継続のリテラシー【第5話】 諦めたらそこで試合終了か? / 若杉アキラ
書店で初めて自分の本を見つけたときの感激は、絶対に忘れません。『メモの魔力』や『バカとつき合うな』など、自分も読んだことのある本たちと一緒に平積みにされてました。まさかの光景ですよね。文章を書き始めて2年半。何度も書くこ…
書店で初めて自分の本を見つけたときの感激は、絶対に忘れません。『メモの魔力』や『バカとつき合うな』など、自分も読んだことのある本たちと一緒に平積みにされてました。まさかの光景ですよね。文章を書き始めて2年半。何度も書くこ…
だから、本を書くことで「どんな人と関わっていきたいか」「自分は誰を救いたいか」を徹底的に考えました。その結果、私が救いたい人は過去の自分。過去の自分のように「いつも時間に追われ、やりたいことができない」と、もがいている同…
小さな目標をクリアする達成感や喜びが後押しになり、出版という大きな目標に向けて進み続けることができたのです。目標をクリアすると達成感を得られ、行動を続ける原動力にもなりますよね。この目標に向けて行動するプロセスを「目標の…
心を動かされる本に出会うたびに「いつか本を書いてみたい」と思いながら、結局なにも行動せず。10年という月日が流れていきました。その間、企画書を作ることはもちろん、ブログを書くことすらありませんでした。このままでは10年後…
書店まわりを続けようと思ったとき、2つの作戦を立てました。1つ目は、前述した『「続けたいこと」を義務化しない』ということ。これは「続けたいこと」を嫌いにならないためのアプローチです。嫌いなことは、やりたくないですよね。「…
アートの世界は長い間忘れていた無邪気さや“やんちゃさ”みたいな子供の頃あった遊び心を呼び覚ましてくれるようだった。ちょうどその頃から写真を撮り始め「自分もいつか個展をやってみたい」と漠然と思うようになっていった。それはい…
起業して3年、がむしゃらに働きやっとの思いでつくり出した、自由な時間。しかしそれも「もし再び仕事が上手くいかなくなったら」という恐怖心から、結局はまた仕事に使うだけとなり消えてしまった。いま思えば必要のなかった「提案資料…
「パパがお仕事がんばってくれているから、ママたちはご飯が食べられるんだよ」と妻に言われている娘は、いつも仕事ばかりしているぼくに「公園に行きたい」とは言えなかったのだ。あぁ、ぼくは何も分かっていなかった。妻の気持ちも、娘…
「来月までやってダメなら、会社を清算する」覚悟は決まった。思えば最初からそのつもりだった。会社の運転資金が尽きたらゲームオーバー。作った会社を清算して就職しようと思っていた。悔しいけど、就職することで家族の生活を守ること…
会社を飛び出すように辞めて6年が経とうとしている。あれから始まったサバイバルのような日々を思い返すと胸の奥がグッと苦しくなる。今は起業した会社もなんとか軌道に乗せることができ、最愛の妻と幼い娘ふたりと穏やかな日々を過ごせ…