「じゃあ、ちょっと踊ってみて。音楽かけるから」1番待っていた、けれども、怖かった言葉だ。大抵、人生では、恐怖の向こうに、喜びで溢れた瞬間がある。深呼吸をして、よし! 全力で飛び込んでみよう。未知の世界は1番怖いけれど、1番エキサイティングだ。
宇宙にお願いしてアメリカでダンサーになった話
Mihoko Love ( 英語で自分革命モチベーター ) .
自由に生きるために
あなたの声を、宇宙に届けてみよう
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“ I wanna do this! It’s so ideal! ”
「こういう仕事、やりたいなぁ〜。すごく理想的!」
そのとき宇宙とつながったのは、FacebookのWallだった。一緒に載せた写真は、ライトビームが飛び交うクラブで前日撮ったダンサーたちの写真。高い真っ白なテーブルの上で、 黒のビキニをベースに斬新なベルトや編みタイツを体に巻きつけたセクシーなダンサーたちが踊っている写真だ。
ダンスの基礎など何もないけれど、小さい頃から音に合わせてgrooveするのが大好きだった。だから、彼女たちを見たとき、Coolなミュージックに合わせて、自由に踊って、それが仕事になるなんて! 絶対楽しいに違いない。踊り明かした次の日でも、まだまだ踊りたい気持ちでいっぱいでいた。
What an ideal job for me!
なんて理想的な仕事なんだろう!
そんな気持ちから、Wallに書いてみた。どこかに届けようとか、誰かに見て欲しい、という願いよりも先に、そのときの瞬間の気持ちを、体の外へ出してしまいたい、何かで表現をしておきたい、そういう衝動に駆られたからだ。
宇宙とつながったとわかったのは、 数日経ってからだった。
ナイトクラブのマネージャーから、なんとメッセージが来たのだ。自分が行ったクラブではなかったけれど、同じようなホットなクラブだ。
「興味があるなら、おいで。オーディションをしよう」
“ If you’re interested, come on over. We can do the audition! ”
「わお。すごい」” Wow! That’s AMAZING! ”
宇宙に声が届いた! Universe heard me!
信じられなくて、何度も読み返した。暗記するほど、穴が開くほど、読み直す。
本物だ。飛び跳ねて喜んだ!
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胸が高鳴るオーディション
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数日後、ダンサーたちの真似をして、ブラックが基調のスタイルに、フェイクのアイラッシュをつけて、ジャケットを羽織り、車を飛ばしてクラブへ向かった。まだ周りが明るい中で、こんな場所へ行くのが、すごく不思議。駐車場を見つけ、 Google Mapに助けられながらクラブを探す。行ったこともない場所、逢ったこともない人を目の前に、まだ知らないドアを開く快感を感じる。
英語で ” I get butterflies in my stomach.”という表現がある。「お腹の中にちょうちょがいる=ドキドキすること」を意味する。だいすきなちょうちょたちをお腹でバタバタさせながら、駆け足で急いだ。
クラブの前に到着!
ドラマでよく見るような、体格がいい、言葉通り、何でも跳ね返しそうなバウンサー(bouncer)が、大きな錆びついたドアの前に立ちはだかっている。
Hi! I’m Mihoko. I’m here to meet Rick.
簡単に自己紹介をする。「リックは1階にいるよ」と緊張がほぐれた別人のような笑顔で教えてくれる。
夜のクラブはライトだけが目立って、すべてをリズミカルに、夢の中のように綺麗に映し出してくれるけれど、明るいクラブは別世界。染み付いたカーペット、ほつれたカーテンなど、なくてもいい情報が目から入ってくる。
こちらを向いて、あたたかいスマイルをくれる人がいる。リックに違いない。背が低く、 小太りの白髪混じりのおじさまだ。雰囲気から想像すると、イタリア系かな。リトルイタリーでピザ屋さんをやっているのが似合う。映画でクラブを仕切っている男と言えば、大抵もっとワルで、何をしでかすかわからないワイルドなイメージだ。そんな大柄で、声も態度も大きいイメージとはほど遠い、正反対と言ってもいいほど、リックは何でも相談に乗ってくれそうな親しみやすい笑顔で、あたたかく迎え入れてくれた。
「そこの手すりを持って〜 右足はその上の段に。そうそう。いい感じ!」
リックの指示で、階段と廊下のスペースを使いながら、いくつかポーズをし、写真を撮る。
そして、彼が言った。
「じゃあ、ちょっと踊ってみて。音楽かけるから」
1番待っていた、けれども、怖かった言葉だ。
大抵、人生では、恐怖 Fearの向こうに、喜びで溢れた瞬間 Blissful Moment がある。
Inhale~ Exhale~ 深呼吸をして、よし! 全力で飛び込んでみよう。
Dive into the unknown! 未知の世界は1番怖いけれど、1番エキサイティングだ。
まだ誰もいないクラブで音楽が響き渡る。お腹に響くようなベースが効いたビートだ。気持ちいい。
ダンスの場所は、2階のブース。あと1時間ほどで1階のホールには人々が溢れるはずだ。そう想像すると、余計に興奮が高まった。
音楽がかかると自然に体が動き出す。どんな曲だったか忘れてしまったけれど、夢中な時間は飛び去って、あっという間に2曲が終わった。
“ YOU are hired, Mihoko! ”
いちばん聞きたかった言葉が聞けた! やったあ! ジャンプしながらお礼を言う。
” Thank YOU sooooo much, Rick!! ”
“ Can you start from tomorrow? ” 「明日から来れる?」
“ Of course! ” 「もちろん!」
宇宙とつながった。
気になること、興味のあること、やりたいことがあるときには、どんな形でもいい、表現してみよう。宇宙に声を届けてみよう。
Ask the Universe for it.
そうすると向こうからやってきてくれる。
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ジム・キャリーも宇宙を味方にしていたの、知ってる?
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Jim Carrey の有名な Maharishi International University でのスピーチを聞いたことがあるだろうか? まだだったら、ぜひ観てほしい。彼の限りないユーモアと真摯な気持ちが伝わってくる素晴らしいスピーチだ。
最近の彼は、映画「MASK」のような昔の Jim Carrey というイメージから自ら抜け出し、宇宙と交信しているように見える。ここでスピーチからの言葉を紹介したい。
彼は言っている。
“ What we really want seems impossibly out of reach and ridiculous to expect so we never dared ask the universe for it. ”「わたしたちが本当に欲しいと思うものは、手が届くことが不可能に思え、期待することが馬鹿馬鹿しく見えるため、あえて宇宙に声を届けようとは決して思わない」
“ I’m saying I’m the proof that you can ask the universe for it. ”
「わたし自身がプルーフ、証拠なんだ。『きみも宇宙にお願いすることができる』という証拠なんだよ。」
“ And if it doesn’t happen for you right away ”
「そして、もし、すぐには何もきみに起こらないとしたら、」
“ it’s only because the universe is so busy fulfilling my order. Party size! ”
「それは、わたしのオーダーを満足させようと頑張ってくれているからなんだよ。パーティーサイズのね!」
超ビッグな Jim Carrey からの言葉だと説得力がある。そして、ユーモアを交え、真剣でポジティブなことをさらっと言えちゃうところも、すごい。
やりたいことがあるときには、伝える、尋ねる、表現してみよう。とにかく、思い切って、その気持ちを宇宙に放ってみよう。
Ask the Universe for it.
ニューヨークに行きたいと思っているときにその機会をもらえたことも、アートスクールを早く卒業できたことも、幸せじゃない関係を終わらせられたことも… すべての瞬間たち、数々の大切なつながりを、Thank YOU, Universe. 宇宙に感謝。助けてくれた人々に感謝。I’m forever grateful.
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今、あなたが惹かれていることは何だろうか?やってみたいことは?
わたしが惹かれているのは…
●自由大学で講座を開きたい。それぞれの殻を破るお手伝いをし、コミュニケーションの楽しさをみんなと体感してゆきたい。
●このAsk the Universe for it! をムーブメントにし、みんなの夢を叶えたい。
●本を出版し、ポジティブエナジーを日本中、世界中に広げたい。
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宇宙へのお願いするときのポイント:
① Express Your Genuine Feeling in a Positive Sentence:
やりたい気持ちをストレートに肯定文で表現しよう。
否定文で「〜しないようにしよう」、例えば、「自分を疑わないようにしよう: Don’t doubt myself.」と言うと、疑うことに脳はフォーカスしてしまう。なぜなら脳は否定語を理解することができないからだ。言葉にした後に、なかったことにできない、後から打ち消すことができないのだ。
簡単な例で言えば、こう言われたらどうだろう。「目の前にピンクの象がいると想像しないでください」…
一生懸命、目の前のピンクエレファントを消そうとするが、なかなか消えてくれないはずだ(笑)。なので、否定文で浮かんだら、肯定文に置き換えて考えてみよう。「自分を疑わないようにしよう→自分を信じよう: Trust myself.」と、すんなり、気持ちよく、入ってくるはず。
② No Negative Self-Talk:
「もしかして…できないかもしれない」「ありえない…」「ぜったい無理…「でも…」など、否定的なひとりごとは、頭の中で削除して考える。自分が疑っていたら、宇宙まで声が届くわけがない。DREAM BIG! 言ったもの勝ち!大胆な気持ちで、言い放ってみよう。
③ I want to do〜もしくは、I did(過去形の形)で考える:
例えば、I want to publish my book. と「〜したい」とピュアに望んでいる形で表現するか、または、I published my book.とすでに叶ったように過去形で言うこともできる 。余裕があれば、それが叶うことで、何につなげたいか、どうなりたいか、を考えると、宇宙はさらにその方向へ引っ張ってくれる。
④ そして、毎回、最後に、今あるものに感謝の気持ちを伝えよう。
Thank YOU, Universe, for everything. 宇宙へ伝えることは、いつでも、どこでも、できる。言葉にすることで、叶うパワーが倍増し、助けてくれる人たちも増え、どんどん進みたい方向へ惹きつけてくれる。