3月, 2015

新潟へ映像制作合宿に行ったときのひとコマ。集合写真を撮ろうとして、リモコンをチェックしている

【第211話】クリエイティブとは生き抜く力 – 法政大学で「理想のクラス」をつくった4年間について – / 深井次郎エッセイ

    初めての教え子たちが卒業する その輝かしい日にぼくはなにを思うのだろう   教え子たちが卒業する。世の中の担任の先生たちは、この感動を何度も経験しているのか。達成感とさびしさと。うらやましいな…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第18話】 偶然か必然か? 新しい世界の扉を開くとき 〜瞑想との出会い〜 〈カンボジア〉

旅をしていると、「あぁ、最近、運動不足だー」と思うことが少なくない。もちろん、よく歩く。だけど、日本にいたときはジムに通って、意識的に腹筋や背筋を鍛えたり、肩甲骨まわりが硬いからマシーンを使ってそこを重点的にほぐしたり、…

島根県の海士町に渡った大野佳祐(おおのけいすけ)の飛んでみなけりゃはじまらない!

飛んでみなけりゃはじまらない! 【第3話】 生活費の変化について - 都会から離島に移り住んで、お金の使い方は変わったか? –

僕が東京時代に住んでいた高円寺駅から徒歩6分のマンションは94,000円だった。家賃と1ヶ月の生活費が一緒って、なかなかおもしろい。しかも間取りで言うと、今は東京時代の倍の広さに住んでいます(7畳から14畳)。 連載「飛…

現代美術私観 J・ケージならどうする?

TOOLS 37 現代美術私観 – J・ケージならどうする? – / 手柴有喜(日曜作家 / 日曜美術家 )

ケージは演奏家が演奏しないかぎりこの音楽は始まらないと言ったんだ。でもこれを見てくれよ。作詞・作曲、そして生演奏なんてテロップが入って無音の音楽を紹介しているんだ。カラオケを文字通り実践しているんだよ。この通り空のオーケ…

健康で元気になる食べものを自分にもみんなにも振る舞いたい

【第210話】理想の働き方が見えてくる質問 – どんな飲食店をつくりたい? – / 深井次郎エッセイ

もちろん、表現の仕事と飲食店では違うのですが、具体的なお店をイメージすると、どんなスタイルで働きたかったのかが見えてくるものです。 どこに向かってるのかぐるぐるしてきたら理想のお店を考えてみよう自分のワークスタイルが見え…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第17話】 目の前に広がる青空が教えてくれた、全てに終わりはあるということ 〈カンボジア〉

自分にとって「書く」こと、「発信する」ことは特別な意味を持っていて、ずっとやりたいと思いながらもできなくて、20代早々で一度は諦めた夢だった。だからこの旅が自分にとっての再出発。しかし実際に旅を始めてみると、うまく進めら…

「いま見たよな?」「ああ、間違いない。雪男だ... 」「え、どこどこ?」

【第209話】鏡をつくり反射させる – なぜ作家は自分の意見に自信を持てるのか – / 深井次郎エッセイ

 人間はひとりきりで見たものを「見た」とは言い切れないものなのです。確信をもつためには、鏡が必要。その鏡は自分以外の何かで、しかも綺麗に写らなければなりません。鏡がなかった時代は、水たまりでした。水面に自分の姿を写して、…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第16話】 果たせなかった役割と超えられなかった壁 〈タイ / ワークキャンプ後編〉

飲料水は貯めてある雨水。雨水をそのまま飲む国があるって聞いたことはあったけれど、まさかそれを自分たちが体験するとは。またそれと同じくらいビックリしたのはお風呂。ただでっかい樽みたいなものにホースを使って水を貯め、桶で汲ん…

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かどを曲がるたびに【第4通目】「新しい自分になるための学びについて」(後半)/ たなか鮎子

抽象的概念と現実の間に橋をかけようとする作業は、クリエイティブな考え方やデザイン思考の大きな助けになります。ではどうやって橋を架けるのか。答えはひとつ、「つながると思い込むこと」世界に存在するものは、必ずどこかでつながっ…

船から海に入った途端、船酔いはおさまった

【第209話】船酔いの法則 – 心身ともに健康に仕事を続けるために大切な6つのこと- / 深井次郎エッセイ

慣れない揺れで、しかも自分でハンドリングできない状況では、だれでもバランスを失って酔ってしまいます。 大きな組織であればたしかに揺れ自体は小さいですが、下の立場だと自分で仕事をハンドリングできないもの そこはバリ島、海の…

「旅って面白いの?」

旅って面白いの?【第15話】 ボランティアで試練、身も心もフルパワーで勝負だ!〈タイ / ワークキャンプ前編〉

「そろそろちょっと働きたいなぁ… 」全員が大学生の中、自分ひとりだけが30代、というのは初めての状況。自分がどういう振る舞いをするのか、どういう役割を担うのか、正直想像できなかった。そういう意味では、客観的に新しい自分が…

ドゥブロヴニクの城壁を歩いている時に出会った親子。アイスクリームに夢中の子どもがかわいい

TOOLS 34 ドゥブロヴニクで学んだ ”心の振れ幅”/武谷朋子(自由大学「じぶんスタイル世界旅行」キュレーター/トラベラー)

数を追う旅より、ゆっくりと自分の心の動きを感じながら旅をしたい。同じ場所に行っても、「見ただけの記憶」と「強く感じた記憶」では、その後の記憶の残り方が全く違うのを知っているから。心にもゆとりがないと、きっとその「動き」は…