【レポート】『旅とSTUDY EXPERIENCE』に出演

ずっと旅をしながら生きるにはどうしたらいいか、ということで、ヨーロッパですてきな骨董品を買って帰り、日本で売ってみた、という風にキャリアが始まっています。今でも年の半分は海外を回っていて、日本にいても旅をしている気分のようです。
トークライブ 開催レポート
『旅とSTUDY EXPERIENCE』に出演 
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毎年恒例の自由大学祭。今年のテーマは「STUDY EXPERIENCE」ということで、各講義の卒業生や教授たちが学びの成果を披露する場となりました。そのオープニングトークイベントとして、創立者の黒崎輝男さん、3代目学長の岡島悦代さん、そして創立当初から立ち上げに携わっている深井次郎が登壇しました。

 

自由大学祭2016 トークライブ
『旅とSTUDY EXPERIENCE』
出演
黒崎 輝男(自由大学ファウンダー/ 流石創造集団株式会社 CEO)
岡島 悦代(自由大学 三代目学長)

深井 次郎 (自由大学「自分の本をつくる方法」教授 / オーディナリー代表)
主催:自由大学
会場:COMMUNE246

お祭り、ということもあり黒崎さんが「ビールでも飲もうか」と声をかけ、みんなで飲みながらリラックスした雰囲気でトークは始まりました。


黒崎さんは、もともとデザイン家具会社のIDEEの創業からはじまり、自由大学の他にもこの会場であるCOMMUNE246や青山ファーマーズマーケットなどさまざまな東京のカルチャーシーンをつくってきました。それらのインスピレーションの多くは旅から始まったと言います。

ずっと旅をしながら生きるにはどうしたらいいか、ということで、ヨーロッパですてきな骨董品を買って帰り、日本で売ってみた、という風にキャリアが始まっています。今でも年の半分は海外を回っていて、日本にいても旅をしている気分のようです。だから、日本の状態も外の人の目線で「おかしいな」とか「もっとこうしたら」に気づくのです。

深井さんも「ことばを扱う人間として、ことばを正確に扱いたい」「そのためには、たとえば清水の舞台から飛び降りる、という表現でも、どのくらいの感覚なのか体感しておきたい」ようです。そのために日本一のバンジージャンプに挑戦したり、風だけで進む帆船に乗ったり、今まで体感したことのない未知の感覚を取り入れることにしています。

感覚のレパートリーがあれば、本を読んでも想像力を働かせることができるし、書いたり話すときも感情で記憶していることだと臨場感を持って伝えることができるのです。

岡島さんもポートランドや体験を重視する自由大学の講義のこだわりをお話ししてくれました。


60分ほどのトークセッションが終わったところで、自由大学の教授やキュレーター、各ブースを担当する卒業生で集合写真を撮りました。

あとは会場のCOMMUNE246の雰囲気を写真でお送りします。

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晴天の休日は多くの人で賑わいます。


当日、映像を撮ってくれたチコハウスの道子さんです。


『スポールボーイズ!』の森川寛信さんとトークゲストに登場してくれた善福克枝さんです。


「自分の本」卒業生の林さん、地中海の小さな島「マルタ島」を紹介するブースを出しました。


VR360度映像体験をしている深井さん。マルタ島にタイムスリップしています。


初代学長の和泉里佳さんもふらっと遊びに。


ご飯を食べたり、思い思いに過ごします。


外国人の方もよく訪れます。


天気のいい日は屋上が最高。自由大学祭2016も盛況のうちに幕を閉じました。また来年!


編集部

編集部

オーディナリー編集部の中の人。わたしたちオーディナリーは「書く人が自由に生きるための道具箱」がコンセプトのエッセイマガジンであり、小さな出版社。個の時代を自分らしくサヴァイブするための日々のヒント、ほんとうのストーリーをお届け。国内外の市井に暮らすクリエイター、専門家、表現者など30名以上の書き手がつづる、それぞれの実体験からつむぎだした発見のことばの数々は、どれもささやかだけど役に立つことばかりです。