旅って面白いの?【第27話】3人のケイコの運命的な出会い 〜年上女性から学んだ自分らしい生き方とは〜(タイ)

「旅って面白いの?」この2人からいろんなことを教えてもらった。何を始めるにしても遅すぎるなんてことはないこと。何歳になっても新しい挑戦ができること。日本だけでなく海外にだって居場所はあること。結婚しても良いし、しなくても良い。子どもも産んでも良いし、産まなくても良い。さらに離婚だって選択肢のひとつだということ。

連載「旅って面白いの?」とは  【毎週水曜更新】
世界一周中の小林圭子さんの旅を通じて生き方を考える、現在進行形の体験エッセイ。大企業「楽天」を辞め、憧れの世界一周に飛び出した。しかし、待っていたのは「あれ? 意外に楽しくない…」期待はずれな現実。アラサー新米バックパッカーの2年間ひとり世界一周。がんばれ、小林けいちゃん! はたして彼女は世界の人々との出会いを通して、旅や人生の楽しみ方に気づいていくことができるのか。

 

第27話  3人のケイコの運命的な出会い 〜年上女性から学んだ自分らしい生き方とは〜  〈タイ〉 

TEXT & PHOTO 小林圭子

 

 

 

 自分の名前にコンプレックスがあったけれど… 
 旅先での「ケイコ」を取り巻く出会いとは
 

ーーー

「ケイコ」という名前。取り立ててなんてことはない普通の名前。小学校のときはクラスに2、3人はこの「ケイコ」さんがいて、一般的でポピュラーな名前だったけれど、80年代後半から90年代にかけて、この「ケイコ」だけでなく、「○○子」という名前が徐々に少なくなっていった。私は小学生ながらに自分の普通すぎる名前があまり好きじゃなくて、「マミ」とか「ユカ」とか2文字のかわいい名前に憧れていた。もしくは同じ3文字でも「サオリ」とか「ハルカ」とか、ちょっとオシャレな響きのする名前を見ると、いつも少し羨ましく思っていた。母親に

「なんでケイコって名前にしたの?」

って聞いても

「さぁ、なんでやったかなぁ…。特に意味はなかったと思うけど… 」

という、曖昧で的を射ない答えも、自分の名前に愛着をもてない理由のひとつだった(普通、子どもの名前をつけるときは、理由のひとつやふたつ、あるでしょ… お母さん…)。

今回はそんな私、「ケイコ」に起きた『おぉ、ケイコすげー!』と思わされた、ちょっと不思議な出会いについて。

 

 

 チェンマイを訪れた理由は 
 ズバリ!マッサージお祭りです 

 

10月下旬、中国をあとにした私は、タイのチェンマイへと向かった。タイは8月にバンコクとコースコーン(田舎のちっちゃい島)を訪れていたので、2度目の渡タイということになる。正直、バンコクに対してはあまり良いイメージを持っていなかったけれど(タクシーでぼったくりにあったり、大風邪をひいて寝込んだりしたからかな… )、このチェンマイについては、訪れることをとても楽しみにしていた。その理由はふたつあって、ひとつはタイ式マッサージの学校に1ヶ月間、通うことにしていたから。何歳になっても新しいことを習うのはドキドキワクワク、フレッシュな気持ちがするもの。また、旅を始めて半年が過ぎ、旅が非日常から日常になりつつある中、ひとつの場所に留まってゆっくり何かを考えたり、じっくり何かに向き合ったりすることは、ひと味違ったスパイシーを与えてくれる。

そしてもうひとつの理由は1年に1度、チェンマイで開催されるお祭り、『ロイクラトン』にタイミング良く参加できそうだったから。世界各国でその土地特有のいろいろなお祭りがあるけれど、行きたいと思っても、それに合わせて旅を計画していくことはなかなか難しい。私はあまり先のことを考えながら旅をするタイプではないので、このお祭りのことも実は知らなかったんだけど、カンボジア滞在中に同じゲストハウスに泊まっていた旅人さんから話を聞いてどうしても行きたくなり、これに合わせて約1ヶ月半前からチェンマイ入りを計画した(おかげで中国にいられる時間は想定よりも短くなってしまったけれど…)。

(このタイ式マッサージの学校とロイクラトン祭りのことは、また次回以降で紹介します。)

ターペー門。チェンマイと言えば、のお決まりスポット。ロイクラトン祭りの前だからか、門にたくさんの提灯が飾られていた

ターペー門。チェンマイと言えば、のお決まりスポット。ロイクラトン祭りの前だからか、門にたくさんの提灯が飾られていた

 

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 宿を選ぶ基準は 
 値段よりも評判の高さ直感! 

 

タイ式マッサージの学校が始まるまで5日ほど余裕があったので、特に何も予定を決めていなかった私は、ゆるりとチェンマイの街を楽しむことにした。またこの隙に、マーケットやレストラン、ロイクラトン祭りのことなど、いろいろ情報を集めようと思い、女性から特に高い支持を集めている、ある日本人宿に予約を入れた。長期バックパッカーとしては、もう少し値段を抑えたゲストハウスに泊まった方が良いのかもしれない。だけど、その宿のサイトを見たり、他の旅人がその宿をブログで紹介していたりするのを読んで、どうしてもそこに泊まってみたかったので、予算よりちょっと高かったけれど、そこを選んだ。

人と人の出会いが全て『縁』であるのと同様に、人と宿の出会いもやっぱり『縁』だと思うので、私は宿を選ぶときは、単に安いからといった理由だけで選ぶのではなく、レビューを読んだり、サイトで写真を見たり、ある程度吟味して選ぶようにしている。そして、最後の決め手はやっぱり直感。もちろん、この直感がはずれることもあるけれど、今回は大当たりだった。

 

 

 あれれ…なかなか人に出会わないな… 
 と思っていたら、
 ついにきました、運命の出会い 

 

「人気の宿のはずなのに、なかなか人に会わないなー。おかしいなー」と思っていたら、ようやくチェックインして2日目、1人の女性と入り口のところでバッタリ。彼女はちょうど出かけようとしているところだった。そして先に声をかけてきたのは、笑顔いっぱいの彼女。

「あっ! 日本人の方ですよね? 全然、日本人に会わなくて、『あれー? 』と思ってたんですよー! これでようやく2人目! 」

いきなりのその勢いにちょっと圧倒されつつ、彼女のフレンドリーさに安心した私は、

「そうなんですね。私も初めてここで人に会いました(笑)。あ、私、コバヤシケイコっていいます」

と自分の名前を言った。すると、

「えっ……!」

やけに驚く彼女。ん…? どうしたんだろう…? と思っていると、

「私もケイコですー! いやだー!偶然ー! 」

相変わらずテンションが高い…(笑)。でもなんだか明るくて人の良さそうな感じ。旅先で人とすぐに仲良くなるお決まりのパターンとしては、学年が同じか、出身地が同じな場合。だけど、それ以上に、この名前が同じ、というのは一気にいろんなものを通り越して打ち解けられるもの…のようだ。

「あの、せっかくなので、今夜、ごはんでも行きませんか?」

と誘ってみると、

「ぜひぜひー! あ、もう1人のここで出会った人とも今夜約束してるので、良かったら3人で! その人もね、偶然、ケイコさんていう人なの! 」

……なるほど。さっき、このケイコさんが驚いた理由がやっとわかった。この人、ここで出会った1人目もケイコさんで、2人目も私、ケイコなんだ…。それはそれですごい偶然だな。

「じゃあ、ケイコトリオでぜひ行きましょう! 」

と連絡先を交換して、いったん私たちは別れた。

 

.

 目指せ、歩くガイドブック!? 
 スタイルの異なる旅人さんの勢いにたじたじ
 

 

夕方、戻ってみると、まだ誰も戻ってきていなかった。5分ほどソファーに腰かけて待っていると、朝会ったケイコさんが戻ってきた。

「あ、お待たせー! あのね、もう1人のケイコさん、前の予定が押してるみたいで、ごはん行けないんだって。なので、2人で行きましょう」

とのこと。なんだ、残念。ケイコが3人揃うとどんな化学反応が起きるか、と楽しみにしていたのに(笑)。

「じゃあ、どこに行こうかー? 」

とケイコさんが取り出したのは付箋がいっぱい付いた1冊のガイドブック。

「この店、結構おいしかったよ。あ、ここもオススメ。あと、私、ここに行ってみたいな、と思ってるんだけどどうかな? 」

とガイドブックをペラペラめくりながら、いろんなお店を紹介してくれる彼女。私はその様子に驚いてしまった。普段、私はガイドブックを持ち歩いていないので、泊まってる宿で周辺の地図をもらったり、偶然出会った人に聞いたりしながら、評判の良いお店に行ってみるか、ぶらぶら歩いていて気になったお店に入ったりする。つまりは、かなり適当な旅人スタイル。

彼女はそれとは全く異なり、「はい、ここ行った、チェック。ここも行った、またチェック」とガイドブックに載っているお店に片っ端から出向いて、ひとつひとつ潰していっている感じだった。そっか、こんな旅人もいるんだな…と感心しつつも、確かに以前は私もどこか海外旅行にいくときには必ずガイドブックを買って、行きたいお店や食べたいものをあらかじめチェックしていたのを思い出した。

ということで、彼女のオススメのお店に行ってみることにした私たち。歩いて行くには少し遠かったけれど、お互いのことを話しながら行くにはちょうど良かった。

 

 

 50歳目前で初めての海外ひとり旅 
 何歳になってもイキイキしている女性は美しい 
 

 

話し振りや着ている服から見て、このケイコさん、私と同年代か、もしかしたら私よりも少し若いぐらいかな、と勝手に思っていたんだけど、聞いてみてビックリ。なんと40代後半。アラフィフ世代だった…。イマドキのアラフィフはこんなに若いのか…と、正直驚きを隠せなかった私。

「実はこれが初めての海外ひとり旅なの! 1ヶ月も家を空けて、タイにマッサージを習いに行きたいなんて、うちの旦那にしてみたら、『イイ歳して、何言ってんだ!? 』って感じだよねー(笑)」

なんてあっけらかんと笑う彼女。そっか、このケイコさんもマッサージを習いにチェンマイに来たのか。名前だけでなく、『マッサージ』というところにも共通点があった。

「来る前はひとりで本当に大丈夫か不安だったんだけど、このガイドブック見て、毎日いろんなところに行って、歩き回って、そしたら意外にこっちでお店やってる日本人がいたりして、話しているだけで、もう楽しくって! 」

その楽しそうな様子に、聞いているこちらまでだんだん楽しくなってくる。ケイコさん、日本で特にマッサージの仕事をしているわけではないらしい。だけど、やりたいこと見つけて、こうやって勇気出してひとりで海外に飛び出してきて、新しいことに挑戦しようとしている。毎日たくさんのものを見て、いろんな人に出会って刺激を受けて、よりイキイキして…。それだけで、なんだかとても素敵だな、って素直に思った。新しいことを始めるのに、本当に年齢なんて関係ないんだな、って。

そして、私たちは料理を堪能しつつ、ひとしきりしゃべるだけしゃべって、気分良く宿に戻った。

 

 

 ようやく3人のケイコが勢揃い 
 もう1人のケイコさんも負けず劣らずパワフルです 
 

 

宿の扉を開けると、ひとりの女性が私たちを待っていた。彼女こそ、そう、もう1人のケイコさん。

「あ、はじめまして、コバヤシケイコです」
「あぁ、あなたがもう1人のケイコさん。私もケイコです。今、バリに住んでます」

もう、あっちを向いてもケイコさん、こっちを向いてもケイコさんで、話しているとだんだんよくわからなくなってくる(笑)。

「ケイコさんはどう思う?」
「そっちのケイコさんは確か、あそこ行ったって言ってたよねー?」

なんて、3人ともお互いのことを『ケイコさん』て呼ぶものだから、紛らわしくてしょうがない。この後、「ニックネームを決めよう!」と、お互いの呼び名を考えたにも関わらず、そのニックネームをみんな忘れてしまい、最終的に、『ケイコさん』で落ち着いた、という経緯もあり…(笑)。

そして、このバリのケイコさん、20代、30代とバリが好きで何度も旅行で行っていたんだけど、ついに40歳にして、離婚してバリに移住することを決意した、というなかなかの強者だった。ご本人はまさか離婚するとは思っていなかったらしいんだけれど、旦那さんのほうから、「バリに行った方が、これからの君の人生、もっと充実して過ごせるんじゃないか。後悔しないように、お互いやりたいことやって生きていった方が良い」と言われて決断できた、と言う。そういう結論に至るまでにいろんな想いがあっただろうし、時間をかけて考えて、相当迷ったり悩んだりしたと思うけれど、相手を思いやった結果、別れを言い出した旦那さんも、その想いを受けて新たな道を選んだケイコさんも、どちらもまた、カッコイイな、と思った。

ちなみに、このケイコさん、バリでツアーを企画する仕事などをしながら、今回、1週間ほど仕事を休んで、チェンマイにマッサージを習いに来ていた。これまで何度もチェンマイに来ていて、マッサージも習いたいと思っていたのになかなか機会がなく、意外にもマッサージを習うのはこれが初めてとのことだった。

つまり、私たちは3人が3人とも、このタイミングでチェンマイにマッサージを習いに来て、同じ宿に泊まり、出会ったことになる。1人は日本から。1人はバリから。そして、私は中国から。なんだか不思議な縁を感じずにはいられない出会い。しかも、それぞれ通うマッサージ学校はバラバラだったから(チェンマイにはマッサージの学校がたくさんある)、3人がここで重なるのはたった数日間、という時間の短さも、この出会いをさらに貴重なものにしていた。

 

 

 年齢なんて関係ないない!
 少しだけ勇気を出して 
 新しいことに挑戦しよう 

 

翌日も、その翌日も、私たちは時間を見つけてはいろんな話をした。もともとこうやって『海外にマッサージを習いに行く』という、同じ行動パターンを取っていることから考えても、ある程度、趣味嗜好は似ていたのだろう。年齢もバックグラウンドも全くバラバラだったけれど、どれだけ話をしても、ネタが尽きることはなかった。同じ宿に泊まっていたから、帰る時間を気にする必要がなかったのも大きい。人目を気にせず、夜通し盛り上がることができる。誰かが「もうダメだ、限界。そろそろ寝よう」と言うまで延々に続いていく、淡く、心地良い時間。旅の醍醐味のひとつだな、とつくづく思う。

日本にいたら出会わなかったであろう人たちとの出会い。お互い交わることのなかった人生。そして、人生80年の中のたった数日間、少しだけ重なって、そこからまた離れていく一抹の寂しさ。この感覚だけは何度経験してもやめられない。

そして、私は今回、この2人からいろんなことを教えてもらった。何を始めるにしても遅すぎるなんてことはないこと。何歳になっても新しい挑戦ができること。日本だけでなく海外にだって居場所はあること。結婚しても良いし、しなくても良い。子どもも産んでも良いし、産まなくても良い。さらに離婚だって選択肢のひとつだということ。そう、大切なのは自分らしく生きられるかどうか。誰にも遠慮することなんてない。いろんな人生があって良いのだ。

何より、こうして海外で元気な年上女性(しかも偶然にも自分と同じ「ケイコ」)から、パワーをもらえたことだけで、私にとっては十分だった。

……そういえば、最近、60歳を過ぎた母が、新しく和太鼓を習い始めたらしい。電話をすると、「同じクラスの○○さんがどうこうで~」なんて話をしてくれる。それだけで、離れている娘としては嬉しいもの。これからも、日本にいようが、海外にいようが、何歳になろうが、躊躇することなく、新しい何かを始められる自分でいよう。(了)

 

【写真でふりかえる タイ 】

 

お坊さんの卵。チェンマイの街を歩いていると、お坊さんの姿を目にすることもちらほら。後ろ姿がなんだか微笑ましい

お坊さんの卵。チェンマイの街を歩いていると、お坊さんの姿を目にすることもちらほら。後ろ姿がなんだか微笑ましい

民族雑貨のお店。モン族の衣装や雑貨などを取り扱っているエリアがあり、そこでは色鮮やかな雑貨を安価で購入することができる

民族雑貨のお店。モン族の衣装や雑貨などを取り扱っているエリアがあり、そこでは色鮮やかな雑貨を安価で購入することができる

ロティ屋さん。ロティというクレープみたいなお菓子を売っている屋台が、あちらこちらに。安くておいしい。ちょっと小腹が空いたときなど、よく食べた

ロティ屋さん。ロティというクレープみたいなお菓子を売っている屋台が、あちらこちらに。安くておいしい。ちょっと小腹が空いたときなど、よく食べた

おしゃれカフェ。チェンマイは田舎なのに、意外におしゃれなカフェがたくさんあり、女性人気の高さにも一役買っている

おしゃれカフェ。チェンマイは田舎なのに、意外におしゃれなカフェがたくさんあり、女性人気の高さにも一役買っている

 

(次回もお楽しみに。毎週水曜更新目標です 旅の状況によりズレることもございます…
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連載バックナンバー

第1話 世界一周、ふたを開けたらため息ばかり(2014.10.8)
第2話 旅は準備が一番楽しい。出発までの10ヶ月なにをしたか(2014.10.22)
第3話 ダメでもともと、初めての協賛(2014.11.5)
第4話 出発まで5日。ついに協賛決定!(2014.11.19)
第5話 最初の国の選び方。わたしの世界一周はフィリピンから(2014.12.03)
第6話 カスタマイズ自由が魅力のフィリピン留学(2014.12.17)
第7話 出国していきなりの緊急入院で知った、フィリピン人の優しさと健康に旅を続けていくことの難しさ(2014.12.31)
第8話 世界の中心でハマったいきなりの落とし穴 。負のスパイラルに突入だ!【オーストラリア】(2015.1.14)
第9話 いきなり挑むには、その存在はあまりにも大きすぎた! こんなに思い通りに進まないなんて…【オーストラリア(2015.1.21)
第10話 いざ、バリ島兄貴の家へ!まさか毎晩へこみながら眠ることになるなんて…【インドネシア】(2015.1.28)
第11話 今すぐ先入観や思い込みを捨てよう! 自分で見たものこそが真実になるということ<インドネシア>(2015.2.4)
第12話 心の感度が鈍けりゃ、人を見る目も曇る。長距離バスでの苦い出会い  〈マレーシア〉 (2015.2.11)
第13話 海外に飛び出すジャパニーズの姿から見えてくる未来 〈マレーシア〉(2015.2.18)
第14話 欲しい答えは一冊の本の中にあった!「旅にも年齢がある」という事実 〈マレーシア / タイ〉(2015.2.25)
第15話 ボランティアで試練、身も心もフルパワーで勝負だ! 〈タイ / ワークキャンプ前編〉(2015.3.4)
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第21話  強面のおじさんが教えてくれた「自立」と「選択」の重要性    〈ベトナム〉(2015.4.16)
第22話  ワガママだって良いじゃない!? 自分が楽しんでこそのコミュニケーション!    〈ベトナム〉(2015.4.22)
第23話  吉と出るか凶と出るか… 全ては自分の感覚を信じるのみ!   〈ベトナム→中国〉(2015.5.06)
第24話  人との出会いが旅を彩る – 大切なのは出会い運があるかどうか   〈中国〉(2015.5.15)
第25話  異国で受けた『おもてなし』と中国人に対するイメージの変化   〈中国〉(2015.5.23)
第26話  たったひとつの出会いがその国のイメージを決めてしまうということ  〈中国〉(2015.6.10)

 

 


小林圭子さんが世界一周に出るまでの話

『一身上の都合』 小林圭子さんの場合「次なるステージへ挑戦するため(2014.5.19)


小林圭子

小林圭子

1982年、大阪生まれ。米国公認会計士の資格取得後、ベンチャー企業および楽天にて約5年半、会計業務に従事。同時に会計士の専門学校では学習カウンセラーを、自由大学でキュレーターをするなど、パラレルキャリア志向が強い。2014年3月末で楽天を退社し、同4月より約2年間かけての世界一周の旅に挑戦。世界中の多様な働き方やライフスタイルに、刺激を受ける日々を送っている。 「一身上の都合」小林圭子さんの場合 http://ordinary.co.jp/series/4491/ https://instagram.com/k_co_ba_326/