旅って面白いの? 【第32話】 私から自由を奪った足かせと募るジレンマ <タイ/事件勃発 中編>

「旅って面白いの?」

「毎回毎回、迷惑かけて申し訳ないな」その想いは日が経つにつれてどんどん大きくなっていく。いつもの悪い癖。「私、ここにいる意味あるのかな… 」誰かに心配や迷惑をかけたり、何らかの負担をかけたりするのは堪え難かった。もはやそこにいる意味があるとは思えない。

連載「旅って面白いの?」とは  【毎週水曜更新】
世界一周中の小林圭子さんの旅を通じて生き方を考える、現在進行形の体験エッセイ。大企業「楽天」を辞め、憧れの世界一周に飛び出した。しかし、待っていたのは「あれ? 意外に楽しくない…」期待はずれな現実。アラサー新米バックパッカーの2年間ひとり世界一周。がんばれ、小林けいちゃん! はたして彼女は世界の人々との出会いを通して、旅や人生の楽しみ方に気づいていくことができるのか。

 

第32話  私から自由を奪った足かせと募るジレンマ  <タイ/事件勃発 中編> 

TEXT & PHOTO 小林圭子

 

 

いざ、病院に到着!
診療台で待っていたのは
消毒薬と連想ゲーム!?
 

.

前編からのつづき)病院に到着すると、入り口の前でネネちゃんとオイルマッサージの科目を担当してくれていたタイ人の先生が、心配そうに私たちを迎えてくれた。あずささんとみほさんが、私がケガをした時の状況や足の状態を説明してくれ、それをネネちゃんが病院の受付に説明しに行ってくれた。

先生は私の頭をなでながら、カタコトの日本語で「ダイジョブ、ダイジョブ」と励ましてくれていた。みんなが私のために動いてくれている。そんな中、私はひとり静かに車イスに腰かけ、こんな夜遅くにいろんな人を巻き込むことになってしまって、ただただ申し訳ないという気持ちしかなかった。

車に乗っている間に貧血もおさまり、意識はしっかりしていた。設備のちゃんと整っていそうなキレイな外国人用の病院だったこともあり、治療面での心配も全く感じなかった。何より、ネネちゃんと先生の顏を見てホッとしたのか、まだ診療を受ける前から「あぁ、もう大丈夫だ」という変な安心感をすでに感じていた。

救急で対応してくれたのか、待ち時間も少なく、すぐに診察室に呼ばれた。

(痛くありませんように…。すぐに終わりますように…。できればあんまり触らないでもらえますように… )

なんて無理なお願いを勝手に心の中でしつつ、診療スタッフが数名待ちかまえる診療台に恐る恐るのぼった。足の裏がよく見えるよう、うつぶせで寝るよう指示される。

(良かった。これだと自分で傷を見なくてすむぞ。)

と、ここまで来てもやっぱりビビリの私。私の足に巻かれていた布が手際良くはずされたかと思ったら、男性看護士3名が傷をマジマジと見ながら何か言っている。こういう時、言葉がわからなくて良かったとつくづく思う。もし仮に

「おぉ、この傷はヤバイぜ」
「この足、切断した方が良いな」
「日本人だろ、かわいそうに」

とか言われてたとしても、何を言われてるかわからない私は、その言葉を右から左に受け流すだけ(まぁ、本当にそんなこと言われていたら、この後とんでもないことになるけれど…笑)。

若くてひょろっとしたお兄ちゃんが私に無表情で言ってきた。

「No problem!!  No problem!! 」

どうやら大丈夫らしい。ガラスの小さな破片も入りこんでないよう。あぁ、良かった。これで本当に一安心。とはいえ、たっぷりと足にかけられた消毒薬が傷にしみて痛い…。心を無にしてそのままじっと耐えていると、次にちょっとダンディーなおじさん看護師が私の顏をのぞきこんで、カタコトの英語で何か聞いてきた。

「#&*!%”$@☆~?」

「ん……?」

注射を打つマネをしている。ちょっと聞き取れた単語とこのジェスチャーから、頭を働かせていろいろ考える。

(いま、3回注射を打たなきゃいけない、って言った…?)

まるで連想ゲーム(笑)。そして考えること15秒、ぴーんときた! 破傷風! 予防接種のことを言ってるんだ!

「日本で予防接種3回打ってきました」

と頑張って伝えてみた。すると、そのダンディーなおじさんの顏に満面の笑みが広がり、

「Oh!!  You are GREAT!!  Good job!! 」

と親指を突き出された。

(なんか知らないけれど、めっちゃ褒められてる… )

「はは… 」

とりあえず力の無い笑みを返しておいた…(笑)。おじさんには褒められるし、旅に出て初めて予防接種のありがたみを感じた。もしここで変な細菌にでも感染したら、どんなおおごとになるのか想像もつかない。値段は高いけれど、打っておくべし、予防接種!

結局、その日は消毒と止血をしてもらい、足に包帯をグルグル巻きにされて、治療は終了。翌日からしばらくの間、毎日病院に消毒に来るよう言われて、私たちは病院をあとにした。

 

 

片足シャワーに悪戦苦闘
このままでは左足だけじゃなく
右足も壊れちゃいます…
 

.

寮に戻ると、ルームメイトのゆかちゃんはじめ、何人かが外で待ってくれていた。

「ケイコさん、大丈夫!?」
「もー!ビックリしたよー!」
「何があったん?」

矢継ぎばやに質問が飛んできた。人伝えで聞いて、情報が少し錯綜していたらしい。

「全然大丈夫! 傷もそんなにたいしたことないみたい」

と包帯グルグル巻きの足を見せて、笑顔で答えた。

「そうなんだー、良かった! 」
「でもグルグルやん! 」
「今日はもう早めに休んだ方が良いね」

肩を貸してくれたり、荷物を持ってくれたり、と、みんなの優しさについあまえてしまう。ケガしたり病気になったときに1人じゃないのは本当にありがたいな、としみじみ。

「あー、疲れた… 」

それにしても長い一日だった。シャワーを浴びてとっとと寝ようと思い、はたと気づく。シャワーが難しい…。と言うのも、病院で「傷を水で濡らさないように」と強く言われたんだけど、海外では日本とちがって湯船がなくシャワーだけのところも多い。私が泊まっていた部屋にも湯船はついていなかった。

とりあえず足を濡らさないように、とビニール袋を包帯の上からかぶせ、水が入り込まないように口を絞った。そして左足を浮かせ、片足の状態で、顏を洗ったり、シャンプーしたり、身体を洗ったり…。

「……てか、右足つるわっ!! 」

このままではケガした左足だけじゃなく、数十分に渡って全体重を支えている右足にも支障がでてきそうだ。片足シャワーがこんなにも大変だなんて…。そして巻かれていた包帯は血でにじんで赤くなってきているし。ぜんぜん止血できてないじゃん。あーあ、なんだか前途多難だな…。

 

 

なんで縫ってないの?
いやいや、だったら早く縫ってよ…
 

.

翌日から授業に参加するも自由に動くことはできないので、ただ見学するだけの日々が始まった。「どれくらいで治るんだろう…。見学しかできないなんてつまらないな」と思いながら、みんなが練習するのを少し離れたところに座ってボーッと眺めていた。昨日まであんなに充実した時間を過ごしていたはずなのに、午前の授業がなんだかあっけなく終わってしまった。

午後からはケガの消毒のため、また病院へと向かう。1人ではなかなか歩くこともままならないので、タイ人のスタッフさんが一緒について来てくれた。病院に到着してしばらくすると、診察室に呼ばれる。

昨日といい、今日といい、手際の良い病院で助かった。と言うのも、待ち時間が長いと、他の患者さんを見たりしながら、あれやこれやと(どちらかと言うと悪い)想像をする時間ができてしまい、場合によっては不安が増幅することもあり、病院での待ち時間はあまり好きじゃない。

そして昨夜はいなかったけれど(おそらく夜遅かったため)、その日は通訳担当の日本人女性が治療スタッフの中に加わってくれた。さすが外国人用の病院。通訳さんまで置いているなんて、なかなかのものだ。

通訳さんからは、まずビザや海外旅行保険のことなど、手続き上必要になることを何点か質問された。旅が始まって初っぱなのフィリピンでの入院に加え、今回のケガ。わりと良いペースで保険費用を回収しているぞ(と言いつつ、今後はもう何も起こらないよう、切に願っています… 笑)。

昨夜同様、うつ伏せで診療台に寝かされて、包帯がはずされる。スタッフの面々は昨夜とは違っていた。1人の男性看護師が通訳さんに向かって何か言った。それをそのまま日本語にして私に伝えられる。

「なんで縫ってないんですか? このまま縫わずに消毒をくり返すだけだと、完治するまでに相当の時間がかかるので、縫ってしまった方が治りは早いそうですよ」

「……。」

思わず言葉を失う私。そして心の中で、

(いやいや、あんたらの同僚が昨日『縫わんでいい』って言ったからやないかーい!! そりゃ縫った方が早いに決まってるやろー!! )

と全力で突っ込んでやった。どうりで血が止まってないと思った…。

「じゃあ、縫ってください」

即答した。迷う理由はひとつもない。ここでの生活はもとより、この後の旅のことを考えても、一刻も早く傷を治したい。

「では、すぐに縫う準備をしますね。少しお待ちください」

その場にいたスタッフがバタバタと準備をし始め、男性ドクターが連れてこられた。そして彼の口からひと言。

「なんで昨日縫わなかったの?」

(いやいや、だから…)

もう説明するのもめんどくさい…(苦笑)。
こんな医者と看護師に任せて本当に大丈夫なのか。そんな心配をする私には目もくれず、「No problem ~!」の声とともに、足の裏にぶっとい麻酔をブスッと打たれた。

「%#$&+*~¥!!!?」

思わず悶絶…。全然ノープロブレムじゃないじゃん!! めっちゃ痛いわ!! 足の裏の麻酔ってこんなに痛いのね…。なかなか足の裏をケガすることが無かったから知らなかったけれど、こんな痛い想いをするのはもう二度とごめんだわ…。

そんなすったもんだの末、結局5針縫って手術は無事に終わった。

「抜糸は2週間後になります。毎日消毒してくださいね。もし近くに小さい病院でもあるんでしたら、消毒はそちらでやってもらってもかまいませんよ。抜糸のときにまたこちらにいらっしゃってください」

しっかり診断証明書だけもらって、私たちは病院を出た。

 

 

人生初めての松葉杖
想定外の『2週間、絶対安静』

.

学校に戻ってすぐにネネちゃんに事の経緯を報告した。

「えーっ! 縫ったのー!? 昨日は縫わなくて良いって言ってたのにね…。さすがチェンマイ…(苦笑)。それは大変だったね。でもキレイに縫えてるし、とりあえず良かったよ。明日からの消毒は学校でやろうね。私も先生も消毒くらいはできるから大丈夫だよ」

と、私の足の裏の縫い目をマジマジと見ながら、いつもの癒し系スマイルで言ってくれた。ネネちゃんと先生に向かって汚い足を差し出すのは本当に心苦しいけれど、毎日病院に行くのは結構面倒なので、そう言ってもらえてとてもありがたかった。

一緒に病院に付き添ってくれたタイ人のスタッフさんが早速、消毒薬や包帯、テープなどを調達してきてくれた。さらに、ゆっくりゆっくりそろりそろりと歩く私のために、松葉杖も近所の人から借りてきてくれた。このスタッフさん、実はそれまで松葉杖の存在を知らなかったらしく、ネネちゃんの説明にもかなり「???」だったらしい(笑)。病院で松葉杖を貸してくれなかったことを考えると、チェンマイではあまり松葉杖は普及していないのかな…。

そしてこの結果、私には『2週間、絶対安静』の烙印が押されてしまった。

(え、2週間て…。 )

その間に全ての科目は終了し、卒業式を迎え、同期メンバーたちはみんないなくなってしまう。それでも私はひとり、ここから出ることを許されないってことか…。

 

五体満足のありがたさ…
当たり前が当たり前じゃなくなった瞬間と
自分がそこにいる意味

.

片足が不自由というのは思いのほか不便だった。これまで朝、授業が始まる前に学校から歩いて5分のところにある洗濯屋さんに、洗濯物を出しに行っていたけれど、今の足で行こうとするとたぶん20分はかかる。往復40分の距離はなかなか遠い…(苦笑)。あずささん、みほさん、それに同室のゆかちゃんが「ついでだから一緒に出してくるよ」と、毎回、私の分も一緒に持って行ってくれた。お昼休みに毎日のように買いに行っていたタピオカジュースも、大好物のチョコブラウニーももう自由に買いに行けなくなった(食べ物のことばっかり…笑)。

これまで当たり前にやっていたことが当たり前にできないことへのジレンマが徐々に募っていく。コーヒーや紅茶を入れるにも、松葉杖を持っていると、テーブルまで運んでくるのも大変。私がコーヒーを入れようとしているのを見つけると、誰かが「コーヒー入れましょうか?」と言ってくれた。

ランチの時間になると、小学校の給食みたいに一列に並んで、みんなそれぞれ自分のトレイにごはんを入れていく。これもまた誰かが気をつかって、「ケイコさん、どれくらい食べますか? 持っていくんで、座っててください」と言ってくれた。たぶんやってくれている人は「なんだ、迷惑なヤツだな」なんて思っていないんだろうけど、やってもらっている私としては、「毎回毎回、迷惑かけて申し訳ないな」と思ってしまい、その想いは日が経つにつれてどんどん大きくなっていった。

こうなってしまうと、いつもの悪い癖が出てしまい、「私、ここにいる意味あるのかな… 」なんて考えるようになっていった。授業に参加できないのは仕方ない。お金はもったいないけれど、これは自分だけの問題。だけど、基本的な生活面で、誰かに心配や迷惑をかけたり、何らかの負担をかけたりするのは堪え難かった。もはや自分にとってそこにいる意味があるとは思えなかった。

だけど、身体が不自由で動けない以上、そこを去るわけにもいかず、そのまま留まって回復するのを待つしか選択肢はない。日に日に筋肉が落ちて細くなっていく左足を見ながら、それと共に私の心も日に日に落ちていった。授業を見学するのもイヤになり、理由をつけてさぼっては、なんとなくダラダラと時間を持てあます日々。そんな悶々とした私に、このあと更に事件が起こることになろうとは…。
(後編へつづく)

【写真でふりかえる タイ 】

足グルグル巻き。毎日、消毒しては包帯を巻いて…の繰り返し。対応してくれたネネちゃんと先生には本当にお世話になりました

足グルグル巻き。毎日、消毒しては包帯を巻いて…の繰り返し。対応してくれたネネちゃんと先生には本当にお世話になりました

授業風景。なんとなくオイルマッサージの授業を見学する気になれず、他のクラスを勝手に見学していた(笑)

授業風景。なんとなくオイルマッサージの授業を見学する気になれず、他のクラスを勝手に見学していた(笑)

学校の配膳台。朝食と昼食の時間になると、ここに料理が並べられた。お水やコーヒー、紅茶はセルフで自由に飲めた

学校の配膳台。朝食と昼食の時間になると、ここに料理が並べられた。お水やコーヒー、紅茶はセルフで自由に飲めた

松葉杖。高さの調整がうまくできず、実はちょっと使いにくかった。持ち手のところもクッションがなくて、手にマメができたり…

松葉杖。高さの調整がうまくできず、実はちょっと使いにくかった。持ち手のところもクッションがなくて、手にマメができたり…

薬。痛み止めなど数種類が処方された。それにしてもどぎつい色…(苦笑)

薬。痛み止めなど数種類が処方された。それにしてもどぎつい色…(苦笑)

 

(次回もお楽しみに。毎週水曜更新目標です 旅の状況によりズレることもございます… )
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連載バックナンバー

第1話 世界一周、ふたを開けたらため息ばかり(2014.10.8)
第2話 旅は準備が一番楽しい。出発までの10ヶ月なにをしたか(2014.10.22)
第3話 ダメでもともと、初めての協賛(2014.11.5)
第4話 出発まで5日。ついに協賛決定!(2014.11.19)
第5話 最初の国の選び方。わたしの世界一周はフィリピンから(2014.12.03)
第6話 カスタマイズ自由が魅力のフィリピン留学(2014.12.17)
第7話 出国していきなりの緊急入院で知った、フィリピン人の優しさと健康に旅を続けていくことの難しさ(2014.12.31)
第8話 世界の中心でハマったいきなりの落とし穴 。負のスパイラルに突入だ!【オーストラリア】(2015.1.14)
第9話 いきなり挑むには、その存在はあまりにも大きすぎた! こんなに思い通りに進まないなんて…【オーストラリア(2015.1.21)
第10話 いざ、バリ島兄貴の家へ!まさか毎晩へこみながら眠ることになるなんて…【インドネシア】(2015.1.28)
第11話 今すぐ先入観や思い込みを捨てよう! 自分で見たものこそが真実になるということ<インドネシア>(2015.2.4)
第12話 心の感度が鈍けりゃ、人を見る目も曇る。長距離バスでの苦い出会い  〈マレーシア〉 (2015.2.11)
第13話 海外に飛び出すジャパニーズの姿から見えてくる未来 〈マレーシア〉(2015.2.18)
第14話 欲しい答えは一冊の本の中にあった!「旅にも年齢がある」という事実 〈マレーシア / タイ〉(2015.2.25)
第15話 ボランティアで試練、身も心もフルパワーで勝負だ! 〈タイ / ワークキャンプ前編〉(2015.3.4)
第16話 果たせなかった役割と超えられなかった壁 〈タイ / ワークキャンプ後編〉(2015.3.11)
第17話 目の前に広がる青空が教えてくれた、全てに終わりはあるということ  〈カンボジア〉(2015.3.18)
第18話  偶然か必然か? 新しい世界の扉を開くとき   〈カンボジア〉(2015.3.26)
第19話  強く想えば願いは叶う!? 全ての点が繋がれば一本の線になる   〈ベトナム〉(2015.4.2)
第20話  移動嫌いな私をちょっぴりほっこりさせてくれた、ある青年の純朴さ
   〈ベトナム〉(2015.4.8)
第21話  強面のおじさんが教えてくれた「自立」と「選択」の重要性    〈ベトナム〉(2015.4.16)
第22話  ワガママだって良いじゃない!? 自分が楽しんでこそのコミュニケーション!    〈ベトナム〉(2015.4.22)
第23話  吉と出るか凶と出るか… 全ては自分の感覚を信じるのみ!   〈ベトナム→中国〉(2015.5.06)
第24話  人との出会いが旅を彩る – 大切なのは出会い運があるかどうか   〈中国〉(2015.5.15)
第25話  異国で受けた『おもてなし』と中国人に対するイメージの変化   〈中国〉(2015.5.23)
第26話  たったひとつの出会いがその国のイメージを決めてしまうということ  〈中国〉(2015.6.10)
第27話  3人のケイコの運命的な出会い 〜年上女性から学んだ自分らしい生き方とは〜  〈タイ〉(2015.7.8)
第28話  久しぶりの学園生活スタート! 目指すは旅人マッサージ師!?  〈タイ〉(2015.7.15)
第29話  人種や言葉を超えてひとつになれた夜   〈タイ〉(2015.8.5)
第30話  ミラノ EXPO 2015 レポート – 日本パビリオンに翻弄された2日間 –    〈イタリア〉(2015.8.22)
第31話  次々に降り掛かる災難! 初めて感じた先の見えない恐怖
   〈タイ/事件勃発 前編〉(2015.9.17)

 

 


小林圭子さんが世界一周に出るまでの話

『一身上の都合』 小林圭子さんの場合「次なるステージへ挑戦するため(2014.5.19)

 


小林圭子

小林圭子

1982年、大阪生まれ。米国公認会計士の資格取得後、ベンチャー企業および楽天にて約5年半、会計業務に従事。同時に会計士の専門学校では学習カウンセラーを、自由大学でキュレーターをするなど、パラレルキャリア志向が強い。2014年3月末で楽天を退社し、同4月より約2年間かけての世界一周の旅に挑戦。世界中の多様な働き方やライフスタイルに、刺激を受ける日々を送っている。 「一身上の都合」小林圭子さんの場合 http://ordinary.co.jp/series/4491/ https://instagram.com/k_co_ba_326/