何か硬いものが歯に当たった。「何だろう、ケーキの中に何か入ってたかな?」そろっとその異物を口から出して見てみると、そこにあったのは銀歯。なんと、ケーキを噛んだときに銀歯が取れてしまったのだ。「キャラメルじゃなく、ケーキでも銀歯って取れるのか… 」
連載「旅って面白いの?」とは 【毎週水曜更新】 世界一周中の小林圭子さんの旅を通じて生き方を考える、現在進行形の体験エッセイ。大企業「楽天」を辞め、憧れの世界一周に飛び出した。しかし、待っていたのは「あれ? 意外に楽しくない…」期待はずれな現実。アラサー新米バックパッカーの2年間ひとり世界一周。がんばれ、小林けいちゃん! はたして彼女は世界の人々との出会いを通して、旅や人生の楽しみ方に気づいていくことができるのか。 |
第31話 次々に降りかかる災難! 初めて感じた先の見えない恐怖 <タイ/事件勃発 前編>
TEXT & PHOTO 小林圭子
ケガも忘れ物も心配なし!
こう見えて意外に慎重派のしっかり者です!
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私はこれまでケガとは無縁だった。日本にいたときは、仕事は基本的に会社でオフィスワークだったし、ちょっと運動するにしてもヨガでゆるりと身体を動かすか、もしくは通っていたジムではマンツーマンでトレーナーがついてくれていたから危ないことなんてまず無かった。料理もしないから、包丁で指をケガするなんてことも無いし…(笑)。
旅に出てからも基本的にビビリな性格が幸いして、アクティビティに参加してもケガをしてしまうほど無茶をするなんてことも無い。ヨーロピアンの若者たちがキャーキャー騒いでいるのを傍目で見ながら、「私ももっと思い切ってやってみても良いのかも… 」と控えめな(!)自分を残念に思うほど。
そしてまた、これまで忘れ物をするということもほとんど無かった。電車から降りるときや、カフェを出るときにはしつこいくらいに自分が座っていた席を見返して、忘れ物をしていないかを確認する。たぶん人生の中で一度か二度、傘をどこかに置き忘れたことがある程度だと思う(まぁ、基本的に忘れっぽいので、忘れ物をしたことを忘れているだけかもしれないけれど…笑)。なので、旅をしていても何か物を失くしたってこともなく(自分が認識している限り)、そういう意味では本当にラッキーというか、順調に進められているんだと思う。
長期でバックパック背負って旅に出るなんて大胆なことをしているわりには、わりと慎重な性格なのかもしれない。なのに、まさか、そんな私が数々のアクシデントに襲われることになるなんて…。
あれあれ、銀歯が取れちゃった!
まさか練習嫌いにバチが当たった!?
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チェンマイで通っていたマッサージスクールでは、科目ごとに毎回試験があった。私は欲張って4科目も受講していたんだけど、まず1科目めはすべての基礎となるタイ古式マッサージ(ベーシック)のクラスで、9日間みっちり授業を受けて10日目に試験、という流れだった。クラスメートや他のクラスの人たちの中には、毎日のように夜遅くまで居残り練習をしている人もいたけれど、私が残って練習したのはたった1日だけで、あとの日は授業が終わるとすぐに寮に戻った。
と言うのも、いつも一緒にいた仲良しの琴ちゃんは、もともと日本でマッサージの仕事をしているプロフェッショナルなので、居残り練習なんて必要ないくらい、授業中にマッサージの流れや順番、ツボなどを全て覚えてしまっていて、一方、もの覚えの良くない私は、本当だったら居残り練習が必要だったのかもしれないけれど、元来の怠け性が顏をのぞかせ、
「琴ちゃんが帰るなら、私も帰ろーっと」
と、何かにつけて彼女にくっついて、居残り練習を避けていた(笑)。
試験の前日も私は琴ちゃんと一緒にさっさと寮に戻り、いつも通り外のベンチに腰かけながらまったりと夜ごはんの時間を楽しんでいた。歳が近い彼女とは話題が尽きることはなく、お互いの仕事の話や恋愛の話、家族の話などをするのが日課となっていた。
「明日、試験イヤだねー。ちょっと緊張するわー」
「大丈夫、大丈夫。100点取らなくても70点で合格だし。なんとかなるよー」
なんて言い合いながら、デザートのケーキを口の中に入れた瞬間、ガリッ!
「……?」
何か硬いものが歯に当たった。「何だろう…、ケーキの中に何か入ってたかな…?」と思い、そろっとその異物を口から出して見てみると、
「……!?!?」
そこにあったのは銀歯。なんと、ケーキを噛んだときに銀歯が取れてしまったのだ。「キャラメルじゃなく、ケーキでも銀歯って取れるのか… 」なんて暢気に考える私(笑)。
いやいや、暢気にかまえている場合ではない。と言うのも、歯の治療は海外旅行保険ではカバーされないのだ。高い金額払って保険に入っているんだから、歯の治療もカバーしてくれたら良いのに… と思うけれど、無理なものは無理なので、長期で旅に出る予定の人は、旅に出る前にあらかじめ歯医者さんに行って虫歯の治療やらなんやらを終わらせてから旅に出るのが常識となっている。もちろん私もその例にのっとり、旅に出る前に歯医者さんに通ってちゃんと治療を済ませていた。
にも関わらず、銀歯が取れてしまった…。「もう! 歯医者さんの嘘つきー! 『これで2年間は大丈夫』って言ったじゃーん! 」と思いながら、ようやく少し焦る私…。さてどうしたものか…。
大事な試験の日なのに…
みんなに見送られ歯医者さんにGO!
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翌日、朝ごはんの前に学校の事務局に行って事情を話し、今日中に歯医者さんに行きたい旨を申し出た。明日からはまた別の科目の授業がはじまり、できれば授業を休みたくはない。一方、今日は朝から夕方まで順番に試験が行われるだけの予定なので、自分の番が終われば、空き時間を使って歯医者に行けると考えた。
「すみません、試験を午前中にしてもらって、午後から歯医者に行かせてもらえませんか? 」
「わかった、大丈夫だよ。先生に言っておくよ。あと、どこの歯医者さんが良いか、タイ人スタッフの子に調べてもらうね」
と、日本人スタッフのネネちゃんが笑顔で言ってくれた。ネネちゃんの笑顔には人を癒す力があって、海外の歯医者に行くなんてちょっとドキドキしていた私だけれど、彼女のおかげで不思議と落ち着いた。
マッサージの試験時間は1人1時間と長丁場で、4人ずつ横に並んで実施される。午前中に1組目、午後に2組目と3組目の予定でスケジュールが組まれていた。どの組に当たるかは公平にくじ引きで決めていく中、私だけ午後から歯医者に行くため、1組目にしてもらった。
「ケイコさんは午後から病院に行きます」
と先生がみんなに言うと、
「えっ…? 病院って…? 」「どうしたの!? 大丈夫…? 」
と、一瞬、その場がざわめいたけれど、私が
「銀歯が取れちゃって… 」
と恥ずかしそうに言った途端、みんなの間に笑いが起こった。
こうしてみんなからの理解を得られたところで、追試にならないよう試験をなんとかクリア。午後から1人、ソンテウ(乗り合いバス)に揺られてスタッフさんが予約してくれた歯医者へと向かった。
カパッと取れた銀歯を
カパッとそのままはめただけ!?
海外でのドキドキ初歯医者さんは10分で終了!
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その歯医者は思っていたよりも随分キレイで、設備もしっかり整っていた。
「ここだとちゃんと治療してくれそうだな」
ホッとしつつ、そろりと中へ足を運んだ。入ってすぐの受付で、タイ人のお姉さんが2人、楽しそうに談笑していた。2人とも歯を矯正している。美容整形大国のタイでは、歯科矯正もなかなか流行っているらしい。「ここの歯医者さんで矯正してるのかなー」なんて下世話なことを考えつつ、カルテに記入する私。
タイの医療技術はわりとしっかりしているので、技術のことはあまり心配していなかったけれど、それよりもいくらかかるのか、「保険きかないし、やっぱり高いのかなぁ…」と、値段のことばかりを気にしていた。
診療台に座って待っていると、しばらくして先生が現れた。初老の優しそうなおじいさんだった。キレイにカパッと取れた銀歯を洗って持ってきていた私は、それを先生に渡して、
「奥の銀歯が取れたので、そこを治療してください」
と伝えたつもりだった。だけど、つたない英語でうまく伝わらなかったのか、先生は私の銀歯が取れたところを洗浄だけして、私が持っていった銀歯をそのまま、またカパッとはめた。
「!!!」
( ……今、治療せずに、ただはめただけだよね…? )
一気に不安になる私…。普通、日本だと虫歯になっていないかどうかチェックして、虫歯になってたらそれを丁寧に治療して、そこから新しく歯型を取り直して、また被せ物をして…という感じで、作業は何段階にも及ぶはず。
だけど、もうそこから英語でやり取りするのもめんどくさくて、「ま、いっか」と早々に諦めることにした(笑)。わざわざ試験の時間まで調整してもらって、ドキドキしながら行った海外での初めての歯医者さんは、あっさりと10分そこそこで終了。
「仕方ない。こうなったら、旅中に虫歯にならないよう注意しながら、歯磨きを頑張るしかない! 」
そんなあっさりした診察だったから、心配していた治療費は400円くらいのものだった。
「なんじゃそりゃ…。往復のソンテウ代の方が高いじゃん… 」
と、その状況に苦笑いするしかなかった(学校からソンテウを貸し切って行ったので、交通費が通常より高かった)。
練習嫌いがなぜか居残り練習?
危険信号には気がつかなかったよ…
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ふたつめの事件はそれから程なくして起きた。
1科目めのタイ古式マッサージ(ベーシック)に続いて、2科目めのフットリフレクソロジーを無事に修了し、3科目めのオイルマッサージを受講中のことだった。あんなに居残り練習を避けていた私が、なぜがこのときばかりは「今日は残って練習をしよう!」と思ってしまった。いつも通りさっさと帰っていれば良かったのに、魔が差したとしか思えない(笑)。テストの心配をせずに週末思いっきり遊びたいと考えたのかもしれない。
そんなわけで、私のこの気まぐれに、同じ関西出身で何かと気にかけてくれていた、あずささんとみほさんが練習に付き合ってくれることに。この日はたまたま他に残っているクラスメイトはおらず、私たち3人だけだった。
オイルを使って練習すると、そのあとシャワーを浴びたりするのがちょっと面倒だったし、オイル自体ももったいないので使わずに、着替えなども全部省略して、マッサージの手順やツボの場所などを簡単に復習することにした。3人いたので、1人がマッサージをする役、1人がモデル役、そしてもう1人が教科書を見ながら間違っていれば指摘してあげる役に分かれて、ローテーションを決めた。
はじめに私がマッサージをする役になった。3科目めということもあり、ある程度の基本的なことは身に付いてきていたのかもしれない。思っていたよりもマッサージの流れなどをちゃんと覚えられていることに自分で驚きつつ、「まぁこれからなんとか試験に間に合うかな…」とホッとした。
それよりも少し離れたところに置いてあった、水の入った瓶が気になっていた。「あんなところに置いておいたら危ないな」とか「あぁ、のど乾いたな」なんて思いつつ、マッサージをしながら、何度もその瓶をチラチラ見ていた。
今、思えば、マッサージよりもその瓶の方にむしろ意識が取られてしまっていた。このこと自体、私に何か危険信号みたいなものが送られていたのかもしれない。だけど私はその信号には気がつかず、「これが終わったら休憩して、水を飲もう」と、ただそのことばかりを考えていたのだった。
事件は一瞬の出来事だった!
ケガに貧血に病院送り…
これからどうなってしまうんだろう…
.
「ケイコちゃん、すごいやん! めっちゃ覚えてるやん! 」
とあずささんとみほさんに褒められつつ、
「わーい、ありがとうございます! ちょっとのど乾いたので、休憩しましょー! 」
と、その瓶の近くの台の上に置いてあった、自分の飲みかけのコーラの方に向かって歩いていった、そのとき。
ツルッ! カラン! ガッシャーン! バッタン! グサッ!
あまりに一瞬のことで、何が起きたのか自分でもわからなかった。
「キャー!! 」
「ケイコちゃん! 大丈夫!? 」
あずささんとみほさんがビックリした表情をしながら私に駆け寄ってくる。
「痛っ! 」
足元を見ると、割れた瓶と散らばったガラスの欠片、瓶からこぼれた水で床がグシャグシャになっていた。そして、大きなガラスの破片が私の左足の裏に刺さっている。その状況を見て、ようやく何が起きたのかが把握できた。
どうやら昼間の授業で使ったオイルのおかげで、床が滑りやすくなっていたらしい。私は不注意にも足を滑らせ、さっきから何度もちらちら見ていたその瓶を見事に蹴っ飛ばしてしまい、瓶は勢い良く倒れて粉々に割れてしまった。さらにその割れた瓶目がけて、ズボッと左足を突っ込んでしまい、足の裏にグッサリと破片が刺さっている。むしろ破片が刺さってくれているおかげで、血はぼたぼたこぼれ落ちているものの、噴き出しているというほどではない。だけど、明らかに大丈夫じゃない状況。
「とりあえず大丈夫ですけど、大丈夫じゃないかもしれないです(苦笑)」
というよくわからない言葉を2人に返した。
「いやいや、大丈夫じゃないやろ! そのまま動いたらあかんで! 」
「ネネちゃんに連絡してくるから、みほはすぐに応急処置して! 」
あずささんとみほさんがお互いに指示を出しつつ、テキパキ動いてくれる。2人は現役でバスケットボールをやっているスポーツウーマンなので、ケガには慣れているらしい。それを「すごいなぁ… 」なんて眺めながら、何もできない私はただボーッと突っ立っているしかなかった。
2人に反して、ケガや血にめっきり弱い私。自分の足の裏を見るのも怖くてできない。とりあえず応急処置してもらおうにも刺さったガラスの破片が邪魔かな、と思い、自分で触るのは怖いので、足をぶらぶら揺らして破片を落とそうとした。
「キャー! ケイコちゃん、何してんの! もういいから、動かんといて! 」
みほさんに怒られる(苦笑)。
「細かい破片が入ってなかったら良いねんけど…。ちょっとそこまでは私にはわからんわ… 」
みほさんが消毒をしてくれ、さらに止血のために布を足に巻いてくれた。私はズキズキ痛む足のせいで心臓がキュッと縮む感じがしたことと、一瞬でいろんなことが頭の中を駆け巡ったことで、急に気分が悪くなってしまった。ヤバイ、貧血だ。血はそこまで出てないはずなのに…。緊張と不安と恐怖で精神的なショック症状が起きていたのかもしれない。
「すみません、ちょっと気持ち悪いです…。横になっても良いですか…? 」
私はそばにあったマッサージ用の台の上に寝かせてもらった。
「ネネちゃんと連絡ついたから! 病院で待っててくれるって! 私たちも今からすぐ病院に行くで! 」
あずささんが戻って来た。学校にいたタイ人スタッフや、もう帰ってしまっていたネネちゃん、私の寮のルームメイトの子などなど、いろんな人に手際良く連絡をしてくれ、病院へ行く車も早速手配されていた。そしてだんだん騒ぎは大きくなり、他の生徒さんたちも徐々に集まってきて、辺りは騒然としていた。そんな中、私は意識を朦朧とさせつつ車に運んでもらい、夜21時頃、あずささんとみほさん、学校のスタッフさんと一緒に病院に向かった。「これからどうなるんだろう…。みんなに迷惑かけて申し訳ない…」と思うと、一気にいろんな感情が押し寄せ涙が溢れ出た。
「ケイコちゃん、大丈夫やで! すぐ病院に着くからな! 」
「気持ち悪くなったら言ってや! 足を上にしてラクな体勢で! 」
と相変わらず頼りになる2人。もし2人がいなかったら、私1人ではどうしようも無かった。自分の無力さを感じつつ、もはや言葉を発する力もなく、ぐったりと身体を背もたれに預け、車が病院に着くのを静かに待つばかりだった。
(後編へつづく)
【写真でふりかえる タイ 】
(次回もお楽しみに。毎週水曜更新目標です 旅の状況によりズレることもございます… )
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連載バックナンバー
第1話 世界一周、ふたを開けたらため息ばかり(2014.10.8)
第2話 旅は準備が一番楽しい。出発までの10ヶ月なにをしたか(2014.10.22)
第3話 ダメでもともと、初めての協賛(2014.11.5)
第4話 出発まで5日。ついに協賛決定!(2014.11.19)
第5話 最初の国の選び方。わたしの世界一周はフィリピンから(2014.12.03)
第6話 カスタマイズ自由が魅力のフィリピン留学(2014.12.17)
第7話 出国していきなりの緊急入院で知った、フィリピン人の優しさと健康に旅を続けていくことの難しさ(2014.12.31)
第8話 世界の中心でハマったいきなりの落とし穴 。負のスパイラルに突入だ!【オーストラリア】(2015.1.14)
第9話 いきなり挑むには、その存在はあまりにも大きすぎた! こんなに思い通りに進まないなんて…【オーストラリア】(2015.1.21)
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第16話 果たせなかった役割と超えられなかった壁 〈タイ / ワークキャンプ後編〉(2015.3.11)
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第18話 偶然か必然か? 新しい世界の扉を開くとき 〈カンボジア〉(2015.3.26)
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第30話 ミラノ EXPO 2015 レポート – 日本パビリオンに翻弄された2日間 – 〈イタリア〉(2015.8.22)
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小林圭子さんが世界一周に出るまでの話
『一身上の都合』 小林圭子さんの場合「次なるステージへ挑戦するため」(2014.5.19)