【第211話】クリエイティブとは生き抜く力 – 法政大学で「理想のクラス」をつくった4年間について – / 深井次郎エッセイ
初めての教え子たちが卒業する その輝かしい日にぼくはなにを思うのだろう 教え子たちが卒業する。世の中の担任の先生たちは、この感動を何度も経験しているのか。達成感とさびしさと。うらやましいな…
初めての教え子たちが卒業する その輝かしい日にぼくはなにを思うのだろう 教え子たちが卒業する。世の中の担任の先生たちは、この感動を何度も経験しているのか。達成感とさびしさと。うらやましいな…
旅をしていると、「あぁ、最近、運動不足だー」と思うことが少なくない。もちろん、よく歩く。だけど、日本にいたときはジムに通って、意識的に腹筋や背筋を鍛えたり、肩甲骨まわりが硬いからマシーンを使ってそこを重点的にほぐしたり、…
僕が東京時代に住んでいた高円寺駅から徒歩6分のマンションは94,000円だった。家賃と1ヶ月の生活費が一緒って、なかなかおもしろい。しかも間取りで言うと、今は東京時代の倍の広さに住んでいます(7畳から14畳)。 連載「飛…
ケージは演奏家が演奏しないかぎりこの音楽は始まらないと言ったんだ。でもこれを見てくれよ。作詞・作曲、そして生演奏なんてテロップが入って無音の音楽を紹介しているんだ。カラオケを文字通り実践しているんだよ。この通り空のオーケ…
もちろん、表現の仕事と飲食店では違うのですが、具体的なお店をイメージすると、どんなスタイルで働きたかったのかが見えてくるものです。 どこに向かってるのかぐるぐるしてきたら理想のお店を考えてみよう自分のワークスタイルが見え…
彼女は小さな生活で満足だった。受け取るものは少なくても、幸福感をやりくりする才があった。 < 連載 > モトカワマリコの面倒な映画帖 とは 映画ならたくさん観ている。多分1万本くらい。いろんなジャンルがあるけ…
自分にとって「書く」こと、「発信する」ことは特別な意味を持っていて、ずっとやりたいと思いながらもできなくて、20代早々で一度は諦めた夢だった。だからこの旅が自分にとっての再出発。しかし実際に旅を始めてみると、うまく進めら…
大恋愛の渦中にいる時、人は喜びの量に眩暈すら感じるものなのだと知ったのは、彼(主人)に出逢ってからでした。25歳だった私は、12年つき合っていた人と別れて、つき合いはじめて2週間の彼と結婚することを選びました。「まっすぐ…
こんにちは、編集部のおーちゃんだよ! この日の編集部は、武谷朋子さんと打合せでした。武谷さんは、オーディナリーでも「自分らしい1人旅の楽しみ方」をテーマに寄稿していただいています。数ヶ月前にべ…
人間はひとりきりで見たものを「見た」とは言い切れないものなのです。確信をもつためには、鏡が必要。その鏡は自分以外の何かで、しかも綺麗に写らなければなりません。鏡がなかった時代は、水たまりでした。水面に自分の姿を写して、…
こんにちは、編集部のおーちゃんだよ。 いつもはfacebookでやりとりしてるんです。人気連載『旅って面白いの?』でおなじみの小林圭子さんのことです。 でも、この日は「ひさしぶりー」なんて言っ…
書く作業は1人きりだけど 書き続けるには仲間がいると楽しい こんにちは、編集部のおーちゃんです。ある日のギャザリングについてレポートするね。 自分には何ができるだろうか。そう1人で考えていても、袋小路にはまることが…
飲料水は貯めてある雨水。雨水をそのまま飲む国があるって聞いたことはあったけれど、まさかそれを自分たちが体験するとは。またそれと同じくらいビックリしたのはお風呂。ただでっかい樽みたいなものにホースを使って水を貯め、桶で汲ん…
夜の暗さを体で感じる機会は、街で暮らしている人にはそう多くない。街灯のない田舎で暮らしていたとしても、闇の中にあえて身を置いて時間を過ごすということはあまりないのではないでしょうか。自然のサイクルの中から見えてくるものが…
抽象的概念と現実の間に橋をかけようとする作業は、クリエイティブな考え方やデザイン思考の大きな助けになります。ではどうやって橋を架けるのか。答えはひとつ、「つながると思い込むこと」世界に存在するものは、必ずどこかでつながっ…
慣れない揺れで、しかも自分でハンドリングできない状況では、だれでもバランスを失って酔ってしまいます。 大きな組織であればたしかに揺れ自体は小さいですが、下の立場だと自分で仕事をハンドリングできないもの そこはバリ島、海の…
「そろそろちょっと働きたいなぁ… 」全員が大学生の中、自分ひとりだけが30代、というのは初めての状況。自分がどういう振る舞いをするのか、どういう役割を担うのか、正直想像できなかった。そういう意味では、客観的に新しい自分が…
数を追う旅より、ゆっくりと自分の心の動きを感じながら旅をしたい。同じ場所に行っても、「見ただけの記憶」と「強く感じた記憶」では、その後の記憶の残り方が全く違うのを知っているから。心にもゆとりがないと、きっとその「動き」は…
「どんな分野でもいいから、世界一になりたかった」いまさら人に言うのは少し恥ずかしいのだけれど、これが僕が10年前にスポールブールを始めた本当の理由だ。いつか「何者か」になりたいと想う若者は多い、僕もその一人だった。 連…