【第２５５話】猫の足音を聞いたことがない / 深井次郎エッセイ
なぜ説教は伝わらないのか 書く表現といっても、いろいろありますね。ビジネス文書や研究論文から小説、詩などの文芸まで。それら書く表現の中でも、ぼくにとってはエッセイがやはり伝えやすいです。伝えたいメッセージが…
4月, 2016
TOOLS 75 “東京暮らし” で沁みついた “依存心” と向き合う/上野 真由香 （ ライター ）
いろんな物やサービス、いつでもつながれるネットワークがある今、私たちは無意識のうちに刹那的に寂しさを埋めてくれたり自分の問題を責任転嫁できるようなツールに流されたりしがちです。でも、そのツールに自分の身を預けてしまうと、…
【第２５４話】飛んでから根を張る / 深井次郎エッセイ
作品を世に出せる人、一生出せない人 作品づくりの足をひっぱるのは、「遊びの誘惑」でしょうか？ これが実はそうではなくて、「勉強の誘惑」なのです。 「本を書く」でも「起業する」でもそうですが、な…
面倒な映画帖２０「ユマニテ」 サイキックおじさん、あらわる！
郊外の市街地で静かに生きているこの人が、サイキックかもしれないという奇妙な説得力が気に入ったのか。あまりにも打算ばかりの生活を送りながら、どこかで人知の及ばない何かを信じたい、そういうものが存在して、ありえないことが起こ…
TOOLS 74 はみ出してこそ / 林 道子（ Chiko House コンシェルジュ / プランナー ）
本当はこの家に戻るべきか、すごく悩んだ。安定してしまうんじゃないか。守りに入り、新しいことに臆病になるんじゃないかと。脱サラして、今は社会的に何の看板もなくて、全く無名のただのおばさんになって思うことは、失うものなんて、…
【第２５３話】手でつかめない風景 / 深井次郎エッセイ
なぜ手書きデザインが増えている？ 普段、手書きすること、ほとんどないなあ。たまにホワイトボードなんかに書くと、字の下手さ、漢字の忘れぐあいに、照れてしまいます。 自分のノートは手書きでメモしま…
【第２５２話】勇者の肩書きを持たないぼくらへ / 深井次郎エッセイ
持たざる者の生きる道 経歴詐称をしてしまった経営コンサルタントが話題にのぼりました。それをうけて先週は、どの分野にも「持てる者」と「持たざる者」がいるという話をしました。「持たざる者」が「持て…
TOOLS 73 “東京疲れ” を無視していたら私が壊れた/上野 真由香 （ ライター ）
編集者としての会社員生活を辞め、フリーランスで活動を始めた矢先のことです。私はとにかく働くことでしか自分の存在価値を見出だせなくなっていたので、許容量以上の仕事を受けていました。「なんでこんなになるまで放っておいたの！」…
【第２５１話】持つ者、持たざる者 / 深井次郎エッセイ
ウソで成功するのもつらいよ 自分を飾るためにウソの経歴を書く。そんな経営コンサルタント氏がメディアで報道されたので、この機会に少し経歴について考えてみました。 バレてしまったのは…