【第226話】22歳は大人か? – 子どもと大人の境目について、苦い経験から学んだ1つのこと- / 深井次郎エッセイ
大人の世界は、持ち寄りパーティーである 「深井は、なんでここにいるんだ?」 新人時代、会議中の席で会社の役員に言われたことがあります。カチンと来たのを抑えながら返しました。 「あなたに呼ば…
大人の世界は、持ち寄りパーティーである 「深井は、なんでここにいるんだ?」 新人時代、会議中の席で会社の役員に言われたことがあります。カチンと来たのを抑えながら返しました。 「あなたに呼ば…
ある朝目が覚めたとき思いました。「まだ何も始めてないのに、あんた悩みすぎ」と。そうなんです、私たちまだ何にも始めてない。頭のなかのシミュレーションだけで、ぐるぐるしていたんです(笑)。好きなことなだけに、失敗したくなくて…
いっぱいいっぱいで、常にもがいていました。何かを掴もうと、手当り次第いろんなことに手を出してはみるけれど、触れても温度を感じない、雲や霞や蜃気楼を探っているような感じ。しかしこのような状況こそが、今自分が行っているアート…
ひとつの映像がいつまでも心に焼き付くことがあるだろう、その感覚が154分継続する強烈な濃度をもつ痺れるような映画なのだ。むかし映画学校の先生が言っていた「摂理があって撮る時は、映画の神様が手を貸してくれる。突然絶妙な角度…
著者の種が発芽するには 魅せ手と出版社とのコラボが必要なのです オーディナリーがさらに力を入れたいところは、社会に良い影響を与える著者を育てることです。なぜそれをするのか、どうや…
「よくそんなに長く旅できるね。僕、飽き性だから、3ヶ月もすると旅に飽きちゃうんだよね」と言われることがある。実は私もこの意見には非常に同感。「旅は毎日刺激でいっぱい」と思われがちだけど、案外そういうわけでもないので、やっ…
海に出ることは自分の立っている場所を確認する、ぼくにとってはそんな意味もあったのです。日常の時間の中でも「知っている」と思い込んでいることを、本当はどのくらいの深さで知っているのか、そんなことも考えるようになりました。世…
フリーランスになった当初も「結果がついてくれば自信もついて不安がなくなる、というシナリオがやってくるのでは」とイメージしていましたが、10年経った実際のところは「不安の芽はどこにでもあるんだから、探しだしたらキリがない…
小さなカメと暮らした3ヶ月の話 小石を蹴った。「小学生の頃は通学路によく石が転がっていて、それを蹴りながら通っていたものだな」そういえば最近では、道路もきれいで石が転がっていることも少なく…
この2人からいろんなことを教えてもらった。何を始めるにしても遅すぎるなんてことはないこと。何歳になっても新しい挑戦ができること。日本だけでなく海外にだって居場所はあること。結婚しても良いし、しなくても良い。子どもも産んで…
陰陽があるのが人間の魅力。何か悩みを持ってるのが現実だから、『CANVAS』でも、ヘルシーでハッピーなだけじゃなく、みんな生きてるよ、ってところをまざまざと見せていけたら。 PUBLISHERS(パブリッシャーズ)| 深…
あなたは、「ゴールデンエイジ」という言葉を知っていますか? 「10歳までの幼少期に神経系の成長が決まってしまう。だから小さなお子さんにはさまざまな運動に触れさせたほうがいい」、というお話です。うちの主人は、幼稚園で体育指…
見えないからと言って ないわけではない世界のこと 初めて徹夜をしたのはいつだったかな。中学生になってからでしょうか。それまで、子どもの頃は、深夜という世界を知りませんでした。もち…