【レポート】六本木ヒルズ「Hills Breakfast」に深井次郎が出演

朝8:00に200名ほど集まります

自分の経験をシェアすることは立派な社会貢献だ
六本木ヒルズ主催 トークライブ
Hills Breakfast に出演しました

 

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今回、森ビルさんから「ぜひに」とお声をかけていただきまして、深井次郎が六本木ヒルズ主催トークライブ「Hills Breakfast」(7/31)に出演いたしました。

 

Hills Breakfast(ヒルズブレックファスト)とは
六本木ヒルズが月1回開催する朝のトークライブ。社会を元気にする。世界を明るくするさまざまな人がアイディアや活動を発信。アート、社会貢献、テクノロジーなどテーマも多様。一人一人が考え、変化し、対話が生まれるイベントです。WEB: hillsbreakfast.roppongihills.com

 

事前に六本木ヒルズにて打合せをしたとき、担当者Sさんからは「何でも深井さんの伝えたいことをお話ししてください」というオーダーでした。

集まるのは、都心、六本木、虎ノ門周辺で働くビジネスマン、クリエイターの方々、200名ほど。早起きして朝の出勤前に来るようなとてもモチベーションの高い、バリバリ働く方々が聞きにいらっしゃいます。

何を話そうか、と前日ギリギリまで決まりませんでしたが、深井の原点は、「本を読むこと、書くこと」。なのでその話をしようということになりました。われわれオーディナリーがどんな媒体かという説明よりは、なぜ深井は書きはじめて、なぜ人にも書くことをすすめるのか。いつものTシャツ短パンの自然体で、そのストーリーを語りました。

 

タイトルは、「書くことで人生充実するかもしれない」

朝8:00スタートということで、朝が弱い深井にとってテンションが上がりきるか不安な面もありました。しかし、話しはじめると、ぐいぐいとのってきて楽しそうでした。集まる方々、他のゲストスピーカーの方々、場の空気感がよかったこともあると思います。

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ざっと、こんな話でした。

のほほんと毎日を過ごしていた18歳の深井少年が、ある事件がきっかけで本を読みはじめ、人生を変えていきます。本に救われた深井は、本に憧れた。「読む側だけでなく、いつか書く側になりたい」そう願うようになるには時間はかかりませんでした。さまざまなクリエイティブなアプローチにより、25歳で1冊目の本が本屋に平積みされ、出版の世界に足を踏み入れることになります。その後、立ち上げた学校、自由大学の中での講義「自分の本をつくる方法」の話。メンバーのひとりのエピソード。闘病記を出版された片野あかりさんとの会話。片野さんにとって最初で最後の1冊になってしまった話。その本の読者からは、「勇気をもらった。私ももう少し頑張ってみます」など多くの感謝のお便りが届いています。

そういう話をした上で、深井が伝えたかったこと。

「書くことで、人の役に立つことができる。自分の経験をシェアすることは、立派な社会貢献だと思っているんです。だから、書きましょう」

 

参加者の反応は

トークの前半は笑いがおこる箇所もありましたが、後半にしたがって、目を潤ませる参加者の姿もみられました。イベント終了後、「感動しました」とか「自分も書きはじめてみます」と深井のまわりに集まる方々もいて、われわれの見る限り反応はなかなかだったようです。

お声をかけていただいた森ビル担当者Sさんからは、こんなコメントをいただきました。

「今朝は早くから、本当にありがとうございました!! 深井さんのお話、やっぱり素敵でしたよ。 想いが伝わったと思います! 誰かひとりでも、書き始めてくれたらいいですね」

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同行した我々、編集部は「深井さん、やっぱ太ったよね。首回りとかやばい」という話をしながら見てました。たぶんアイスを食べ過ぎなんだと思いますよ。
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深井次郎へのトークライブの依頼は、こちらより。


編集部

編集部

オーディナリー編集部の中の人。わたしたちオーディナリーは「書く人が自由に生きるための道具箱」がコンセプトのエッセイマガジンであり、小さな出版社。個の時代を自分らしくサヴァイブするための日々のヒント、ほんとうのストーリーをお届け。国内外の市井に暮らすクリエイター、専門家、表現者など30名以上の書き手がつづる、それぞれの実体験からつむぎだした発見のことばの数々は、どれもささやかだけど役に立つことばかりです。