このままだとますます負のループにはまりそうだったから、旅を始めて3、4ヶ月経ったところで、いったんもう割り切ってこの『目的』をまるっと横に置いておくことにしたんです。まずは自分が旅を楽しむところから始めようと思って。
連載「旅って面白いの?」とは 【毎週水曜更新】 世界一周中の小林圭子さんの旅を通じて生き方を考える、現在進行形の体験エッセイ。大企業「楽天」を辞め、憧れの世界一周に飛び出した。しかし、待っていたのは「あれ? 意外に楽しくない…」期待はずれな現実。アラサー新米バックパッカーの2年間ひとり世界一周。がんばれ、小林けいちゃん! はたして彼女は世界の人々との出会いを通して、旅や人生の楽しみ方に気づいていくことができるのか。 |
第33話 感覚を研ぎ澄ませ! ハプニングの裏に潜むメッセージ <タイ/事件勃発 後編>
TEXT & PHOTO 小林圭子
二度あることは三度ある
もしかしたらこれは
何かのメッセージなのかもしれない
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『本当に大切なメッセージは、一度だけじゃなく、二度でも三度でも、何度だってその人のもとに訪れる』
先日、日本にいる友人と電話で話していて言われた言葉。チェンマイでの出来事を思い出して、「あぁ、確かにそうだな… 」とすぐに納得。きっと勘が鋭い人は、一度目、もしくは二度目で「お、このメッセージの意味は! 」と気がつくのかもしれないけれど、鈍感な私は一度目のメッセージに気がつかず、何ごとも無かったかのようにスルーしてしまった。
二度目は形を変えて、一度目よりも大きな波に乗ってやってきたけれど、それでも私はそのメッセージに気がつかず、と言うより、ちゃんと向き合おうとせず目を背けてしまっていた。そしていよいよ三度目。さすがの私も頭を働かせていろいろ考え始めた。
「あれ、おかしいな…。もしかしてこれって何か意味があるのかな…? 」
そう、一度目の「銀歯はずれちゃった事件」、二度目の「ガラスに足突っ込む事件」に続き、またしても三度目の事件が私を襲ったのは二度目の事件からすぐのことだった。
バックパッカーに贅沢は禁物?
壊れたそろばんには
そんなこと関係ないのだ!
.
「ケイコちゃんも一緒に行こうよ! 気分転換も兼ねて」
いつもながら、面倒見の良いあずささんとみほさんが、ケガをして悶々とした時間を過ごしている私に声をかけてくれた。2人は1ヶ月間、仕事を休んで日本からマッサージを習いに来ていたんだけど、日本ではそういう類の仕事をしているわけではなかった。マッサージは趣味の延長みたいなもので、もうひとつ、「チェンマイでちょっと長めのホリデーを楽しむ」という目的も兼ねていた。なので、「1泊だけで良いから、ちょっと良いリゾートホテルに泊まって、ちょっと良いマッサージトリートメントを受けたい」と希望していたのだ。それを聞いて、
「おっ、良いですねー! 」
と言いつつ、貧乏バックパッカーの私は頭の中でそろばんを弾く。でもこのそろばん、ポンコツすぎてうまく計算ができず、どれだけ弾いても答えはいつも同じ。
「よし! 行きましょう! 」(だからお金がなくなるんだ、バカ! 笑)
ケガのせいで歩くのも遅いし、松葉杖を持っているせいで荷物も自分で持てないし、私が一緒に行ったら2人に迷惑かけちゃうよな… と思ったけれど、それ以上に、外に出たいという気持ちの方が強かった。
ケガをして以来、学校と寮の敷地内からほとんど出ていない。授業の後、ナイトマーケットに行ったり、スーパーに買い出しに行ったりするのも楽しみの1つだったのに、その楽しみも今はすっかりおあずけ…。身体は鈍(なま)るし、鬱々としていたところに、このお誘い。このままでは頭も身体も腐ってしまいそうな私は、「おっしゃ、やった! 」とばかりに、2人の厚意にあまえさせてもらうことにした。
せっかくの高級マッサージだったのに!
まさかの寝落ちで即終了…(涙)
.
金曜の夜、授業が終わった後、急いで私たちは学校を出た。早速、ネネちゃんに予約してもらった、ちょっとお高めのトリートメントスパへ。あずささんがオイルマッサージを選択しているのを見て、私も本当はそれが良いなと思ったけれど、終わった後、シャワーを浴びたりするのがちょっと大変なので、仕方なくタイ古式マッサージを選択。
包帯を巻いている左足首より下は触らないようにだけお願いして、ベッドの上に横になる。慣れない松葉杖生活で、両腕はパンパン、右足もかなり疲れている。おまけにケガをしている左足も普段使わない筋肉を使っているからか、ふくらはぎが張っている感じがしていた。
優しそうな女性セラピストさんが、ちょうど良いチカラ加減で私の身体を足から順に揉みほぐしていく。どこが凝っているのか、どこが張っているのか、少し触っただけでそれがわかってしまうなんて、やっぱりプロの人はさすがだな。そんなことを思いながら、アロマの香りと癒し系ミュージックが流れるリラックスした空間の中で、私はあっさりと眠りに落ちてしまっていたらしく、「気持ち良い~ 」と思うこともなく、気がついたら施術はすべて終わっていた。あぁ、なんてもったいない…(苦笑)
そしてその晩は、夜遅くまでいろんな話をした。普段出会う旅人は、同年代もしくは年下が多いので、人生の先輩の話を聞かせてもらえるのは本当にありがたい機会。これまでの仕事のことや、経営しているお店のことなどを聞きながら、紆余曲折の20代、30代を経て、40代になっても夢や目標を持って頑張っているあずささんに尊敬の念を抱きつつ、夜中の3時頃、久しぶりに心地良い疲れを感じながら、眠りに落ちた。
夢見心地から急転直下
まさかのクレジットカード紛失に
「あぁ… やってしまった… 」
.
翌朝は「チェンマイの代官山」と言われているオシャレエリア、ニマンヘミンにショッピングに繰り出す。と、その前にホテルを出てまずはATMでお金をおろさねば。そういえば、私は旅に出て以来、セキュリティの観点からあまり現金を持たないようにしている(念のため米ドルだけは少し持っているけれど)。
普通、海外旅行に行く場合、日本の空港か、もしくは現地に着いてから日本円を現地通貨に換金することが多いと思うけれど、長期の旅でそれをするとなると、「どんだけ日本円持っとかなあかんねーん」となるので、基本的に私は日本円は持たず、現地入りしたときにATMでキャッシングをしてお金を引き出している(その方が手数料も安いことが多い)。
なので、よく話題になる「どこの換金所がレートが良い、悪い」なんてことを実は気にしたことがない。このときも手持ちのお金が無くなってきたので、街に出てきたついでに当面必要になるくらいのお金をおろした。よし、これでバッチリ。
「すみません、お待たせしました。行きましょう! 」
ソンテウ(乗り合いバス)に乗ってニマンヘミンへ向かう。そして、着いてすぐにそのオシャレさに目を奪われる。さすが、代官山を名乗るだけのことはあるな(名乗ってはないか… 笑)。アーティスティックな雑貨屋さんやセレクトショップ、カフェなどがそこかしこに点在していて、
「あ、そこのお店入ろう! 」
「あ、あそこもカワイイ! 」
とあっちへウロウロ、こっちへウロウロ。私も松葉杖を忙しなく動かして、早歩きで応酬。
「ケイコちゃん、ゆっくりで大丈夫やで! 」
「そんな急いで、コケてまたケガしたら大変やで! 」
なんて言われつつも、なんだか楽しくてついつい早歩きになってしまう。そう、やっぱりショッピングは1人よりも誰かと一緒の方が楽しい。本来、バックパッカーだし物をあまり増やしたくはないんだけど、かわいいものを見るとついつい手が伸び、財布の紐がゆるみ、結局このときも、ストールやらヘアバンドやら、何やらかんやらを購入してしまったのだった(いや、だからお金が無くなるんですよね… わかってます… 笑)。
一日、ショッピングや街歩きを堪能し、「あー、疲れたねー」と夕方、入ったカフェでふと気がついた。
「あれ、クレジットカードが無い! 」
いつも財布の定位置にあるはずのカードが、どこにも無い! それまで夢見心地な気分だったのに、そこから一気に現実に引き戻され、頭の中が急速回転し始める。
(今日どこかでカード使ったっけ…? )
買い物はすべて現金でしたはずなので、カードは使っていない。
(…としたら、朝、お金をおろした時か! )
どこかで落とした記憶もなければ、財布はずっとカバンの中に入っていたので、カードだけ抜き取られたということも考えにくい。思い当たるとすれば、朝、ATMでお金をおろしたときに、カードを取り忘れたのかもしれない、ということだけだった。
(マジか…。あぁ、やってしまった… )
思わず手で顏を覆う。こんなことは人生で初めてだった。大事なカードを置き忘れてくるなんて。自分らしくない平凡なミス。だけど起こってしまったものは仕方ない。落ち込んでる場合ではない、しっかりしなきゃ。さて、こういう時はどうするんだっけ…。頭の中で私が3人、会話しているような感覚。落ち込む私と励ます私、そして解決策を考える私。
「ケイコちゃん、落ち着いて! とりあえず、すぐにカード会社に連絡しよう! 」
まったく言葉を発しない私を見て、相当焦ってると思ったのか、あずささんが少し大きめに声をかけてくれた。だけど正直、このときはもう、それほど焦ってはいなかった。しまったな、とは思いつつも、そんなに悪い感じがしなかったから。この「悪い感じがしなかった」という感覚については、実はあまりうまく説明ができない。
カードが無くなったこと自体はもちろん悪いことなんだけど、もうそれ以上に何かが起こるだろうという気はしなかった。もしこれが1人だったら、どうして良いかわからず、もう少しオロオロしていたかもしれないけれど、隣りに誰かがいてくれたことで、冷静でいられたのかもしれないな。
早速、カフェでWi-Fiをつないで、日本のクレジット会社の連絡先を調べ、タイの携帯電話をレンタルして持っていたあずささんから電話を借りて、すぐに電話をかけた。電話口のオペレーターの女性の質問にひととおり答えると、本人確認ができたらしく、手続きは思った以上にスムーズだった。幸いにも私がカードを無くしてから、電話をかけるまでの間に、カードが不正に使われていることも無かった。その場ですぐにカードを止めてもらい、再発行手続きをしてもらった。
とりあえずこれで一安心。一応、学校の責任者でもあるネネちゃんにも電話。一部始終を報告して、この件については終わった。
自分の身に一体何が起きてるの…?
巡る不安と吐き出した苦悩
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さて、短期間でここまで事件が続くと、さすがの私も「あれ、なんかおかしいな…」と思い始める。明らかになんだか不自然だ。普段の自分としては考えられないようなハプニングの数々。
これは何も、ロストバゲージしたとか、睡眠薬強盗にあったとか、いかにも海外旅行ハプニング集に載ってそうな、「やっぱり海外にいるといろんな事件があるよねー」という話ではない。銀歯が取れたのも、足をケガしたのも、クレジットカードを無くしたのも、すべては自分のミスや不注意からきている。
「私、そんなに気が抜けてるのかな… 」と自問してみるものの、もちろんそんなつもりはない。そりゃ確かに集団生活をしている分、1人でいるときのように常に気が張っているということはないかもしれないけれど、少なくとも普段通りには注意しているつもりだった。それなのになぜ…。一体、今、自分の身に何が起きているんだろう。それともこれは何かのメッセージなんだろうか。考えているうちに、なんだか急に自分の置かれている状況がものすごく不安に思えてきた。
そして、ちょうどこの頃から、自然とネネちゃんと過ごす時間が増えていた。彼女は学校の責任者として、私のことをいろいろ気にかけてくれていたのはもちろん、毎日の傷の消毒に加え、「もしヒマだったら、私のクラスを見学してたら良いよー 」と声をかけてくれ、彼女の優しさに私はついついあまえてしまっていた(ネネちゃんは学校の責任者でありながら、先生としてクラスを受け持つこともあった)。
ある日のこと、私の足の傷を見ていたネネちゃんが、急に真剣な面持ちで少し遠くの方を見るような眼差しをしながら、私に質問をしてきた。
「ケイちゃんて、何で旅してるんだっけ? 」
私は一瞬、言葉に詰まった。あまりに唐突だったこともあるし、他人に説明できるほどの理由も無い。むしろ、なんで旅をしているのか、私が教えて欲しいとさえ思うほどだった。だけど相手はネネちゃん。適当なことを言ってごまかせる相手ではないし、きっとウソをついてもすぐに見破られるんだろうな、と思い、私は恐る恐る正直に自分の気持ちと、これまでの旅の経過について話し始めた。
「はじめは海外で働く日本人にインタビューをして回るつもりだったんです。海外での働き方や生き方、いろんな価値観を自分なりにまとめて、自分の言葉で発信していきたいな、って。旅に出る前にいろいろ企画を考えたりして、ちゃんと『旅の目的』を持って旅に出たつもりだったんですけど、いざ旅に出てみると、なかなかうまくいかなくて…。
バックパッカーをやるのが初めてで、旅自体に慣れるのに時間がかかった、っていうのもあるし、自分ひとりで全てを進めていくのが思っていた以上に大変で…。ちゃんとやらなきゃ、やらなきゃ、って思えば思うほど余計に空回りになって、今度はその状況がだんだん苦痛になってきて、なんかもう旅自体を楽しめてないや、って。そうなってくると、本当にインタビューがやりたいのかどうかすらもよくわからなくなって…。
このままだとますます負のループにはまりそうだったから、旅を始めて3、4ヶ月経ったところで、いったんもう割り切ってこの『目的』をまるっと横に置いておくことにしたんです。まずは自分が旅を楽しむところから始めようと思って。私ってそんなに器用なタイプじゃないんだな、ってわかったから、何でもかんでもうまくやろうとしなくてもいいや、って。そう思うと急に気はラクになったんですけど、今は自分でも『何で旅をしてるか』って聞かれたら、『よくわからない』って言うのが正直なところです」
これまで、こんなにも正直に自分の気持ちを誰かに吐き出したことは無かった。誰にも話せなかった。別に敢えて旅先で出会う旅人に話すような話でもないと思っていたし、話せる人もまわりにいなかった。そしてそれがひとり旅の宿命だと思っていた。すべて自分で考えて、自分で答えを出して、自分で解決していかないといけないんだって。
そういう意味で、ひとり旅は孤独だった。出発前に企画書を作って、企業から協賛までもらって意気揚々と出てきたことも、重荷になっている理由だった。「ガッカリさせちゃいけない。期待を裏切っちゃいけない。結果を残さなきゃいけない」って、今思えば、自分で自分をガチガチに縛ってしまっていた。
話し終わると、本音を吐き出したことに気が緩んだのか、自然と涙が溢れ出ていた。そのことがこれまで自分ひとりで悩みを抱えていたことがいかに苦しかったかを物語っていた。
一方、ネネちゃんは私の話を、時折「うんうん」と相鎚を打ちつつも、黙って聞いていた。そして私の話がひととおり終わると、また遠くを見るような眼差しで、誰か別の人と話しているかのように、はたまた独り言のように、
「うん、それも間違ってはないんだけどねー。でも本当の目的はもっと他のところにあるんだよねー 」
と静かにつぶやいたのだった。
【写真でふりかえる タイ 】
(次回もお楽しみに。毎週水曜更新目標です 旅の状況によりズレることもございます… )
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連載バックナンバー
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第2話 旅は準備が一番楽しい。出発までの10ヶ月なにをしたか(2014.10.22)
第3話 ダメでもともと、初めての協賛(2014.11.5)
第4話 出発まで5日。ついに協賛決定!(2014.11.19)
第5話 最初の国の選び方。わたしの世界一周はフィリピンから(2014.12.03)
第6話 カスタマイズ自由が魅力のフィリピン留学(2014.12.17)
第7話 出国していきなりの緊急入院で知った、フィリピン人の優しさと健康に旅を続けていくことの難しさ(2014.12.31)
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第32話 私から自由を奪った足かせと募るジレンマ 〈タイ/事件勃発 中編〉(2015.10.14)
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小林圭子さんが世界一周に出るまでの話
『一身上の都合』 小林圭子さんの場合「次なるステージへ挑戦するため」(2014.5.19)