かどを曲がるたびに【第8通目】「絵本作家が立体を作りはじめた理由」/ たなか鮎子
普通の日常が、ちょっとだけ架空の空間に変わる。そういう瞬間って、誰にでもあるんじゃないでしょうか。がむしゃらにがんばっているスキマの時間、ちょっと疲れて外を眺めたりしたときに、ふと目にはいった風景をみながら、不思議な想像…
普通の日常が、ちょっとだけ架空の空間に変わる。そういう瞬間って、誰にでもあるんじゃないでしょうか。がむしゃらにがんばっているスキマの時間、ちょっと疲れて外を眺めたりしたときに、ふと目にはいった風景をみながら、不思議な想像…
冷静になってみると、これまで恐ろしかったものも、実は小さくちっぽけな存在だったということに気づく瞬間が、誰にでもあるんじゃないかと思います。自分の気の持ちようで、世界をみる目って劇的にかわります。「自分を幸せにするのも、…
すごく惹かれる登場人物と出会ったとき、もうひとりの自分をみつけたような、自分の影をみるような気持ちになることがあります。誰にでもあることだと思いますが、物語を読んでいてい魅かれるのはだいたい、何かしら暗い側面をもつ人物じ…
でも逆に40歳すぎての留学だから良かったということも、いろいろありました。自分なりの判断基準ができているというのは、新しい場所にいく時とても役に立つものです。自分の問題がハッキリしているので、目の前で起こることを冷静に判…
抽象的概念と現実の間に橋をかけようとする作業は、クリエイティブな考え方やデザイン思考の大きな助けになります。ではどうやって橋を架けるのか。答えはひとつ、「つながると思い込むこと」世界に存在するものは、必ずどこかでつながっ…
西洋特有のコンセプトの組み立てが思いのほか難しい。 往復書簡 ロンドンでの挑戦と創作をめぐる対話 第3通目 「新しい自分になるための学びについて」 (前半) 鮎子さんへ 鮎子さんといえば、いつも新しい試み…
快適な環境よりも、多少不具合のある場所で創作するのが好き 往復書簡 ロンドンでの挑戦と創作をめぐる対話 第2通目 創作がはかどる環境とは 鮎子さんへ ロンドン暮らしも慣れてきたでしょうか。 鮎子さんはた…
帰国中の友人に日本を満喫してもらうには? こんにちは、編集部のおーちゃんだよ。 今日はロンドンから一時帰国中のたなか鮎子さん(オーディナリーのロゴなどデザイン担当)とみんなでご飯を食べようとい…
人々が文学を愛し、歴史を積み重ねてきた街だからでしょうか 往復書簡 第1通目 ロンドンは文字を大切にしている街 鮎子さんへ ロンドンでの新生活、調子はいかがですか。オーディナリー編集部は、今日も編集会議でした。食べ物の…
きのう読んだ物語を話すような社会に。ずっと本を作りたかった interview きのう読んだ物語を話すような社会に 絵本作家は憧れの職業だ。小学生女子の将来の夢ランキングで、イラストレーターが第2位。第4…