出版プログラム

提供サービス


パーソナル・出版コンサルティング


初出版を志す方から、出版経験者が次回作を構想する支援にも個別対応しています。
出版したい本のテーマ決めから、日々のSNS執筆、出版企画書作成、目的にあった出版社の選定から提案方法まで。個別の現在地と目的地に合わせて「商業出版化までの道のり」を深井次郎とプロデューサーが伴走します。

内容:

①出版を通して実現したい目的地を明確にする
②書くべきテーマ、あなたにしかない独自性、新しい価値の発見
③独自性と価値を伝わりやすくするブランディング
④自分メディア(ブログやSNS)の改善と執筆アドバイス

⑤出版社に自信を持って提案できる資料(プロフィール、企画書、サンプル原稿など)を完成させる
⑥あなたに最適な出版社&編集者を選定するアドバイス
⑦出版社への提案活動を伴走する

対象者:

・自分で決めた期間に集中して目標に挑む、心の準備が整っている方
・すでに大きなテーマは決まっているものの、具体的な企画の詳細をまとめるためのサポートを必要としている方
・自分の企画に最適な出版社を選定し、自信を持って企画を提案したい方

スケジュール:

60分×隔週をベースに
必要な期間(1ヶ月から1年)や希望する内容項目によって、個別カスタマイズとなります。

費用:

まずはヒアリングしてから、お見積もりします。

6万円から35万円(税別)が目安です。
※自由大学「自分の本をつくる方法」卒業生は割引あり

お申込み方法:

こちらのお問合せフォームより、
まずは「パーソナルコンサルティングの面談希望」と書いてお送りください。
現在地と目的地のヒアリングと、それに合わせたアドバイスをいたします。
60分 8000円(税別)ZOOMにて。


備考:

・こちらのパーソナルコンサルティングは、「自費出版」および「電子書籍のみ」の希望者には対応していません。
仕事として出版社から印税を受け取り、全国の書店に並び重版を目指す「商業出版」を志向するかた向けです。

・対象ジャンルは、基本的に「ノンフィクション」とします。
実用書、エッセイ、ビジネス書、趣味の本など「役に立つ」実用要素のある書籍です。
(小説や文字のない写真集や画集などは対象外です)
判別が難しい作風で不安な場合は、開始前の面談でお答えしますのでご安心ください。

・選考あります。初めてお会いする方、久しぶりの方は、最初に現在地と目的地をヒアリングします。
その上で、現実的にわたしたちがお力になれる場合に、プログラム受講が可能になります。
.
.

.

————————————————-

初めてのかたへ、ごあいさつ
オーディナリーの出版プログラムについて

————————————————–

2009年から商業出版を志す人に向けて、連続講義を15年で71期ほど継続しています。多くの新人著者の初出版を叶えてきました。

「無名だから、売れないだろう」
「そのテーマでは、マーケットがない」

多くのベテラン編集者たちが首をひねる企画でも、発想力と著者の思いを後押ししてきました。そうして著者たちは、35万部超えのベストセラーを記録したり、業界の常識を変えた書籍も生み出してきました。

なぜ、私たちが「初めての出版」をサポートしているのか、少しだけお話しさせてください。

もともと、弊社代表の深井次郎はいわゆる「普通の会社員」で、特筆すべき学歴も肩書もない20代の若者でした。ただひとつ、人よりも多く触れているものと言ったら、本くらいしかありません。

かつて何度も挫折し、どう生きていくか迷うたびに、本と対話し助けられてきました。助けられると、いつかは自分も助ける側になりたくなるものです。言葉があふれるようになると、次第に「本を書く人」に憧れるようになりました。

しかし、普通の会社員の「小さな声」では、出版への道のりは霧がかかって見えません。

そこから独立独歩で試行錯誤し、まずはWEB上でエッセイを書き始めました。それを1年続けたところ読者も1万5千人以上に増え、25歳で大和書房など数社からオファーを得て初出版。自身のエッセイ本を20代のうちに4冊を世に出し、ヒット作に導きます。何者でもない若者が、ヒットを出しているという噂が業界に広まり、初出版を目指す方はもちろん、編集者やベテラン作家からさえも、出版のアドバイスを求められるようになりました。「客観的にわたしの原稿にフィードバックが欲しい」と。

30代からはその稀有な経験をより社会に役立てるため、新人著者を育成するための学校事業に精を出し、斜陽と言われる出版文化の末席で小さな貢献をさせていただくようになりました。

SNSの登場によって「1億総クリエイター」と言えるほど発信者は増えましたが、紙の書籍の商業出版は依然としてハードルが高く、1%の強者にしか門戸がひらかれていない(ように見える)現状があります。

もちろん出版社にとっては1冊出版するために何百万円もの制作コストがかかります。リスクを背負っての勝負ですから、確実に売れる著者、売れる企画しか出版したくないのはわかります。ですが、出版はビジネスでもありながら、未来をつくる文化事業、教育事業でもあります。

『情熱大陸』や『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演しているような強者。つまり本業での実績が突出している著名人や、多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーにばかり出版オファーが集中する世界は同質化を加速させ、多様性がないというか、どうしてもつまらないなと思ってしまいます。

すでに評価を得ている「1%の強者」をさらに強くするお手伝いに、わたしたちの心は踊りません。わたしたちがやらなくても、他の誰もがやりたがる仕事ですから。

そうではなくて、小さな声だけど、辺境にいるけれど、これからの社会に絶対必要なメッセージを持っていたり、共有すべき経験を持っていたり。派手さはないけれど、深いところから人生を変えてしまう知恵を発明した人たちがいます。

彼ら「99%の小さな書き手」と丁寧に向き合い、エンパワーメントし、具体的なステップを踏み、商業出版で全国の必要としてくれる読者に広く届けるお手伝いをする。海外展開にまで広がった著者もいます。

新人著者の育成トレーニングはビジネスで考えたら効率の悪いところであり、出版社の編集部では時間をかることはできません。わたしたちオーディナリーだからできる使命だと思っています。

「価値のない人生など、ひとつもない」

この信念を具体的に証明するために、これからも出版というフィールドで99%に光を当て続けています。

まだ見出されていない大切なメッセージが世に広がり、いつのまにか「あたりまえ」になっていく。

その喜びを原動力に、これからも
99%の小さな声を、99%に向けて届けます。

2024.6.9 
深井次郎 
株式会社オーディナリー代表