンセラー・講師として独立。大学生の就職支援・キャリア教育、社会人の転職支援・キャリア形成支援を中心に活動。支援学生の高い就職率とわかりやすいセミナーには定評がある。特技は長所探し。2013年12月に学研教育出版から『就活生に親が言ってはいけない言葉 言ってあげたい言葉』を出版。ブログ:http://ameblo.jp/shuukatsumamanoblog/