舛廣純子が聞く「しなキャリ図鑑」 【第10話】 新規事業プロデューサーのチカラ / 大畑慎治さんの場合

masuhirojunko_long_banner脳の使い方がポジティブでないと、新規事業は絶対できないです。できるかな、できないかな、っていう脳の使い方をしていたら、発想も止まり一向に進まない。どうやったらできるかばかりを考える。周りにもいろいろ言われても、不安にならない鈍感力や不屈の精神も大事
連載「しなキャリ図鑑」とは  【毎月2回更新 / 第2第4月曜】
「しなやかに生きる人のためのキャリア図鑑」の略称。キャリアカウンセラー舛廣純子が、イキイキと働く仕事人にインタビューし、その仕事に大切なチカラを中心にキャリア・仕事そのものも掘り下げます。10年後の未来に自分がどんな風に仕事をしているのかも見えづらくなった今の時代。インタビューを読むことで、自分の持っている力にも気づいたり、したことのない仕事に興味を持ったり、これから伸ばしたい自分の力を見つけられたなら、あなたの仕事人生も変化に対してさらに強くてしなやかなものになっていくかもしれません。

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第10話   新規事業プロデュサーのチカラ
超ポジティブ思考と行動で周囲を巻き込み、今ないものを生み出す

TEXT : 舛廣 純子


大畑慎治(おおはたしんじ)教えてくれた人
大畑 慎治(おおはた しんじ) 新規事業プロデュサー

大学院卒業後、インテリアメーカーの東リに就職。新商品開発や新規事業開発に携わり、その後、ブランドコンサルティングファームを経て、クライアント企業の新規事業開発支援を行う現職のamidusにビジネスプロデューサーとして入社。また、本業とは別にサイエンティスト、マーケッター、クリエイターによる共創団体「ここちすとスタジオ」の代表を務める。

 

新規事業プロデューサーとは
さまざまな業界のクライアント企業の新規事業開発に対して、コンサルタント的な形で戦略やプロジェクトを立案したり、多様な業界企業と共に協働して新たなビジネスを立ち上げたり、それらプロジェクトの遂行・運営を支援する仕事。また関連して、商品開発や市場作りにも携わる。


 

<新規事業プロデュサーに大切な能力は何ですか?>

 

1. ロジカルシンキング 論理的思考

新規事業を作っていくプロセスの中ではある程度自由な発想で話していくことが大事ですが、そうするとみんなイメージで話したり、レイヤーの違う情報を自由に話すわけです。それらの情報を組み立て、情報の全体像を把握するために、話していたことや概念を抽象化させたり、関係性を図式化させてビジュアル化するためのロジカルシンキング力は大事ですね。そうしないとバラバラの話が共通認識にならないので、プロジェクトの推進においては重要です。プレゼンにおいてもロジックがないと、経営者は到底説得できませんよね。

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2. ビジョンクリエイション      発想力、楽観性、鈍感力、粘り強さ

新規事業開発にはその事業をスタートさせるだけの大義名分=ビジョンを作ることが重要です。その大義名分は生活者、企業、社会のインサイト、つまり「彼らが本音ベースで何を欲しているか」ということから導いています。だから、インサイトに対しての情報感度は必要で、それらをビジョンに落とし込む時には、ある意味、夢を見る力も必要です。未来の構想出しは情報の積み上げで作っているのではなく、まずは発想して、そこから何があればいいのか、そのためには何をするのか遡ってキャスティングしていくんです。妄想力とも言えるかもしれません(笑)。ゼロからの妄想ではなく、あくまでそれぞれのインサイトの中で妄想しているので、思考を狭めた範囲の中での妄想力というところでしょうか。

あと、夢を見るにはやはり超ポジティブシンキングは重要ですね。脳の使い方がポジティブでないと、新規事業は絶対できないです。できるかな、できないかな、っていう脳の使い方をしていたら、発想も止まり、一向に進まない。どうやったらできるかばかりを考える。周りにもいろいろ言われても、不安にならない鈍感力や不屈の精神も大事かもしれませんね。

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3. 巻き込み力   巻き込み力 プレゼンテーション能力

いくつか巻き込み力はパターンがあります。新規事業はやはり単年度でみると投資で、「経済的にメリットがあるからやりましょう」とはなかなかいきません。だから何か「若手の成長になるんだ」とか、「未来で花咲いて基幹事業になる」とか、可能性やワクワク感を感じさせることは大切です。ロジックでももちろん「確かにこの事業はポートフォリオを見たときに、投資対効果は低いです。でも、全体の9割は既存事業、1割は新規事業にすることで、中長期的な経営が安定するんです」と説明しますよ。もちろん言葉だけでなく、自分自身が本当にそう思っていないと自信満々には言えませんが、巻き込んでいくにはプレゼン能力も必要だと思います。

ほかの巻き込みパターンは、東リの時は、よくやっていましたが、なんかあいつよくわからないけど楽しそう、よく理屈はわからないけど面白そうだから首突っ込んでみるかって思わせることですかね。予算がないところに、自分の抱えている本業以外で、自主的に関わってもらうにはインセンティブが「楽しいからやるんだ」「将来この事業が花咲いたら、すごく自慢になるよね」とかにならないと、動機を持って巻き込まれてはくれませんよね。あくまで僕のやり方の一つですが、笑。

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<なぜ新規事業プロデューサーになったのですか?>

 

大学院では化学を研究し、新卒でインテリアメーカーの東リに研究開発のポジションで入社しました。研究者として入社しながらも最初の7年間は、新たなことでちゃんとアウトプットが出せるなら、基礎研究でも製品開発でも自由に動けるようなポジションでしたので、商品や事業の組織としての戦略的な展開を構想しながら、いろいろと、研究・商品・事業の企画や開発を行っていました。

ただ実は入社後すぐに、グローバルな競争の中でモノの限界も感じていました。モノそのものではなく、デザインやコンセプトやセンスや日本人独特のわびさびみたいなものなら、日本オリジナルで勝ち残れるかもしれない。そう考え、人の研究やココチの研究を通して「心地に関するリーディングカンパニー」としてのブランディングをすることができればと、勝手に役員とかにいろいろな提案をしていました。最初は会社も予算をつけてくれず、自分で有給休暇を使ってココチ領域に関する学会に行ったり、仕事外でその領域の全国の大学の先生とネットワークを繋いでいきました。そのうち先生たちも、一生懸命やっている僕の姿を見て、共同研究してくれるようになり、会社のテーマとしてもようやく認められるようになりました

出る杭は打たれるってよく言いますが、出て出て出まくったら、もう組織も打つ気をなくす、もう出すぎちゃって叩けない、みたいな感じになるんですよね。仮説を持ったら、行動して、PDCAを回しながら、思考を進化させ、仲間も作りながら、新しいものを生み出す、そして出すぎた杭になる、っていうのは僕のスタイルだったかもしれませんね。

さまざまな新製品や新たな研究に現場サイドで関わっていたものの、実は僕の中には、入社以前から、常に変化し続けるマーケティング領域に関心があり、いつかは商品よりさらにその上の事業開発をしたいという思いがありました。研究しつくされた解のある化学の領域より、マーケティングのほうが解はなく、ずっと勉強し続けられて面白いと思っていたのです。でも研究者がいきなり事業開発に行くことは難しいですからね。自分で週2冊はマーケティング領域の本を読む中で、より製品よりもダイナミックに世の中にアプローチできる経営やマネージメント側への関心が強くなりMBAを取り、事業開発に近づいていこうとしました。

そしてようやく、7年目ぐらいから新規事業の推進グループの企画・マネージメントの仕事をするようになりました。マネージメントといっても、部署の次長とグループメンバー僕一人の体制で、3つの新規事業領域に関わり、営業とか工場とかR&Dとかデザインとか広告宣伝とかの中で、プロジェクトの真ん中にいて、周りの人を巻き込んで、推進役として動かしていく仕事をしていました。

予算が無くなり100%の商品が作れない時には、自分で補助金を探し出し、経産省に飛び込みプレゼンをして、どうにか獲得したこともありました。周囲から「補助金は難しい」と言われても、できない理由を片っ端からつぶし、ただひたすらどうしたら補助金が下りるかを考え、どうにか獲得しました。100点で100個売れる商品は、70点で作ったからと言って、70個売れるんじゃないんですよね。ゼロになるんです。だからこそ、商品を100点に近づけるために、絶対に補助金を獲得しようと思っていましたし、みんなができないと言っていることはできた時の価値があるし、面白いから、頑張ってやってしまう僕がいました。

東リに10年間いて、社内の中で人も動かせるようになりましたが、もともと学生の時に自分のキャリアを考えた時に、40年先を考えるのが難しくて、10年×4で考えようと思っていたんですよね。で、その最初の10年が、思ったより順調に一通りやりたいことができ、一社でやった経験を今度はもっといろいろな業界企業に対してやってみたいという思いも強くなり、次のステージに行こうと、コーポレートブランディングを専門とするコンサルティングファームに転職しました。

ブランディングはロジックと感性の両方が必要な領域で、MBAを学んでいる中でも面白かったんですよね。でもやってみてわかったことですがブランディングというのは、思っていた以上にかなりイメージの領域で、結果も見えにくいし、時間もとてもかかる。そこに物足りなさのようなものを感じていました。事業開発のような実態づくりのウエイトが高いものをやりたい気持ちが高まり、新規事業のプロフェッショナルである今の会社に再度転職しました。その事業の中でのプロはいても「業界関係なく新規事業ばっかりやっている新規事業のプロ」というのはなかなかないんですよね。そんな希少性もこの仕事を選んだ一つの理由ですね。

人の想像を超えたところで新しいものを生み出し、誰かの役に立てるのが嬉しい。

人の想像を超えたところで新しいものを生み出し、誰かの役に立てるのが嬉しい。

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<仕事内容を教えて下さい>

 

プロジェクトによってもさまざまですが、事業開発プロジェクトは、僕らだけで事業を作り出していくのではなく、クライアント企業のメンバーや、必要な異業界・異業種の企業メンバーと共に、一緒に新たなビジネスを創りあげていくことが多いですね。

東リでは社内で新規創造のポジションにいたこともあるから、たまたま新規事業の部署とかができてアサインされた人たちの苦労とか動きにくさもわかるんですよね。プロとしての見地や視点は持ちながらも、同じ立場の経験者としての的確なアドバイスやプロデュースは大事にしていますね。

さまざまな業界や情報に触れている自分たちだからこその、視点、切り口の提供などもしています。たとえば、「アクティブシニア」をターゲットにクライアントが何か新しい事業を開発しようとしたとします。でも実は「アクティブシニア」って、勝手に年齢で分けられているだけなので、価値観も欲求もてんでばらばらなんです。その中で「アクティブシニア向けのサービス」を始めたりすると、あんまりいい事業にならなくて。でも一方で「ちょい悪おやじ」みたいな切り方をして、彼らに向けたサービスや商品を絞って考えると、彼らのインサイトはだいたい似ているので、きちっと生活者にとって価値あるサービスや商品になり、市場もできてきたりするんですよね。

また、プロデュースするだけでなく新規事業がどんどん生まれていく仕組みを構築したりもしています。ハウスコープというプラットフォームでは、「住」にかかわる新規事業が生まれる場を運営しています。新しい未来の暮らし方を構想したりしていますが、このプラットフォームには、ITや音楽など、「住」以外の全然違う領域の人たちが集まってきていて、そこに集まる人々とディスカッションをすることで、新しい事業の芽やネットワークを作ったりもしています。

また市場自体を作り出していく中で、業界と業界がつながっていく場合もありますよね。「料理男子」という企画では、社内で「料理好き男子って、やたらと道具にこだわったり、高い食材や調味料を使ったりとかするから、そんな料理男子を盛り上げたら、新たなマーケットができるのでは」って話になり、COOK   BOSS なんていう料理を競い合うイベントも開催したりしました。スポンサーとしては大手食品メーカー、飲料メーカー、料理男子が着るアパレルを扱うメーカー、キッチンでタブレットを使うから機械メーカーなどが協賛してくれました。メーカー単体ではなく、さまざまな業界企業や賛同者を巻き込んでイベントを実施することで、イベントを相乗的に盛り上げることができました。

またいろいろな業界に参画してもらうための、ビジョンの作り方も大事です。「料理男子」の企画は「男性がキッチンに進出するのが女性の社会進出になる」っていうお題目のもとやっているんですけど、料理男子たちがコミュニティを作るのには、彼らの「参加したい!」という欲求の爆発だけでは不十分で、料理男子が自信満々に自分の料理について社内で語れる状態を作ることが大事になります。社会的に堂々と顕在化できる場所を作ってあげないと、マーケットが盛り上がるまでにならないんです。面白いだけでなく、生活者、企業、社会、この3つのインサイトから共通のビジョンが社会的なメッセージとして表現できることが大事です。これらは、どの業界にも属さない僕らだからこそできる一つの市場の作り方です。
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<一日の仕事スケジュールは?>

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10:00-11:00   
クライアントA社と打ち合わせ
11:30-12:30   
資料作成
12:30-13:30   社内メンバーとランチミーティング
13:30-14:30   社内ミーティング
15:00-16:00   
クライアントB社との打ち合わせ
16:30               プレゼン資料作成、社内ミーティング
20:00              帰宅


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<仕事のやりがいや面白みはどんなことですか?>

人が驚くこと、人の想像を超えたところで、感謝されたりするのはモチベーションになりますよね。「お~」とか「そうきたか」とか。クライアントと話していても、彼らの想像を超えたところで話せていると、彼らの役に立てているということだと思えるので、嬉しいですよね。

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<もっとも嬉しかった経験はどんなことですか?>

現在進行形の話ですが、どんどんとプロジェクトに携わる仲間が増えていくことですね。現職 amidus の新規事業開発では、新たなマーケットやトレンド自体を創造していくアプローチ(マーケット創造)と、そのマーケットに対して様々なビジネスを創造していくアプローチ(ビジネス創造)の2つのアプローチを大切にしています。

その中で、「マーケット創造」では、新しいことを世の中に仕掛けていきたいクリエイターやマーケットを盛り上げていきたい人たちがどんどんと自主的に携わってきてくれますし、「ビジネス創造」では、様々な業界のリーディングカンパニーが、これまではありえなかった繋がりのビジネス共創環境(コレクティブ・インパクト)に魅力を感じて、どんどんと携わってきてくれます。

プロジェクトを通じて、さまざまなクリエイターや企業が化学反応を起こしていく状況は、とても楽しく面白く感じています。4/12にはファームパークプロジェクトという新しいプロジェクトサイトが立ち上がるのですが、これからそのプロジェクトで、さまざまなヒトや企業が化学反応を起こしていくことも、とても楽しみにしています。.

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<逆に今まででもっとも大変だった経験や辛かった経験は?>

現職だと、プレゼンや打ち合わせの前には、企画書の作成等で夜遅くなることも多々あって、大変と言えば大変ですが、世の中に新たなインパクトを与えて行くために、プロジェクトの戦略、企画、構想を詰めていく時間はとてもエキサイティングで、楽しんでやっています。

同じ新規事業開発でも、東リで新規事業のマネージメントをしていた時は、社内の人は既存事業で忙しいし、予算もなくて外注を使えなかったので、事業に関連することはかなりマルチにやってました。戦略や商品の企画、開発だけではなく、動画の編集とかカタログのデザインとか、梱包する段ボールの形のデザインとか、購買、社内の営業体制の交渉とか業務フローの構築とか、関連することは全てマルチにやっていました。これらも大変でしたが、色んなことを学べるので、これはこれで楽しんでもやっていました。
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<新規事業プロデューサーの仕事の未来はどうなっていくと思いますか?>

マクロにみると景気が国内で上がっていない状況の中で、でもみんな成長したい、新しい活路を見いだせないかなと多くの企業は思っていると思うので、ニーズはあると思いますね。ただ、プロとしてやるってなったときに、実際に新規事業をやっていた人って、社内の1パーセントもいないわけですよね。その人たちも社内でステップアップして行く道を選択する人もいるでしょうし、そうするとコンサルタント的にプロになる人がどれぐらいいるかっていうと何とも言えないところがありますね。

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<今の仕事と同じように向いていそうな仕事はありますか?>

ビジネススクール講師や大学教授など、自分の経験・ノウハウ・考えを伝えることで、社会に貢献する仕事は向いていると思います。個人的には、様々な物事に対してなぜなのかよく考え、深く理解をしていく体質なので、物事の理由、具体、ロジカルを踏まえながら、単なる「知識」ではなく、使える「知恵」として体得してもらう形でノウハウを伝えることは得意だと思います。

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キャリアカウンセラー舛廣純子の  シゴトのチカラ考察

 

事業会社での商品や事業開発の仕事を経て、その道のプロフェッショナルとして、今はクライアント企業の新規事業開発の支援をしている大畑さん。

インタビューを終えた私の印象は、「発想も行動も超ポジティブ思考な人」でした。ポジティブに考えられるから、発想に制約を設けずに自由に考えることができ、今ないものや、ありたい未来を思い描くことができます。そして行動においてもできないと言われることでもどうやったらできるかしか考えずに粘り強く行動ができるからこそ実現に結び付けることができ、周りをも巻き込んでいきます。

「出過ぎた杭になれば、打たれることはない」いたずらっぽく笑いながら、でも経験者の説得力を持って語る大畑さん。周囲をも変える行動力も彼の持ち味です。ゼロからものを生み出す人には、行動力や負けず嫌いさ、粘り強さ等、パワーが必要不可欠であることを改めて実感したインタビューでした。

「この仕事に必要なチカラは何ですか?」と聞くと、思いついたチカラをあげながら、まるで因数分解していくかのごとく、ご自分の強みを分析していって下さった姿が印象的でした。ちゃんと納得できる解が出るまで脳を使いながら根気強く考えて下さいましたが、楽しみながら問題を解いている、そんな風にも見えました。マーケティングで常日頃人の心理や行動特性に関心を持ち、ロジカルシンキングであるがゆえに客観的な分析がお得意のこの方だからこその強み分析です。

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(次回もお楽しみに。毎月2回、第2第4月曜更新です)
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舛廣さんってどんな人?

PEOPLE 04 舛廣純子(キャリアカウンセラー)
就職は子育ての最終章。就活生の親に読んで欲しい本を出版

 


舛廣純子

舛廣純子

ますひろ じゅんこ フリーランスキャリアカウンセラー。1972年、東京都出身。日本女子大学人間社会学部文化学科卒業後、化粧品商社に営業職として入社。会社の民事再生、自身の出産・育児を機に2 回の転職を経験。自らの転職経験からキャリア支援に関心を持つようになり、社会保険労務士、キャリアカウンセラーの資格を取得。2007 年、キャリアカウンセラー・講師として独立。大学生の就職支援・キャリア教育、社会人の転職支援・キャリア形成支援を中心に活動。支援学生の高い就職率とわかりやすいセミナーには定評がある。特技は長所探し。2013年12月に学研教育出版から『就活生に親が言ってはいけない言葉 言ってあげたい言葉』を出版。ブログ:http://ameblo.jp/shuukatsumamanoblog/