スポールボーイズ 【第2話】 僕がクロアチアを目指す理由 <後編>
すべてが中途半端だった。40歳をすぎたいま、このまま老いていくのは嫌だと拒絶反応を示している。「これは人生のラストチャンスだ」ソフトボールは命の次に好きだったかもしれない。それも10年近く前に家庭の事情で断念してきた過去…
すべてが中途半端だった。40歳をすぎたいま、このまま老いていくのは嫌だと拒絶反応を示している。「これは人生のラストチャンスだ」ソフトボールは命の次に好きだったかもしれない。それも10年近く前に家庭の事情で断念してきた過去…
「なんて、美しいんだ」彼らの投球フォームは、軽やかなリズムを刻み、心地よい衝突音を奏でて、次々と僕らのボールを弾いていく。試合中の僕らにとってクロアチアは、何度ボールをビュットに近づけたってほぼ100%の確率でことごとく…
「どんな分野でもいいから、世界一になりたかった」いまさら人に言うのは少し恥ずかしいのだけれど、これが僕が10年前にスポールブールを始めた本当の理由だ。いつか「何者か」になりたいと想う若者は多い、僕もその一人だった。 連…
新連載を準備しています。 著者の森川さんは普段は大手ゲーム会社に勤務しながらも、「週末日本代表」としてスポールブールの普及活動をしています。 さて、どんな内容になるのか、簡単に紹介していただきましょう。 …