TOOLS 113 宇宙にお願いしてアメリカでダンサーになった話 / Mihoko Love(英語で自分革命モチベーター)

Mihoko Love 「じゃあ、ちょっと踊ってみて。音楽かけるから」1番待っていた、けれども、怖かった言葉だ。大抵、人生では、恐怖の向こうに、喜びで溢れた瞬間がある。深呼吸をして、よし! 全力で飛び込んでみよう。未知の世界は1番怖いけれど、1番エキサイティングだ。
宇宙にお願いしてアメリカでダンサーになった話

Mihoko Love ( 英語で自分革命モチベーター ) . 


自由に生きるために 
あなたの声を、宇宙に届けてみよう

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“ I wanna do this!  It’s so ideal! ”

「こういう仕事、やりたいなぁ〜。すごく理想的!」

そのとき宇宙とつながったのは、FacebookのWallだった。一緒に載せた写真は、ライトビームが飛び交うクラブで前日撮ったダンサーたちの写真。高い真っ白なテーブルの上で、 黒のビキニをベースに斬新なベルトや編みタイツを体に巻きつけたセクシーなダンサーたちが踊っている写真だ。

ダンスの基礎など何もないけれど、小さい頃から音に合わせてgrooveするのが大好きだった。だから、彼女たちを見たとき、Coolなミュージックに合わせて、自由に踊って、それが仕事になるなんて! 絶対楽しいに違いない。踊り明かした次の日でも、まだまだ踊りたい気持ちでいっぱいでいた。

Mihoko Love

What an ideal job for me!  
なんて理想的な仕事なんだろう!

そんな気持ちから、Wallに書いてみた。どこかに届けようとか、誰かに見て欲しい、という願いよりも先に、そのときの瞬間の気持ちを、体の外へ出してしまいたい、何かで表現をしておきたい、そういう衝動に駆られたからだ。

宇宙とつながったとわかったのは、 数日経ってからだった。

ナイトクラブのマネージャーから、なんとメッセージが来たのだ。自分が行ったクラブではなかったけれど、同じようなホットなクラブだ。

「興味があるなら、おいで。オーディションをしよう」
  “ If you’re interested, come on over. We can do the audition! ”

「わお。すごい」” Wow! That’s AMAZING! ”

宇宙に声が届いた! Universe heard me! 

信じられなくて、何度も読み返した。暗記するほど、穴が開くほど、読み直す。

本物だ。飛び跳ねて喜んだ!

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胸が高鳴るオーディション

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数日後、ダンサーたちの真似をして、ブラックが基調のスタイルに、フェイクのアイラッシュをつけて、ジャケットを羽織り、車を飛ばしてクラブへ向かった。まだ周りが明るい中で、こんな場所へ行くのが、すごく不思議。駐車場を見つけ、 Google Mapに助けられながらクラブを探す。行ったこともない場所、逢ったこともない人を目の前に、まだ知らないドアを開く快感を感じる。 

英語で ” I get butterflies in my stomach.”という表現がある。「お腹の中にちょうちょがいる=ドキドキすること」を意味する。だいすきなちょうちょたちをお腹でバタバタさせながら、駆け足で急いだ。

クラブの前に到着! 

ドラマでよく見るような、体格がいい、言葉通り、何でも跳ね返しそうなバウンサー(bouncer)が、大きな錆びついたドアの前に立ちはだかっている。

Hi! I’m Mihoko.  I’m here to meet Rick. 

簡単に自己紹介をする。「リックは1階にいるよ」と緊張がほぐれた別人のような笑顔で教えてくれる。

夜のクラブはライトだけが目立って、すべてをリズミカルに、夢の中のように綺麗に映し出してくれるけれど、明るいクラブは別世界。染み付いたカーペット、ほつれたカーテンなど、なくてもいい情報が目から入ってくる。

こちらを向いて、あたたかいスマイルをくれる人がいる。リックに違いない。背が低く、 小太りの白髪混じりのおじさまだ。雰囲気から想像すると、イタリア系かな。リトルイタリーでピザ屋さんをやっているのが似合う。映画でクラブを仕切っている男と言えば、大抵もっとワルで、何をしでかすかわからないワイルドなイメージだ。そんな大柄で、声も態度も大きいイメージとはほど遠い、正反対と言ってもいいほど、リックは何でも相談に乗ってくれそうな親しみやすい笑顔で、あたたかく迎え入れてくれた。

「そこの手すりを持って〜 右足はその上の段に。そうそう。いい感じ!」

リックの指示で、階段と廊下のスペースを使いながら、いくつかポーズをし、写真を撮る。

そして、彼が言った。

「じゃあ、ちょっと踊ってみて。音楽かけるから」

1番待っていた、けれども、怖かった言葉だ。

大抵、人生では、恐怖 Fearの向こうに、喜びで溢れた瞬間 Blissful Moment がある。

Inhale~ Exhale~ 深呼吸をして、よし! 全力で飛び込んでみよう。

Dive into the unknown!  未知の世界は1番怖いけれど、1番エキサイティングだ。

まだ誰もいないクラブで音楽が響き渡る。お腹に響くようなベースが効いたビートだ。気持ちいい。

ダンスの場所は、2階のブース。あと1時間ほどで1階のホールには人々が溢れるはずだ。そう想像すると、余計に興奮が高まった。

音楽がかかると自然に体が動き出す。どんな曲だったか忘れてしまったけれど、夢中な時間は飛び去って、あっという間に2曲が終わった。

“ YOU are hired, Mihoko! ”

いちばん聞きたかった言葉が聞けた! やったあ! ジャンプしながらお礼を言う。

” Thank YOU sooooo much, Rick!! ”

“ Can you start from tomorrow? ” 「明日から来れる?」

 “ Of course! ” 「もちろん!」

宇宙とつながった。

気になること、興味のあること、やりたいことがあるときには、どんな形でもいい、表現してみよう。宇宙に声を届けてみよう。

Ask the Universe for it.

そうすると向こうからやってきてくれる。

踊りが仕事になるなんて。(編集部注:Mihoko Love 本人です)

踊りが仕事になるなんて。(編集部注:Mihoko Love 本人です)

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ジム・キャリーも宇宙を味方にしていたの、知ってる?

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Jim Carrey の有名な Maharishi International University でのスピーチを聞いたことがあるだろうか? まだだったら、ぜひ観てほしい。彼の限りないユーモアと真摯な気持ちが伝わってくる素晴らしいスピーチだ。

https://youtu.be/V80-gPkpH6M

最近の彼は、映画「MASK」のような昔の Jim Carrey というイメージから自ら抜け出し、宇宙と交信しているように見える。ここでスピーチからの言葉を紹介したい。

彼は言っている。

“ What we really want seems impossibly out of reach and ridiculous to expect so we never dared ask the universe for it. ”「わたしたちが本当に欲しいと思うものは、手が届くことが不可能に思え、期待することが馬鹿馬鹿しく見えるため、あえて宇宙に声を届けようとは決して思わない」

“ I’m saying I’m the proof that you can ask the universe for it. ”
「わたし自身がプルーフ、証拠なんだ。『きみも宇宙にお願いすることができる』という証拠なんだよ。」

“ And if it doesn’t happen for you right away ”
「そして、もし、すぐには何もきみに起こらないとしたら、」

“ it’s only because the universe is so busy fulfilling my order. Party size! ”
「それは、わたしのオーダーを満足させようと頑張ってくれているからなんだよ。パーティーサイズのね!」


超ビッグな Jim Carrey からの言葉だと説得力がある。そして、ユーモアを交え、真剣でポジティブなことをさらっと言えちゃうところも、すごい。

やりたいことがあるときには、伝える、尋ねる、表現してみよう。とにかく、思い切って、その気持ちを宇宙に放ってみよう。

Ask the Universe for it. 

ニューヨークに行きたいと思っているときにその機会をもらえたことも、アートスクールを早く卒業できたことも、幸せじゃない関係を終わらせられたことも… すべての瞬間たち、数々の大切なつながりを、Thank YOU, Universe. 宇宙に感謝。助けてくれた人々に感謝。I’m forever grateful. 

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今、あなたが惹かれていることは何だろうか?やってみたいことは?

 
わたしが惹かれているのは…

●自由大学で講座を開きたい。それぞれの殻を破るお手伝いをし、コミュニケーションの楽しさをみんなと体感してゆきたい。

●このAsk the Universe for it! をムーブメントにし、みんなの夢を叶えたい。

●本を出版し、ポジティブエナジーを日本中、世界中に広げたい。


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宇宙へのお願いするときのポイント:

 

①  Express Your Genuine Feeling in a Positive Sentence: 
  やりたい気持ちをストレートに肯定文で表現しよう。

否定文で「〜しないようにしよう」、例えば、「自分を疑わないようにしよう: Don’t doubt myself.」と言うと、疑うことに脳はフォーカスしてしまう。なぜなら脳は否定語を理解することができないからだ。言葉にした後に、なかったことにできない、後から打ち消すことができないのだ。

簡単な例で言えば、こう言われたらどうだろう。「目の前にピンクの象がいると想像しないでください」…

 一生懸命、目の前のピンクエレファントを消そうとするが、なかなか消えてくれないはずだ(笑)。なので、否定文で浮かんだら、肯定文に置き換えて考えてみよう。「自分を疑わないようにしよう→自分を信じよう: Trust myself.」と、すんなり、気持ちよく、入ってくるはず。

 

②  No Negative Self-Talk:

 「もしかして…できないかもしれない」「ありえない…」「ぜったい無理…「でも…」など、否定的なひとりごとは、頭の中で削除して考える。自分が疑っていたら、宇宙まで声が届くわけがない。DREAM BIG! 言ったもの勝ち!大胆な気持ちで、言い放ってみよう。

 

③  I want to do〜もしくは、I did(過去形の形)で考える: 

例えば、I want to publish my book. と「〜したい」とピュアに望んでいる形で表現するか、または、I published my book.とすでに叶ったように過去形で言うこともできる 。余裕があれば、それが叶うことで、何につなげたいか、どうなりたいか、を考えると、宇宙はさらにその方向へ引っ張ってくれる。

 

④  そして、毎回、最後に、今あるものに感謝の気持ちを伝えよう。

Thank YOU, Universe, for everything. 宇宙へ伝えることは、いつでも、どこでも、できる。言葉にすることで、叶うパワーが倍増し、助けてくれる人たちも増え、どんどん進みたい方向へ惹きつけてくれる。

 

Mihoko Love

Ask the Universe for it.


Mihoko Love

Mihoko Love

(ミホコラブ)1月1日生まれのHappy New Year’s Baby! 東京生まれの神奈川育ち。青山学院大学英米文学科在学中に英語教員免許取得。ニューヨークへ単身留学し、School of Visual Artsでイラストレーション、 Harvard University Extension Schoolで環境マネージメントを学ぶ。アーティスト、イラストレーター、エッセイスト、モデルやダンサーなど様々な職を経験。アメリカ在住 10年。帰国後、人々の夢やゴールをサポートしたいという想いから、大手英会話スクール法人課トレーナーとして、英語講師を育成。企業や大学にてレッスンを、またコーチングやNLPを取り入れた独自のセッションを実施。 現在は、Spark! Workshopにも力を入れ、英語と自己啓発をテーマにSelf Revolution 自分革命を掲げ、様々な業界で活躍する人々に刺激を与え続けている。 Web: www.MihokoLove.com Instagram: @MihokoLove: https://www.instagram.com/mihokolove/ Note: https://note.com/mihokolove