TOOLS 57 トレーニングを継続するための5つのコツ〈 はじめての筋トレ篇 〉/早乙女 久美 ( トレーニング研究家 / 美容研究家 )

Benjamin J. DeLong

あらゆる人に筋トレをしていることを公言しましょう。このときに、「ダイエット中」という言葉は使わないこと。人によってはダイエットなんてする必要ないのに、などと言われせっかく高まったモチベーションが下がる可能性があるからです。
TOOLS 57

トレーニングを継続するための5つのコツ 〈 はじめての筋トレ篇 〉 
早乙女 久美  ( トレーニング研究家  /  美容研究家 )

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自由に生きるために
筋トレを生活の一部に取り入れよう

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美しい筋肉は1日にしてならず 
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いざ筋トレを始めよう! と思っても、習慣として長く続けていくのはなかなか大変なもの。しかし美しい筋肉は1日やそこらでは作られません。また、筋トレによって美しいカラダを手に入れたとしても継続しないとそのカラダは維持できません。まずは食事や睡眠のように筋トレを日常生活の中に取り入れることが大切です。

ではどうやって筋トレを日々の生活に取り入れ、継続するのか? 私が実践している5つの Tips を紹介したいと思います。

 

1.  ワクワクする目標を設定する 

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まずは自分がなりたい理想のカラダを明確にしましょう。目標設定のポイントは3つです。

① 具体的である
② 期限を決める
③ ワクワクするものである

なんとなく痩せたい、細くなりたいなどの曖昧な目標ではなく、2ヶ月でジーンズのサイズを30インチから28インチにする! などの具体的な目標を立てましょう。ここで注意したいのが、目標のハードルをあまり高く設定しすぎないこと。例えば今のあなたのジーンズのサイズが32インチだったとして、いきなり25インチのジーンズが履きたい! というのは無謀です。まずは30インチのジーンズが履けることを目標にしましょう。30インチのジーンズが履けるカラダになったら次は28インチのジーンズを目標にすれば良いのです。

合わせて行動目標もセットにしておくのがオススメです。28インチのジーンズが履けるようになったらそのジーンズを履いて憧れのカフェに行く、など想像しただけでワクワクするものにしましょう。

特定の人物を目標にするのもおすすめです。理想のカラダを持ったモデルやタレントさんの写真を常に見えるところに置くのです。理想のカラダを常に眺め、自分がそのカラダになったことを想像してワクワクすることで自然と筋トレに対するモチベーションが湧き、トレーニングが楽しくなります。

 

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2. まわりに公言する

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ありとあらゆる人に筋トレをしていることを公言しましょう。このときに、「ダイエット中」という言葉は使わないこと。人によってはダイエットなんてする必要ないのに、などと言われせっかく高まったモチベーションが下がる可能性があるからです。おすすめは「肉体改造中」と言うこと。これであれば大抵の人が興味を持ちます。わたしは筋トレをするようになってから話の小ネタとして色々な人に「肉体改造中」であることを公言しています。そうすると、いろいろな方が気にかけてくださり、「その後肉体改造どうなった?(笑)」と会うたびに話を振ってくれるようになります。

ダイエットというと辛そうなイメージがありますが、肉体改造と言われると聞く方も興味を持ちます。気にかけてくれる方に良い報告ができるよう、自分に効果的なプレッシャーをかけましょう。

 

3.  トレーニングの時間を確保する

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いつかやろうと思っていてもつい後回しになって結局トレーニングしなかった、ということになりがちです。手帳やスマートフォンのスケジュール管理アプリなどで、この時間にトレーニングする、という予定を立て、スケジュールを確保してしまいましょう。ながら運動をするよりも、オンとオフをはっきり分けて行った方が効率的かつ効果的です。食事や睡眠はある程度決められた時間に行っていると思います。同じようにトレーニングはこの時間、というように日々のスケジュールに組み込んで手帳などに書き入れましょう。

私はスマートフォンのスケジュール管理アプリでアラームが鳴るように設定しています。自分の日々の予定を確認し、他の予定が詰まっているときは短めに、時間が空いているときは長めに筋トレの時間を確保しています。毎日できなかったとしても1週間の中で大体の帳尻が合うように、筋トレのスケジュールを調整しましょう。

 

4. カラダの記録をつける

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日々コツコツと筋トレを行えば、必ずカラダに変化が表れます。Before → After の変化を存分に楽しむために、カラダの記録をつけましょう。体重や体脂肪などの測定もいいですが、おすすめは写真とサイズ測定。まずは現実を認識するためにいろいろな角度から自分のカラダを撮影してみましょう。定期的に自分のカラダを撮影し、変化を実感するのです。合わせて定期的にカラダのあらゆる部位のサイズを測りましょう。見た目にはわからなくても筋トレを継続して行っていれば、脂肪は減り、筋肉でカラダが引き締まり、結果として必ずサイズダウンします。結果が伴わないと継続はしにくいもの。カラダの記録をつけて変化を実感し、モチベーションを高めましょう。

 

5. トレーニングの記録を公開して仲間を増やす

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筋トレは誰かと競い合うものではなく自分との闘いです。身近にいる友人などとトレーニングの結果を報告しあうのも良いですが、思い切ってブログなどにカラダの記録とともにトレーニングの記録を公開してみましょう。今はトレーニング専用のSNSなどもたくさんありますので、そういったSNSで仲間を見つけるのも手です。トレーニングの記録を毎日公開していると、自然と同じような仲間がたくさんできて、交流を楽しむことでトレーニングのモチベーションアップにつながります。他の方がどのようなトレーニングを行っているかの参考にもなりますし、トレーニング中にわからないことなども解決できたりします。何より変わった自分のカラダをみて、興味を示してくれることが快感につながります。

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筋トレを生活の一部に取り入れるために
1.  ワクワクする目標を設定しよう
2.  まわりに公言してみよう
3.  トレーニングの時間をスケジュールしよう
4.   日々のカラダの記録をつけてみよう
5.   記録を公開してみよう

 

Photo: Benjamin J. DeLong


早乙女久美

早乙女久美

(さおとめ くみ) トレーニング研究家、美容研究家 1977年、北海道生まれ、埼玉県育ち。成蹊大学文学部卒。大学卒業後、SEの勤務経験を経て、現在はWebサービス系にてサービスのプロデュースやディレクションなどを担当している。個人では、自身の経験を活かしてプロボノで任意団体のWebマーケッターとして参画し、パラレルキャリアを構築中。 「働く女性のトレーニング」について研究している。