1月, 2014

「がんばれ、ジャック」

【第035話】沈みゆく再生

【インド旅篇】 水没したiPhoneの話   この20日間の旅で保険を2度も使った。いままでの人生で保険をつかったことなどなかったが、今回はお世話になってしまった。保険会社に払った以上の金額を負担してもらったこ…

書きはじめましょうかね

【第034話】なぜ彼らは書くのか

    路上から自由を綴りはじめた冒険   すべての人に書きはじめることをすすめている。それは「出版など考えてもいないよ」という人にさえもだ。なぜ書くのか、その理由をあげだすと途端に何十にもなってしまうが、今日…

「道とおじさん」   俯瞰して眺める

【第023話】「と」の効能

    この「と」という言葉は、面白い。 関係性を考えさせられるし、 ものごとを俯瞰して眺められるようになる。   「わたしと会社」 「わたしの会社」 後者だと意味はかなり限定されますが、前…

忘れられてもいい

【第020話】空気みたいな人でいい

【インド旅篇】 なぜ死ぬのがこわいのか 痛み以外の何かとは ガンガーのほとりに死体が置かれていた。ぼくがここで死んだらどうなるかな。一瞬考えてみたけど、別に何も変わらないだろう。ちょっと悲しむ人もいるだろうけど、またいつ…

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【第019話】連載14日目の心境

夜中に酔っぱらって書いた ラブレターのような いやー、新年エッセイマラソン、きょうで14日目になりました。元旦スタートから2週間。ちょっと一息入れて、心境でもつらつらお話しようかと思います。 毎日連載というのは、初めての…

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【ハナサクトキ】 睦月 水仙

雪の中で春の訪れを告げる花 ———- 花屋では毎年、忙しいクリスマスシーズンの後には慌ただしく年末まで続くお正月の準備が待っています。そんな中大晦日を迎え、晴れて新年が明けた頃にやって…

「わたしは布屋です」「ぼくはブックライターです」

【第017話】資格は自分で出すものだ

【インド旅篇】 「あなたは何をやってる人ですか?」  セルフイメージの話 バラナシでは、ほどんど外国人に会わなかった。きっとガンジス川が氾濫したのを知って、みんなこの地域は避けたのだろう。ぼくらのような「情報弱者」以外は…

「マックに導入? 売るか売らないか迷うなぁ」©Arne Jacobsen  Egg chair, 1958.

【第012話】誰のためのデザインか

仕事を楽しくやっていきたいなら 好きなお客さんにだけ売ることです   人には相性がありますので、相性の合うお客さんとだけ仕事をすればいい。苦手な人たちとは距離をとればいい。あたりまえの、とてもシンプルなことなの…