【第229話】時間をゆがませるはしご / 深井次郎エッセイ
時間は伸び縮みするというが 数日ともに旅をしたような記憶となった 「こんな面白い雰囲気のところがあったんだー」 先日、西荻窪で打合せをしていたのですが、IHAV.などユニークなWEBサービスを手がけるス…
時間は伸び縮みするというが 数日ともに旅をしたような記憶となった 「こんな面白い雰囲気のところがあったんだー」 先日、西荻窪で打合せをしていたのですが、IHAV.などユニークなWEBサービスを手がけるス…
カラダを鍛えると自然と心も鍛えられてきます。仕事や人間関係など日々悩むことはたくさんありますが、そんな時は頭を空っぽにするためにも筋トレ。そうすると疲れてヘトヘトになって夜もぐっすり眠れて、意外と悩んでいたことがちっぽけ…
少数民族の手仕事は不揃いだったり、大きさが違ったり。それはもしかして「不便」「完成度が低い」と思われたりするのかもしれません。しかし店主とヨメはその不揃いなゆらぎの中に、心を和ませる味わいもあるんじゃないかな? なんて思…
「ただ物価が高いだけじゃないんだぞ。見たか、これが日本だ! 」思わず叫び出したくなるらい、日本という国を心から誇らしく感じた。このパビリオンを完成させるのに、どれくらい多くの人が関わっていて、どれくらいの時間とお金と労力…
この手の映画では、活躍するヒーロー以上に、彼ら犠牲者キャストが重要。存在感があり、人間の薄暗いさもしさを象徴し、かつ愚かさゆえに滅びる運命。X時間に向けて自らの命の重さを割引いていき、小気味よく頭からパクリとモンスターの…
普段あるものがなくなった時。それらがどれほど有難いものであるかを知ります。我が家は毎年3月11日に、家族でキャンドルを灯して夜を過ごします。もしも、家族の誰かが欠けてしまったら… と想像することは、家族が元気でそろってい…
「何でわかってくれないんだよ」 相手は自分で気づきたいものです 伝えたいメッセージがあるから筆をとる。表現者の多くはそうだと思います。でも肝心なメッセージが伝わらない、読まれもしない。関心を持…
大祭りには「マニュアル」や「指導書」が一切ないんだそうな。そういったものがないからこそ、お年寄りから若者までが寄り合って相談し、わからないことは長老に聞き、それでもわからない場合はみんなで「これだ」と決めて進む。これが大…
帆船に乗り始めたのは、仕事が忙しくなりすぎてしまったから。好きだった仕事をキライになってしまいそうだったからです。帆船という「非日常」の世界が自分の中で生まれたことで、「日常」をもより楽しく、楽に生きることができるように…
「すすぎの水がなかなか透明にならないんだよ… 」とつぶやいておりましたが、時間をかけて埃を落としたからこそ浮かび上がってくる鮮やかな色彩や繊細なステッチは、心をギュッとつかまれる美しさ。市場の片隅で埃にまみれていた布が、…
「無料コンテンツは、出し惜しみすべきでしょうか」 昨日、ぼくのやっている講義でこんな質問がでました。 「ブログですべてを書き尽くしてしまうと、書籍化した時に売れないのではないか」 だから無料で…
何百と次々に打ち上げられるコムローイをただひたすら眺めていた。ふと自分がそこにいられることが、なんだかものすごいことのような気がして、急に不思議な気持ちでいっぱいになった。「このメンバーで来られて良かった」心の底から感謝…