舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第31話】 仕事のチカラ総集編 – 連載30話突破企画

masuhirojunko_long_banner誰しもが持つ自分のチカラのすばらしさ、仕事で磨いてきたチカラの偉大さに気づいてほしい。この人生100年時代、時にはキャリアチェンジも伴いながら、しなやかに自分の強みを活かして、豊かに自分の人生を送っていってくださる方が増えればいいな
連載「しなキャリ図鑑」とは  【毎月1回更新 / 第4月曜】
「しなやかに生きる人のためのキャリア図鑑」の略称。キャリアカウンセラー舛廣純子が、イキイキと働く仕事人にインタビューし、その仕事に大切なチカラを中心にキャリア・仕事そのものも掘り下げます。10年後の未来に自分がどんな風に仕事をしているのかも見えづらくなった今の時代。インタビューを読むことで、自分の持っている力にも気づいたり、したことのない仕事に興味を持ったり、これから伸ばしたい自分の力を見つけられたなら、あなたの仕事人生も変化に対してさらに強くてしなやかなものになっていくかもしれません。

 

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第31話     仕事のチカラ総集編 
連載30話突破企画

TEXT : 舛廣 純子

 

約2年前に始めた「しなキャり図鑑」も皆様のご協力があって、お陰様で前回号で30話を迎えました。一度だけ大工のお仕事の回でお二人同時インタビューさせていただく機会があったので、計31人のお話を伺わせて頂いたのですが、いやはやどの方のお話も伺うと「仕事って面白い。奥深いな~」とつくづく思います。中でも「チカラフェチ」の私は、「この仕事にそのチカラか、へ~~!!」と心の中で思っている瞬間が何より楽しく、人の持つ「チカラ」というのは本当に素晴らしく魅力的だなと毎回感心・感動してしまいます。

「しなキャリ図鑑」では毎回「その仕事に大切な3つのチカラ」を挙げていただいていますが、よく登場するチカラもあれば、その仕事だからこそ、その方だからこそのチカラもあります。また、一つのチカラとしてその方の独自な表現でチカラをあげられていても、実はそのチカラ自体がいくつものチカラの複合でできているチカラもあったりしますが、今回は少し今まで登場したそれらのチカラにフォーカスして、振り返っていきたいと思います。


< その仕事に大切な3つのチカラ 分析 >  

舛廣純子しなキャリ図鑑
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今回、チカラは一般的な名称で分類し、<対人><対自己><対課題>の3つのグループにカテゴライズしてみました。

1. 対人スキル   

写真①対人

やっぱり1位はあのチカラ…

ぶっちぎりの1位は「コミュニケーションに関する力」です!

「コミュニケーションに関する力」と一口に言っても、その方によって表現はいろいろで、「聴く力(傾聴力)」「質問力」「わかりやすく説明する力」「プレゼンテーション能力」「会話する力」「親和力」「関係構築力」「相手の立場に立って考える力」「対人理解力」等実に幅広いのですが、中には2つ3つのチカラをご自身にとっては一つのチカラとして表現して下さった方もいたので、非常に仕分けのしづらい巨大勢力になっているのがこの「コミュニケーションに関する力」です。

人事に向けた採用に関してのアンケートで「貴社の採用で一番重視される能力は何ですか?」という設問があった場合でも「コミュニケーション力」というのは毎回どの会社でも上位(たいてい一位)に挙がってくる力ですが、やはりどんな仕事でも、それが組織人だろうとフリーランスだろうと起業家だろうと重要なチカラであることは言うまでもありません。

傾向として、個人のお客様に対してコンサルテーションをする仕事(結婚カウンセラー、弁護士、ライフプランナー、インテリアコーディネイター)は「聴く力(傾聴力)」を挙げられる傾向がありました。

また、組織の中で(もしくは組織に対して)意見を主張していく仕事(市議会議員、人事、サプライチェーン業務プロセスオーナー、公認会計士、ママ企業支援家、新規事業プロデューサー)では、「聴く力(傾聴力)」に加えて、「プレゼンテーション能力」「わかりやすく説明する力」を挙げられる傾向がありました。特に新しい事業を立ち上げていく、新規事業プロデューサーやママ企業支援家の仕事ではそのプレゼンテーション力が「巻き込み力」の一部であることが、「確かに熱心にプレゼンして人を巻き込んでいかないと新しいことは成し遂げられないものな~」という点では妙に納得してしまいました。

他にも「コミュニケーションに関する力」の親戚筋にあたる対人系のチカラとしては、「人を愛したり、理解したり、受容する力」「観察力・気づく力」「協働力」があります。

中でも対人系のチカラの中で二番目に多かった「人を愛したり、理解したり、受容する力」はやはり人をサポートしたり、お世話する要素のある仕事(セラピスト、ソーシャルワーカー、人事、育爪士、ダンスインストラクター)の方が多く挙げられたチカラでした。

そうですよね。「どんな人でもどんと来い」「みんな違ってみんないい」「あなたのいいところも悪いところも丸っと受け入れます!」―どの仕事も、人の好き嫌いがあったらできない仕事で、基本どんな時もその人の味方であることが大事な仕事かもしれません。もちろん人事のように経営とのはざまに立たされる仕事はそうとばかりは言い切れないかもしれませんが、でも人が嫌いな人ではできない仕事でしょう。

他にもこのチカラを挙げられた仕事で「へ~!!」と思ったのが企画・編集者の内山さんとグラフィックデザイナーの仲平さん。お二人に共通していた表現は「人が好きなこと」「その人のことが好きであること」でしたが、基本的に人に対して興味・好意的関心があり、人を理解し、人のためにモノづくりをしたい、そういうお気持ちが強い方たちなのでしょう。
クリエイティブな仕事をされる方の中には、自分の作りたいものを作るアーティスト的な要素が強い方と作る対象者に喜んでほしい方両方がいるな~とは日ごろから感じますが、きっとお二人は愛あるモノづくりをされているのだろうな~と感じたチカラでした。

相手を想うチカラとして、ベースになるチカラになる「観察力」。これも個人を相手にされるお仕事の方(ダンスインストラクター、イメージアップコーディネイター、ウェディングフォトグラファー、セラピスト、結婚カウンセラー、理学療法士)が挙げられていたチカラです。相手を理解する際には「聴く」「観る」が大事ですが、この方たちは観て得た視覚情報や空気のようなものから人のことを理解したり、良いところを見つけたり、もしくはいつもとは違う何か違和感、その人の本音、本質みたいなものを捉えるのに長けているのでしょうし、その人の良さや美しさ、心身の状態などのデリケートなものを扱う仕事には「観察力」は無くてはならないチカラなのでしょう。

「協働力」はやはりチームでモノづくりをしたり、専門職同士が連携・分業して一人のお客様にサービスする仕事には大切なチカラで、建築家、大工、育爪士、理学療法士のお仕事の方が挙げられていました。「協働力」というと、組織の方の方が必要なチカラと思われがちですが、フリーランスの方も違う職種の方と協働して一つのプロジェクトを遂行するような機会も増えてきており、これからは組織人・フリーランス問わず、重要なチカラになっていくことでしょう。

ここまでの対人に関係するチカラは、全体の中の約37%。仕事は「誰かのためにするもの」であり、「一人では仕事はできない」わけですから、納得です。

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2. 対自己スキル

写真⓶対自己
次に多かったグループは、対自己に関するチカラです。

対自己グループ内No.1は、なんと言っても「負けず嫌いさ・粘り強さ・あきらめない力・タフさ」で、人にも自分にも負けないで、ともかく仕事はやり切る、目標は達成する、継続する、ネバーギブアップの精神はやはりどんな仕事でも大事なのだと思います。

●フリーランスのお仕事の方(イメージアップコーディネイター・ダンスインストラクター)の方であるならば、フリーランスとして本当に厳しい局面に立たされた時でもなにくその「負けず嫌いさ」で必死に乗り越えたり

●フードコーディネイターや演劇人の方であるならば、すぐには結果につながらないときでも「地道さ・粘り強さ」で取り組むことで道を切り拓いたり

●ライフプランナーの方であるならば、自分の決めた「目標は必ずやり切るコミットメント力」で厳しい世界を勝ち抜いたり

●企画・編集者の方であるならば、決まった納期は絶対に落とさないように、寝ないで仕事を「完遂」したり、ある種体育会的なガッツは大切です。

まさに「グリット―やり抜くチカラ」があって、やり抜けてきたからこそ、仕事の楽しみや喜びである成長や達成感があり、きっと皆さんイキイキとされているのでしょう。

他にもインテリアコーディネイターの方のように、長丁場のお客様との接客において、「タフさ」は大事ですし、自転車であちらこちらを移動したり暑い日も寒い日も外で仕事をする機会のある観光協会職員の方も「パワフルに動ける力」が大事です。実は「タフさ」は多くの方が4番目・5番目に大切なチカラとして挙げられていたチカラ。やはり、体・健康は資本ですよね。

他にも「諦めない力」としては、弁護士の中嶋さんや市議会議員の五十嵐さんも挙げられていました。議論を戦わせたり、長期戦で課題解決をしていく仕事にはある意味しぶといぐらいの打たれ強さ・粘り強さが大切なのでしょう。

他に対自己系のスキルでは「楽観的で許容できる力」「感情制御力」「柔軟性」「学び続ける力」がありますが、「楽観的で許容できる力」はそれがその仕事に必要なチカラなのか、その方の性格・お人柄的なものなのかわかりませんが、人を惹きつけ、たくさんの協力者を生み出し、新たなことへの挑戦を可能にするチカラなのだな、とお話を伺っていて感じました。

「失敗だって挑戦への糧にして、人の可能性をとことん信じる」
 NPO法人ディレクターの宮崎さん

「なんでもかんでも楽しみながら、忙しい仕事をくるくるくるくるやり遂げる」
 観光協会職員の渡辺さん

「いつも笑顔で人生を楽しみ、人に楽しさを提供している」
 イメージアップコーディネイターの矢吹さん

「『どうにかなるでしょ』とまずは行動することで偶然の連鎖を生み出す」
 石のインポーターの根岸さん

「超ポジティブシンキングで夢を見ることができるからこそ新たなものを生み出せる」
 新規事業プロデューサーの大畑さん

我が家の本棚にも『オプティミストはなぜ成功するか』はありますし、ポジティブシンキングに関して書かれた書物もいろいろありますが、やっぱり楽観的であることは人を呼び寄せ、困難を可能にする力があるのだろうと思います。

「感情制御力」は秘書や理学療法士、シニア不動産コンサルタント、ソーシャルワーカーといったお仕事をされている方が挙げられていました。人に対してサポートをする仕事の方は、やはりプロとして自分をいい状態に保つことは大事で、それが仕事の質を左右していくのでしょう。

セラピストや秘書の方が挙げられていた「学び続ける力」も、フードコーディネイターやグラフィックデザイナーの方が挙げられていた「柔軟性」もある意味、自分自身を向上させていく、人や物から学んでもっともっといい仕事をしていく、いいサービスを提供していくという意味では、似ているところがあるかもしれません。

個人的には、この対自己のチカラというのはその人らしい仕事の取り組み方が最も感じられる人間臭さの漂うチカラで、その方の懐の深さやストイックさ、力強さに「へ~~」「ほ~~」「は~~」「すっご!」と感心しきりだったりしています(笑)。

 

3. 対課題スキル

写真③対課題スキル

仕事というのは、何か問題を解決する、何かを生み出すからこそそこに価値が生まれます。組織の仕事もフリーの仕事も、対法人の仕事も対個人の仕事も情報を収集したり、それを分析して課題を発見したり、ソリューションを提示したり、今までにない何かを生み出したり、最上なものを提供することで、仕事として成立しています。

人の心に働きかける仕事もアートな要素のある仕事も、頭を使い、試行錯誤したり、振り返ったり、想像したり、構成しながら、何かを提供しています。そして頭を使うだけでなく、「行動・実行」するからこそ課題を解決させていくことができるのです。

対自己のスキルを伺うときとはまた違う仕事の奥深さ、人の能力の奥深さのようなものを感じ、インタビュー中「なるほど」を連発してしまうのが、この対課題スキルです。

本当は情報収集と分析は異なりますし、課題発見も異なるチカラですが、多くの方が、そこはひとくくりにしてお話をされているので、「情報収集・分析・課題発見・思考力」を一つのチカラとしてまとめました。

問題は複雑化しているのが常で、人のものの見方・感じ方は多様、情報も流動的だからこそ、何が事実なのか正しい情報をもとに問題解決をしていくことが大切で、そのために必要なのが「情報収集・分析・課題発見・思考力」。

市議会議員やサプライチェーンの業務プロセスオーナー、公認会計士といった組織の問題に対して問題解決していく仕事だけでなく、育爪士のような美に関わる仕事でも「思い込みを排除し何が本当の問題なのか、ベストな解決策なのかを見極めることが重要」と伺った時は、美も問題解決なんだなと改めて思いました。

また、シニア不動産コンサルタントのように、交渉やタイミングによって条件が変わる仕事では、思い込みを捨て、事実の情報を拾いに行くことが大切で、若杉さんの「事実と現実的な考え方、思い込みを分けて考えることが大事」という言葉にははっとさせられました。

ソーシャルワーカーのように日々たくさんのクライアントさんに対応する仕事では、問題やケースをある種分析的に頭の中に理解・収納し一般化することで、次のクライアントさんへの対応をスピーディにすることも可能になります。カウンセラーなどのアセスメント能力にも通じるものがあるチカラです。

これらのチカラは、調べる、整理する、とことん考え、答えを出す―簡単に言えばそういうプロセスですが、これらはどれも勉強していく中で身に付くチカラ。学ぶこと、日ごろから考える習慣を持つことの大切さを実感します。

2つの「ソウゾウリョク」も問題解決で大事なチカラ。
まさに弁護士の中嶋さんが「二つのソウゾウリョク」を挙げられましたが、中嶋さんがおっしゃった「ソウゾウリョク」は「こうしたらどうなる?」と「想像する力」と他の誰も考えなかったソリューションを「創造する力」

「想像力」はそうやって打ち手や戦略を考える上でも大切ですし、オペラ歌手の鵜木さんのように昔の楽曲をその時代にあったことをイメージしながら歌うときにも用いられるという点で幅広い発揮の仕方をするチカラだなと思います。

対してフードコーディネイターwatoさんや自然栽培料理家の溝口さん、企画・編集の内山さんが挙げられた「創造力」はそこに好奇心やワクワクを伴い、何か新しいものを生み出し、人に喜んでもらいたい、オリジナルなものを生み出したいというチカラ。このチカラは訓練というよりも、持って生まれたものの大きさやオリジナリティへのこだわりという資質を感じるチカラです。

そして、少し毛色の違う、でも課題解決には必須なのが「実行力・行動力」

ママ起業支援家の谷平さんの「実行力・行動力」はまさにスピード推進。人の何倍も速いスピードで不可能と思われることも可能にしていき、そのスピードで周囲も巻き込まれて、問題解決につながります。

石のインポーターの根岸さんの「なんだかよくわからないけれど、ノープランだけれど、ともかく行動する」―これも、本人すら思い描かなかった問題解決の道にたどり着けるかもしれないすごい力です。結局課題解決するには、考えるだけでなく、ともかく前に進む。それもできればスピード感を伴って、ということが大事なのでしょう。

 

まとめ  人生100年時代も、しなやかに  .

 

「対人」「対自己」「対課題」―そしてその3つの中にはくくり切れなかったその他のチカラも含めて、どのチカラも本当に魅力的で、そこには仕事の奥深さ、人の素晴らしさが凝縮されているように感じます。

しなキャリ図鑑で「その仕事にとって大切な能力は何ですか?」をトップ質問にしているのは、この質問が読者の方に最も読んでいただきたい質問だからです。

「あ~、私もそうそう!」と誰しもが持つ自分のチカラのすばらしさ、仕事で磨いてきたチカラの偉大さに気づいてほしい、この人生100年時代、時にはキャリアチェンジも伴いながら、しなやかに自分の強みを活かして、豊かに自分の人生を送っていってくださる方が増えればいいな~、そんな願いを込めて、これからも素敵な仕事インタビューをお届けしていきたいと思います。

 

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(次回もお楽しみに。毎月1回、第4月曜に更新します) =ーー

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連載バックナンバー

第0話 連載開始に寄せて(2016.11.14)
第1話 NPO法人ディレクターのチカラ – 宮崎真理子さんの場合(2016.11.28)
第2話 ダンスインストラクターのチカラ – 金城亜紀さんの場合(2016.12.12)
第3話 セラピストのチカラ – 狩野香織さんの場合(2016.12.26)
第4話 ソーシャルワーカーのチカラ – 金子充さんの場合(2017.1.9)
第5話 イメージアップコーディネ―ターのチカラ – 矢吹朋子さんの場合(2017.1.23)
第6話 石のインポーターのチカラ – 根岸利彰さんの場合(2017.2.13)
第7話 市議会議員のチカラ – いがらしちよさんの場合(2017.2.26)
第8話 弁護士のチカラ – 中嶋俊明さんの場合(2017.3.13)
第9話 秘書のチカラ – 上澤未紗さんの場合(2017.3.27)
第10話 新規事業プロデューサーのチカラ – 大畑慎治さんの場合(2017.4.10)
第11話 結婚カウンセラーのチカラ – 金田和香子さんの場合(2017.4.24)
第12話 ウェディングフォトグラファーのチカラ– 菊川貴俊さんの場合(2017.5.08)
第13話 建築家のチカラ– 仲村和泰さんの場合(2017.6.12)
第14話 子育て女性キャリア支援起業家– 谷平優美さんの場合(2017.6.26)
第15話 フードコーディネーターのチカラ– watoさんの場合(2017.7.24)
第16話 企画・編集者のチカラ– 内山典子さんの場合(2017.8.14)
17話 公認会計士のチカラ– 岩波竜太郎さんの場合(2017.8.28)
第18話 グラフィックデザイナーのチカラ – 仲平佐保さんの場合(2017.9.11)
19話 企業人事のチカラ– マチダミキさんの場合(2017.9.25)    
第20話 自然栽培料理家のチカラ – 溝口恵子さんの場合(2017.10.9)  
第21話 演劇人のチカラ –  山中結莉さんの場合(2017.10.23) 
第22話 育爪士(いくづめし)のチカラ / 嶋田美津惠さんの場合(2017.11.14)
第23話 造作大工のチカラ / 齋藤久洋さん 髙山和之さん(2017.11.27)
第24話 観光協会職員のチカラ / 渡辺美樹さんの場合(2017.12.25)
第25話 理学療法士のチカラ / 斉藤桃さんの場合(2018.1.22)
第26話 ライフプランナー(生命保険営業)のチカラ / 日野悟さんの場合(2018.2.26)
第27話 サプライチェーン業務プロセスオーナーのチカラ / 新倉菜摘さんの場合(2018.3.26)
第28話  シニア不動産コンサルタントのチカラ / 若杉アキラさんの場合(2018.4.23)
第29話  インテリアコーディネーターのチカラ / 山中智子さんの場合(2018.5.28)
第30話  オペラ歌手のチカラ / 鵜木絵里さんの場合(2018.7.23)

 過去の舛廣純子さんの働きかたエッセイ 

TOOLS 13   自分を好きになるリフレーミング
TOOLS 19   後悔しない道の選び方(前編)
TOOLS 20  後悔しない道の選び方(後編)
 

舛廣さんってどんな人?

PEOPLE 04 舛廣純子(キャリアカウンセラー)
就職は子育ての最終章。就活生の親に読んで欲しい本を出版

 


舛廣純子

舛廣純子

ますひろ じゅんこ フリーランスキャリアカウンセラー。1972年、東京都出身。日本女子大学人間社会学部文化学科卒業後、化粧品商社に営業職として入社。会社の民事再生、自身の出産・育児を機に2 回の転職を経験。自らの転職経験からキャリア支援に関心を持つようになり、社会保険労務士、キャリアカウンセラーの資格を取得。2007 年、キャリアカウンセラー・講師として独立。大学生の就職支援・キャリア教育、社会人の転職支援・キャリア形成支援を中心に活動。支援学生の高い就職率とわかりやすいセミナーには定評がある。特技は長所探し。2013年12月に学研教育出版から『就活生に親が言ってはいけない言葉 言ってあげたい言葉』を出版。ブログ:http://ameblo.jp/shuukatsumamanoblog/