舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第19話】 企業人事のチカラ / マチダミキさんの場合

masuhirojunko_long_banner人事はベストな組織体制、職務のありかた、ルールづくり、教育は何をどのように実施していく必要があるのか、そういったものを示していく役割がますます求められるはず。思い込みを外して自由に創造的に在ること、それによって変革をリードしていくことがより重要になると思います。また、AI活用によって効果的に早く意思決定すること
連載「しなキャリ図鑑」とは  【毎月2回更新 / 第2第4月曜】
「しなやかに生きる人のためのキャリア図鑑」の略称。キャリアカウンセラー舛廣純子が、イキイキと働く仕事人にインタビューし、その仕事に大切なチカラを中心にキャリア・仕事そのものも掘り下げます。10年後の未来に自分がどんな風に仕事をしているのかも見えづらくなった今の時代。インタビューを読むことで、自分の持っている力にも気づいたり、したことのない仕事に興味を持ったり、これから伸ばしたい自分の力を見つけられたなら、あなたの仕事人生も変化に対してさらに強くてしなやかなものになっていくかもしれません。

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第19話   企業人事のチカラ 
人への好奇心と愛情を大切に、俯瞰して捉えた組織課題を解決に導く

TEXT : 舛廣 純子


マチダミキさん
教えてくれた人
    マチダ ミキ 企業人事 

大学卒業後、外資系コンサルティングファーム、外資系ハイブランドアパレル企業を経て、現職の外資系小売企業で人事として活躍。新卒で就職して以来、一貫して外資系人事畑を歩む。採用・人材開発領域での豊富な経験を経て、現職では人事全般に携わる。
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<企業人事にとって大切な能力はなんですか?>  

1. 聴くチカラと伝えるチカラ     傾聴力 プレゼンテーション能力

本当にその人が言わんとしていることをジャッジせずに聴くこともそうですし、本当のニーズや課題を掘り下げて聴くチカラも大切です。例えば部門から依頼があったときに、言葉通りそのまま動けば、それは単なる御用聞きになってしまいます。そうではなく、最終的に何を求めているのか、今の現場の課題は何なのか、をしっかりと把握することが大切です。

たとえば、「人を採用してほしい」という依頼があったとしても、採用ではなく、まずチーム編成や業務プロセスを変えることが問題解決につながる可能性もありえます。結果的にリクエストどおりのアクションに至ることのほうが多いかもしれませんが、まずは、話の背景や本質を聴くことはいつも心がけています。

また、相手の心に届くメッセージを伝えられるかも大切です。適切な相手に適切なメッセージを届けることは大事なことですし、社員に対しても経営陣に対しても同様です。人事はますます経営のパートナーとしての位置づけが強くなってきています。時には思いを載せてストーリーテリングしながら提案やプレゼンをしていくことも必要になります。様々な人に影響力を与えて巻き込んでいくためには、自分の伝えたいメッセージを上手に伝えていくことはますます重要になっていくと考えています。私ももっともっと磨きたいチカラのひとつです。

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2. 俯瞰するチカラ     俯瞰力 客観性

マクロな視点で、世の中で何が起こっていて、その中でうちの会社はどうあるべきかといった経営的な問題を見ることも大切です。加えて、例えば、何か問題が生じた時、個々の事象や人間関係だけをみるのではなく、全体感で捉えて「何が起きているのか」を見ることも大切かと思います。それは仕組みや制度によって起こっているのではないか、一見異なると思える課題に共通項があるのではないか、そもそも何が理想の状態で今はどこの時点にいて何がそうさせているのか、など根本原因を探っていくように意識しています。

また社員から相談を受けた時も、「Aさんが言っているから●●だ」ではなく、Aさんの周りの話も聞き、総合的にニュートラルに理解するようにしています。その人にとっては真実でも、人の話にはその人その人のフィルターがかかっているものです。その人の周辺の誰にどの順番で話を聞いていけばいいのかを考えた上で、話を聞いていった時に、事実やそれぞれの受け止め方がわかり、パズルのピースがつながるように物事が見えてくることもあります。

 

3. 人間への好奇心と愛情  対人興味 自己受容

個人的には、根底にこれがあるといいんじゃないかと思っています。勿論人事にも様々なタイプの人がいて良いですし、それが当たり前ですが、「人間はどんなことでやる気がでるのか」とか、「この人が大事にしていることは何なのか」とか、「この人は何を考えてどんな人生を歩んでいきたいのか」とか、背景にあるものに興味を持てる人とまったく興味がない人では、出てくるアウトプットに違いが出てくるのではないのでしょうか。あとは、それがあったほうが単純に楽しいのではないかなと。ちょっとした仕組みや働きかけで人はチカラを発揮したりします。でも全く同じ人はいないわけで、唯一の正解があるわけでもない。単純に「やっぱり人間は面白いな」と思いますし、だからこそ興味も尽きることなく楽しいです。

小学校の卒業時、一人の先生が「愛するというのは能力である。磨けるものである」といったことをコメントで寄せてくださったのですが、今はその言葉を理解できます。特に、自己肯定感、自分自身への好奇心や愛情、安心感を持つことで、ニュートラルに他人を見たり、好奇心や愛情を持つ力も大きく育んでくれると実感しています。だからこそ、自分自身との関係性を良い状態に保つためにも、日ごろから自分のコンディションに意識を向け、自分の中にある感情や反応をきちんと受けとめる、といった習慣は大事にしています。

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<なぜ企業人事になったのですか?>  

大学卒業後、外資系のコンサルティングファームに就職しました。男女平等で、若いうちからいろいろな経験ができそうだったので入社し、いくつか出した配属希望の中から人事になりました。正直言って、当時きちんと仕事について理解をしていたわけではありませんが、塾講師のアルバイトをしたり、後輩の面倒をみたり、人の成長を見たりサポートするのがもともと好きだったこともあって、自然と関心を持ちました。

コンサルタントの方は、皆さん非常に優秀ですし、彼ら自身クライアントから高い付加価値を常に要求されていますので、仕事のクオリティに対して厳しい人たちです。タイムマネジメント、ロジカルにシンプルにもれなくダブりなく伝えること、スピード感、正確性、あらゆる点で、期待値に満たなければ容赦なく厳しいフィードバックが返ってくる。ビジネスパーソンとしての基礎を鍛えていただいた貴重な時期でした。

最初はトレーニング部門に配属になりました。アメリカの会社なのでグローバルで研修体系はある程度決まっていますが、海外プログラムをどう日本仕様にするか、研修講師は誰が適任か、皆が受けられるスケジュールや業務調整はどうすればいいのか、といったコーディネーションの仕事をしていました。

その後、部門付き人事になり、何十人かのコンサルタントのサポートをする仕事をしていました。コンサルティング会社の人事はちょっと特殊です。社内で多くのプロジェクトが走っている中で、どのプロジェクトに誰をアサインするのか、一人一人のキャリアプランやビジョンも考慮しながら、配置していきます。個々人の希望と社内のプロジェクト側の人材要件、プロジェクトの優先順位等を摺合せ、調整していくのが主な業務のひとつでした。

その後その仕事もシステム化したことで、私の仕事の性質もだいぶ変わりました。コンサルタントの稼働率をいかに正確に分析して高く維持していくか等、数字に向き合う業務に移行していったのですが、そんな中、今度は一般の事業会社でもっと人事の実務経験を積みたいと考え、転職しました。

転職したアパレル企業では10年間人事として仕事をしました。入社した頃は、日本でのビジネスが一番伸びていた時期です。しばらくは店舗担当人事として人事業務全般に携わっていましたが、その後採用専任として店舗スタッフの採用をリードしていました。

北海道から沖縄まで、店が同時進行で次々にオープンする中で、全国を飛び回り、アルバイトの方も含めて全ての採用を担っていました。年間600人くらい採用した年もあります。ブランドの期待値にあう人材を探すのは簡単ではなく、地方での出店時や大型店の採用は本当に大変でした。“会社説明会で待っていても誰も来ない”、なんていう夢も見たぐらいです(笑)。出張三昧の日々は楽しくもありましたが、体力的には相当大変で、これから出張という時に腰を痛めた時は、鍼に行ってテーピングもしてもらってから、そのまま新幹線に飛び乗ったこともありました。それでも、採用した人が活躍するのはやはりとても嬉しく、ビジネスの拡大を「人」という側面から支えている実感を日々持つことができていました。

4年ほど採用を担当し、そろそろ次のことがやりたいと上司にも伝え、タイミングよく異動が叶い、もともとやりたかった人材開発に戻ることができました。

外資系は本国の意向がとても強いケースも多いのですが、日本は世界的にみてもシェアが大きく、裁量を与えられていたので、当時はかなり自由にやらせてもらうことができました。リーマンショック後だったこともあり、研修を内製化するようになり、研修の開発や自身でのファシリテーションの機会も増えました。また、オフサイトミーティングやリーダーシップ開発プログラムの企画など、組織開発関連の業務にも色々携わりました。

新しいことをとりいれてみようという土壌もありましたので、良い経験をたくさん積ませてもらったと思います。人材/組織開発の領域は、採用と異なり、短期的に数字で成果を確認することが難しい面もありますが、総合的に人のパフォーマンスについてアプローチしていく楽しさを強く感じていました。

充実はしていましたが、10年経つ頃そろそろ自分も次のステージのことも考えるようになっていました。ブランドの方向性やマネジメント体制も変わった時期でもあり、ある時、自分自身もやれることはやったなという達成感がふっと下りてきて、3日間ぐらいで退職を決めてしまいました。実はけっこう直感で決めるほうなんです。

退職して半年間ぐらいは英語の勉強をしたり、リフレッシュ期間にあてていましたが、また人事領域に関わることに迷いはありませんでした。前職で自分は「人」を軸にしていくのだということは揺るぎないものになっていました。自分は、人が本来の個性やその人の力を発揮できているのを見たり、思い込みがはずれて前進し始める瞬間だったりに立ち会えることが単純に嬉しいんだということに気がついたことが、大きいですね。

現職も別の外資系ブランドで人事の仕事をしています。今は会社の規模がそこまで大きくなく、人事のほぼすべての領域をカバーしています。組織が小ぶりな分、意思決定のステップもシンプルですし、人事としても組織全体/業務の流れの全体が見られることは、今の環境の良いところです。

会社の戦略やゴールをベースに人事の戦略に落とし込み、施策展開することをしています。また社員が考えていることやモチベーションドライバーは何なのかといったことを把握するため、アンケートをとって、分析・ヒアリングした上で、施策を考え、優先順位を決め、実行していくといったプロセスもとります。

社員の向こうにはお客様がいらっしゃいますが、お客様に満足感や幸せをお届けするためにも、まず社員がどうしたら幸せに働けるかを日々考えています。

 

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<人事とはどんな仕事?>

.それなりの規模の企業ですと、採用、教育、給与・福利厚生といった専門機能をもったチームと、部門付でラインのサポートをするビジネスパートナーに分かれていることが多いです。それぞれ、人を採用して育成して、制度を変えたり作ったり、組織を変えたり、カルチャーを強化したり、といったことを行っていくわけですが、それ自体が目的ではなく、最終的には会社のゴールに結びついていく必要があります。一言で言えば、「人」の力を最大限に引き出していくことで、会社の戦略実行に貢献するということです。

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<一日の仕事スケジュールは?>

8:45     出勤。メールチェック
9:00     アメリカ本社と電話会議
9:30      資料作成やメール対応などデスクワーク
11:30     研修会社と打ち合わせ
12:30    ランチ 
13:30    マネジメントチームの会議に参加
14:30    デスクワーク
15:30    ストアビジットして、社員と1対1面談 
18:30     直帰 . 
 
 

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<仕事のやりがいや面白みはどんなことですか?> 

採用担当の時は、採用した人が楽しそうに活躍しているのを見られるのが、嬉しかったですね。あとは、自分の関わりによって、社員が「もうちょっと頑張ってみます」とモードが切り替わったり、スイッチが入るとか、そういう変化に立ち会えるのも面白い。人の変化や成長を継続的に見ていけることや、共有している情報量や日々構築している関係を土台に、中長期的に関わっていけるところは、企業人事の醍醐味のひとつだと思います。また、特に今はマネジメントとより密接に仕事をしていて、経営に関わるコアな情報にもタイムリーに触れられますし、どういうことをすれば良いか、やっていることがどういう意味をもっているのかがわかりやすいので、やりがいにつながっています。

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<もっとも嬉しかった経験はどんなことですか?>

いろいろありますが、ひとつ挙げるなら、前職のアパレル企業で新しく導入した研修プログラムのことは印象的でした。従業員アンケートから生産性に課題があることがわかり、実際に社員の方にヒアリングもして会議マネジメントの研修プログラムを作ったのですが、それが非常に好評で、「これはとてもいいものだからたくさんの人に受けてほしい」とフィードバックがあったこと、また、実際に「活用しているよ」という声をかけてもらったりしたこともとても嬉しかったです。モチベーションが上がるだけでもそれなりに意味はありますが、やはり行動変容や成果に繋がることが大事ですので。プランニングからファシリテーションまですべての工程を自分で実施したので、学びの大きい経験でもありました。

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<逆に今まででもっとも大変だった経験や辛かった経験は?>

最もと言われるとまた難しいのですが、コンサルティングファームで部門付き人事になりたての頃は、自分も未熟で、人事としてのスタンスが掴めずにもがいた時期がありました。

健康を害して働けないかもしれない社員や、家族の問題を抱えている社員など、大きな問題を抱える社員からの相談がいくつか一度に重なった時があったのです。本当は相手の問題と自分とは切り離して、人事という立場から解決策を考えなければいけないのですが、気持的に寄り添いすぎてしまうところがあり、自分はこの仕事は向いていないのではと密かに真剣に悩みました。その頃は個々の短期的なニーズに目が向きがちだったかなと思います。その後経験を積むにつれ、自分が経営に近いところで仕事をしているという自覚が出てきましたし、また自己・他者への信頼感が持てるようになったことで、距離感やバランスはうまく取れるようになっていきました

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<企業人事の未来はどうなっていくと思いますか?>

定型業務は既にどんどんアウトソースされていますが、テクノロジーの力でより効率的で正確な作業ができるようになり、時間を割くべきところに割けるようになっていくことを期待しています。また、働き方改革という言葉を頻繁に耳にするようになりましたが、これに限らず、企業は世の中の動きをみて、組織や制度・仕組みを変えていく必要があります。人事は、ベストな組織体制、職務のありかた、ルールづくり、教育は何をどのように実施していく必要があるのか、そういったものを示していく役割がますます求められるはずです

他の仕事もそうかもしれませんが、思い込みを外して自由に創造的に在ること、それによって変革をリードしていくことがより重要になると思います。また、AI活用によって効果的に早く意思決定することが可能になるとしたら、一方で感情を丁寧に扱いながら一人ひとりとコミュニケーションをとっていくことのウエイトが大きくなっていくかもしれません。

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<今の仕事と同じように向いていそうな仕事はありますか?>

個人的にはですが、大人の学びだけでなく、子供の教育にも興味はあります。お金をいただく仕事かどうかは別として、小学生や中学生などの教育に関わってみたいと思っています。人の成長に関わるのは純粋に好きなのだと思います。学校の先生とかも向いているかもしれませんね。 

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キャリアカウンセラー舛廣純子の  シゴトのチカラ考察  .

人事畑一筋のマチダさん。人事の仕事に愛情や情熱、誇りを持ちながら、冷静に言葉を選びながら端的にお話しくださいました。その姿に、時に社内のスポークスマンであり、バランス感覚を求められる人事を長年ご経験されてきたマチダさんのキャリアがにじみ出ているようでした。

俯瞰するチカラ」-マチダさんからその言葉を聞き、自分自身の人事経験を振り返りました。そういえば当時のボスに「ミクロだけでなく、マクロでとらえる習慣をつけなさい」と幾度となくフィードバックを受けていたのを思い出した。

―問題の本質を見極め、課題解決に導くために全体感をとらえる、それができないと個々人の事象にとらわれすぎて、問題解決に導けないばかりか、自分自身もその立ち位置を見失ってしまう。-見失いかけたその立ち位置を、しっかりと仕事に向き合うことで取り戻したマチダさん。だからこそ、人事を続け、今、より経営に近い立ち位置で、「愛情と好奇心を社員にもって」、人事の仕事にやりがいを感じやり続けることができているのでしょう。俯瞰して物事を見ることができるか、バランスを持つことができるか、そこは人事の仕事の一つの大事な適性のように思います。

「人」の力を最大限に引き出していくことで、会社の戦略実行に貢献する―人事の仕事の本質的な意義は変わらなくても、定型的な管理業務はアウトソーシングやAIが担うようになり、これから今まで以上に経営のパートナーとしての位置づけが強くなっていくのなら、その求められる人材要件はおのずと一昔前とは変化していくことになるのでしょう。

創造的な問題解決能力、経営陣に思いを載せて、かつロジカルにストーリーテリングできるプレゼンテーション能力、変革を牽引するリーダーシップ、より感情を丁寧に扱える傾聴力や対人理解力等々。これから人事として採用される人だけでなく、社内にいる人事も、自らを成長させ、変容させていく意識やしなやかさが、より必要になっていくのだろうと実感したインタビューでした。

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(次回もお楽しみに。毎月2回、第2第4月曜更新です) =ーー

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舛廣さんってどんな人?

PEOPLE 04 舛廣純子(キャリアカウンセラー)
就職は子育ての最終章。就活生の親に読んで欲しい本を出版
 


舛廣純子

舛廣純子

ますひろ じゅんこ フリーランスキャリアカウンセラー。1972年、東京都出身。日本女子大学人間社会学部文化学科卒業後、化粧品商社に営業職として入社。会社の民事再生、自身の出産・育児を機に2 回の転職を経験。自らの転職経験からキャリア支援に関心を持つようになり、社会保険労務士、キャリアカウンセラーの資格を取得。2007 年、キャリアカウンセラー・講師として独立。大学生の就職支援・キャリア教育、社会人の転職支援・キャリア形成支援を中心に活動。支援学生の高い就職率とわかりやすいセミナーには定評がある。特技は長所探し。2013年12月に学研教育出版から『就活生に親が言ってはいけない言葉 言ってあげたい言葉』を出版。ブログ:http://ameblo.jp/shuukatsumamanoblog/