TRANSITION展に向けて

みんなのことば

今月20日からのTRANSITION展に向けて、準備が進んでいます。
オーディナリーの4年間すべての読みものを、編集部が手分けして目を通し、「転機に効くことば」というくくりでグッとくる一節をセレクトしました。

ある程度選んだつもりでも最初は500も集まってしまいました。
ここから100に絞る作業がまた、悩ましいところ。500の中から、200に絞り、プリントアウトし眺め、同じ系統のものは外し、150にし、120になり、なんとか本日までに100に絞りきる予定です。そこからデザインして、印刷して、と続きます。

スタート時からすべての読みものに目を通しているのですが、「あれ、こんなことばどこにあった?」というようなキラリと光るものが発掘されてくるのが不思議。「お、これなかなかいいじゃないの」なんて感心しながら、改めて、自分たちのやっていることを振り返れる大切な時間になっています。もちろん、「まだまだだなぁ」と反省点もたくさん見えてくるけど、芸の道には終わりはないですからね。精進し続けよう、みんな。

期間中は、このメルマガの読者さんも、まだ会ったことのない方にも会えたらいいな。書き手にとって嬉しいのは、読み手の顔が見えること。あの人が読んでくれてるかな、なんて想像しながら、手紙のように書いているのです。お茶でも飲みながら話せる時間もつくるつもりです。観覧無料ですので、ご都合の良い時間に立ち寄っていただけると、うれしいです。(深井次郎)

transition2017
会 期:2017年 11月20日(月)~11月26日(日)

開館時間:11:00―20:00 (最終日は14:00まで)


編集部

編集部

オーディナリー編集部の中の人。わたしたちオーディナリーは「書く人が自由に生きるための道具箱」がコンセプトのエッセイマガジンであり、小さな出版社。個の時代を自分らしくサヴァイブするための日々のヒント、ほんとうのストーリーをお届け。国内外の市井に暮らすクリエイター、専門家、表現者など30名以上の書き手がつづる、それぞれの実体験からつむぎだした発見のことばの数々は、どれもささやかだけど役に立つことばかりです。